【レビュー】※ネタバレ注意(ウィッチャー3)控えめに言って「神ゲー」でしたと胸を張って言えるーその1:重厚なメインストーリー編ー

とうとうエンディングを迎えた「ウィッチャー3」について、洋ゲー初プレイの僕が本音(レビュー・感想含む)を書き綴るための記事を書きたいと思います。

ストーリーの根幹に触れる部分が多々ありますので、未プレイの方やネタバレを気にする方はクリア後に新ためてご覧ください。

【ウィッチャーってどんな人?】

白髪のおじさん剣士が主人公で、陰鬱っぽい暗い世界にワラワラと湧いてくるグールやグリフォン、幽鬼などのモンスターを狩る仕事を請け負う。

 

メインストーリーがとにかく面白い

和製RPGのような典型的なボーイミーツガールではなく、小説版ウィッチャーを元にした中世ヨーロッパの「剣と魔法のファンタジー」でありつつも、街や村の外には怪物が闊歩しているやや陰鬱な世界。

 

異世界から現れた謎の軍団「ワイルドハント」に追われる娘のように大事に育てた女ウィッチャーシリ(本名:シリラ・フィオナ・エレン・リアノン)を救うため、豊富な経験を活かして世界中を探し回るウィッチャーのゲラルト。

一方で、南方の大国ニルフガードは勢力拡大と領地拡大を目的に、北方諸国への進軍を進めていきます。北方諸国とニルフガードはすでに2回の大戦を経験しましたが、ウィッチャー3で語られた「第三次北方戦争」がこの世界の結末を決める大きな火種となりました。

 

エルフやドワーフをはじめとした数多くの非人間族は、人間世界での共存を強いられつつも、時には差別や排斥の憂き目に遭い、不遇な日々を過ごしています。

ウィッチャーや女魔術師も、分類上は非人間族であるため、行先で罵声を浴びせられます。さらにはウィッチハンターによる魔女狩りが盛んに行われている街も。

 

暗く重い世界の中で、怪物退治の依頼を受けて人々の生活を守るウィッチャーであるにも関わらず、非人間族であるが故に心ない言葉を浴びせられるゲラルトはシリを救うことだけを目的に前進し続けていくのです。

 

シリとの邂逅とケィア・モルヘンの戦い

シリとの邂逅はメインストーリーの後半で達成。

ウーマにかけられた呪いを解き、彼から聞き出した情報を元に「霧の島」へ渡ったゲラルトは、ようやく愛娘であるシリとの感動的な再会を果たすことに成功しました。

 

ウーマの呪いをかけられていたエルフの魔術師アヴァラックは、ワイルドハントからシリの身を隠すため「霧の島」に彼女を隠したとのこと。ゲラルトがシリを見つけた際、彼女は仮死状態でしたが、アヴァラックが用意した光の球体がシリの体の中に入ると、仮死状態から無事に復活を遂げます。

 

そして、異世界を自在に渡り歩く事ができる力を狙い、謎の軍勢ワイルドハントがシリを追いかけてきます。ウィッチャーたちの故郷であるケィア・モルヘンにシリを連れ帰ったゲラルトは、旅を通して出会った知り合いを味方につけ、ワイルドハントを迎え撃つことにしました。

 

強力で頼りになる仲間たちとの作戦会議を経て、シリを追いかけるワイルドハント撃退方法を模索。イェネファー、トリスやキーラなどの女魔術師たちは魔法障壁・魔法攻撃などのサポート役、ゲラルト、ランバート、エスケルやヴェセミルなどのウィッチャーたちは白兵戦を中心に、ケィア・モルヘン砦の外でワイルドハント勢に応戦する役割を担います。

 

一方のシリは、自分だけがみんなに守られ、戦いに参加しないよう説得されることに納得いない様子。シリをワイルドハントたちから守るための戦いなので、仕方ないことです。

とはいえ、シリは気が強い(大人しく待っていられない)女性であることをみんな分かっていながらも、「ぐれぐれも前線には出てこないように」と釘をさします。

 

そして、作戦会議後のひと段落を終え、物語は大きく動き出します。

ケィア・モルヘンの戦いは言うなればほぼ頂上決戦。ウィッチャーと女魔術師他精鋭vsエレディン率いるワイルドハント勢の総力戦です。

 

ワイルドハントとの戦いの果てに

各々が持てる力の限りを尽くして、シリを守るための総力戦が始まります。

トリスはゲラルトたちの合図を待って魔法攻撃の準備、イェネファーは魔法障壁で砦のガード、ゲラルト・ランバート・エスケル・ヴェセミル・エルミオンたちは最前線でワイルドハントを迎え撃ちます。

 

サブクエストをきちんとクリアしておくと、キーラ・ヤルマール・ロッシュ・ヴェスなども参戦してくれますので、メインクエスト以外もしっかりと攻略しておく必要があります。

女魔術師たちの強さは折り紙つき。火炎で敵をバッタバッタとなぎ倒し、障壁で攻撃を弾くこともできるほど強力な魔法を使うことができますが、それでも敵勢力の圧倒的な数には苦戦を強いられてしまいます。

 

ワイルドハントの襲来を察知して、シリは居ても立ってもいられず、砦から外へと飛び出します。時同じくして、エスケルが敵将イムレリスと一騎打ちの最中。あと一歩で倒されてしまうかもしれないというピンチに颯爽と駆けつけるシリは生き生きとした目でこう言います。

 

シリ「ね?私だってやれるのよ」

 

ワイルドハントたちが砦内部へ侵入したことにより、強大な冷気が充満し、前線組は皆氷漬け状態に。敵の狙いはあくまでもシリ確保のため、ウィッチャーたちは粉々に破壊されずに済みましたが、下手したらこの時点で全滅もあり得ました。

 

ヴェセミルはいち早くシリと合流し、シリを守るよう行動を起こします。しかし、ワイルドハントの王エレディンと敵将イムレリスがシリの元へと歩みを進めていく緊迫の瞬間。

ヴェセミルがイムレリスに捕まったことにより、シリは観念して投降する覚悟をしますが、最悪の事態を避けるため、ヴェセミルは自身の命を投げ打ち、隠し持ったナイスであえてイムレリスに攻撃をして、首をへし折られることを決断。

 

自分がいなくなることで、シリはエレディン・イムレリスから逃げ出してくれると期待しての行動なのでしょう(ヴェセミル生存ルートは無いようです、、、)。

 

ヴェセミルの死をきっかけに、シリは自身の中に眠る「古き血脈」の血の力を解放。解放した力は全く解放できておらず、ワイルドハントだけでなく辺り一面の建物や人間全員を討ち亡ぼすほどの勢い。

 

ここで目を覚ましたアヴァラックが暴走したシリの力を抑えるための呪文を唱えます。

アヴァラック「グヴィード・グヴィード・アンシム・シムモルス!」

 

ようやく収まった暴走したシリの力。そして、倒れこむシリと他の仲間たち。彼らが動けるようになった時には、変わり果てた姿のヴェセミルが眼前に映り込みます。こうして、ワイルドハントとウィッチャーたちの壮絶なシリ争奪戦が1つの区切りを迎えました。

 

師匠、追悼

狼流派の師匠として、ヴェセミルの教えを学んだゲラルトとシリ。

大きな犠牲を払って、ようやくワイルドハントたちを撃退するも、もう戻ってはこない師匠ヴェセミルを想い、シリは自分がケィア・モルヘンに戻ってきたことを悔やみ、涙を流します。

 

ヴェセミルの死を悲しみ、涙を流すシリにゲラルトは「自分を責めるな。ベッドの上で死ねるウィッチャーなどいない」と優しくも重い一言で窘めます。

 

大きな戦いが一旦終結し、彼らの間に大きな悲しみと大きな課題を残しました。

このケィア・モルヘンの戦いから物語は一気に佳境へと突き進んでいきます。ウィッチャー3の前半で歩んできた道のりがここで1つにまとまっていき、ワイルドハントたちとの「最後の戦い」に向けて動き出します。

 

感想・レビューまとめ

メインストーリーを全てクリアした時点での感想は下の通り。

 

【ストーリー】★★★★★(星5つ)

【映像】★★★★★(星5つ)

【音楽】★★★★☆(星4つ)

【操作性】★★★☆☆(星3つ)

【難易度】★★★☆☆(星3つ)※難易度選択次第

 

メインストーリークリアまでの総時間は約60時間ほどですが、サブクエストやその他のやりこみ要素を加えると200時間も300時間もかかりそうでした。

僕が購入したウィッチャー3GOTY版にはDLCが2つ収録されていますので、これらを加えると総時間は100時間ほどとなります。

 

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