前々から興味があったAirPods Pro。
発売から1年半経過してそろそろ新型も発売するであろうこのタイミングで遂に買ってしまいました。
多分、半年以内に新型が発表・発売されると思いますが、ワイヤードイヤホンの煩わしさに耐えきれず、遂に購入に踏み切った次第です。
特に、これまで愛用していたBose SoundSport Wireless Headphonesがアップデート後にバッテリー充電上限20%を超えなくなってしまったのが大きな原因。
※ちなみに、前述のワイヤレスヘッドフォンはMacbook Pro経由で直接アップデートをかけたらバッテリー充電上限問題が解消したというおまけ付き。
実際にAirPods Proを自腹購入した僕の本音レビューを書き綴りたいと思います。
開封の儀
まずは先例に倣い、開封の儀から。
小ぶりですが結構重量感があります。
いつものように、開封した瞬間には取扱説明書がお出迎え。
そして、説明書を取り出すと、AirPods Proが登場しました。本体に傷がつかないようにしっかりとガードされています。
AirPods本体を取り出し、内容物一式を並べてみました。
AirPods Proのセットがこちら。
AirPods Pro、充電ケース、替えのイヤホン、ライトニングケーブル、取扱説明書が入っています。
実際に持ち運ぶことになるAirPods Pro & 充電ケース。デザインがシンプルなのに高級感があって良い感じです。
充電ケースもツルツルとした手触りが良くて、ついつい不必要にいじり倒してしまいがち。ちょうど手のひらサイズにまとまっているため、出かけるときにスッと握って外に出ることもできます。
ケースを忘れずに購入するべき
最初に失敗したと感じたのは、AirPods Pro充電ケース用の保護ケースを買い忘れていたという点です。
ネットで色々と探してみたのですが、デザイン面と機能性を鑑みて、以下の保護ケースを購入しました。
シリコン製だとポケットやカバンに入れた時にホコリの付着が気になるのと、傷やスレが目立ちやすいのでしっかりしたタイプにしています。
開いても違和感なく取り出すことができるので結構気に入ってます。
iPhoneと接続してみた
手持ちのiPhone 12 Pro MaxとAirPods Proを接続してみました。接続方法はとても簡単で、本体同士を近づけて、AirPods Proの蓋を開いた状態で、iPhone画面の「接続」をタップするだけで完了します。
接続完了後の画面がこちら。
同じApple製品同士だからこそできる違和感のない接続工程が本当に素晴らしいと思います。
ノイズキャンセリング機能がやばい
耳に装着した瞬間、「電車の走行音が消失」。
本当に、AirPods Proを両耳に入れた瞬間に、周りの雑音が急激に消えていきました。
音楽を流すと、とてもクリアな音が聴こえてくるという使い心地。正直、ノイズキャンセリング機能はおまけ程度と思っていたのですが、期待以上の性能で驚いてます。
雨の日も大きな効果を発揮してくれました。雨音や車の走行音などが「サッ」とかき消える感じが堪りません。
反対に、AirPods Proを耳から外した瞬間に、街中の雑音が一気に押し寄せてきます。何かに似てる印象を覚えたのですが、例えるなら、「映画の重要なワンシーンを現実で体験する」かのような感覚です。
携帯性は抜群、ただしめちゃくちゃ滑る
実際に手のひらに収まるサイズのAirPods Pro一式。ポケットにもカバンにも自然に滑り込ませることができ、必要なときにすぐ取り出せるので携帯性が良く、使い勝手も最高です。
ただし、AirPods Pro本体をバッテリーケースから取り出そうとするときにツルツルず滑りすぎるせいで落としそうになることも。そのため、取り出すタイミングや場所を意識しておかないと「滑って落とす」という危険があるのが少々難点。
音質は必要十分
よく「AirPods Proは音質が残念」などというレビューを見かけることがあります。「なるほど、では音質は妥協すべきかな」と事前に覚悟した上で音楽を再生してみました。
しかしながら、一般人である僕の耳ではもう一つのワイヤレスイヤホン「Bose SoundSport Wireless Headphones 」との明確な違いを聴き取る分けることはできませんでした。
普通の人がAmazon musicやApple musicを聴く分には全く問題なく使用できます。
そもそも音質に本気でこだわる人はワイヤードイヤホン/ヘッドフォンを使うでしょうから、ワイヤレスのメリットである「利便性」という面で考えたら必要十分でしょう。
Apple Careは加入必須
Apple Care+ for Headphoneは加入必須です。
特にワイヤレスイヤホン/ヘッドフォンは「バッテリーが急速にへたる」と言う問題を抱えています。
特にリチウムイオンバッテリーは毎日使用で1年半〜2年程度で満充電容量が半分未満に低下することが確実という性質を有しています。
僕は向こう4年ほど継続利用の予定ですので、2年経過前にAirPods Pro本体とバッテリーケースを交換するつもりです。
AppleCareに加入していれば、いずれのバッテリー交換(という名の新品交換)をしてもかかる費用は「0円」!!新品交換を前提にすれば、AirPods Proのコスパは普通に買うより格段に向上することが見込めます。
時期によってはセールも
新型フラグなのか、AirPods Proが20%ほどのセールになっている現在(2021.05.01時点)。
最近は遠隔会議などが多いので、新型に拘らない方はセール時期を狙って買っておくのもありだと思います。
Apple Careに加入しても3万円を切る値段で入手できるので、お得に買うチャンスがあったら手を伸ばしておくと音楽周りのQOLが格段に向上します。
総合評価
AirPods Proを購入してから、1週間毎日使い倒した時点での総合評価です。
音質 | ★★★★☆ |
性能 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
バッテリー | ★★★★★
(要AppleCare +加入) |
値段 | ★★★☆☆ |
音質・性能・携帯性の面ではかなり高水準である点に関して、実際に使い倒したことで強く実感できました。
一方で、バッテリーはApple Care +に加入することが必須です。そうでなければ1年半〜2年でバッテリーが劣化して使い物にならなくなりますので、一気にコスパが急落します。
AirPods Pro購入時は本体価格と保証加入料金を合わせることが前提のため、価格面では初期投資額が大きくなりますので評価はややマイナス。
まとめ
「AirPods Proを買うべきか否か」という問いに関して答えるとしたら、「iPhoneやiPad、MacbooknなどのApple製品を持っているなら迷わず買い!!」と言えます。
ただし、発売開始が2019年10月であるため、2021年中に新型のAirPods Proが登場する可能性が高いと思います。最近の傾向を鑑みると、ブラック(黒)バージョンやその他のカラーバリエーションも発表されるかもしません。
最近では遠隔会議などで活用する機会がかなり増えていますので、この機会にワイヤレスイヤホンデビューを検討している方はセールになったタイミングでの現行品か、これから発表される新型のAirPods Proを購入することをオススメします!