【働き方】「仕事ができる」「仕事ができない」の境界線をこの際ハッキリさせてみようと思う

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「Aさんって、仕事できるよねー」

「Bさんはどうしてこんなに仕事できないのかな」

 

過去に、「仕事ができないBさん」になりかけた僕が「仕事ができるAさん」としての地位を確立した今になって気づいた「仕事ができる人」と「仕事ができない人」の違いについて、共有したいと思い、このエントリに記しておきます。

 

「どうして自分は仕事ができないんだろう」と思い悩んでいる人、もしくは友人知人、ご家族などに読んでもらえると幸いです。

 

僕は試行錯誤の上、今のスタイルを確立することができましたが、できることなら早い段階でこうした失敗談を踏まえ、「仕事ができるAさん」を目指して頑張ってほしいと思います。

 

目次

仕事ができないBさんだった時の僕

 

僕自身、新卒時代は「仕事ができないBさん」状態に陥る状況が多々ありました。具体的な事例を挙げて、僕の過去の失敗体験そ紹介します。

 

「あんたを社会人として認めない!!」

 

早い段階で依頼されていた業務を仕事に不慣れな時期に渡され、後で処理しようとしていたら「いつまで経っても依頼文書が届かないって先方から連絡あったけど、まだ送ってないの?」と言われ、「まだ期間に余裕があるので、この後決裁に回してから送付予定です」と回答した際に、依頼者が大激怒。

 

「こっちは気を利かせて、連絡調整の後、すぐに書類を準備したのに、なんで貴方は自分の都合で仕事しているの?!社会人として認められないわ!」と一喝される。

 

思い返せば、これは確かに仕事の優先度設定ミスによる叱責だったので自分の落ち度であることがよく分かる事例でした。

 

「期限ギリギリまで未着手のせいで深夜残業」

 

大きな申請プロジェクトに必要な綴じ込み形式の書類作成の際、作成経験が無かったことから、「3日程度あれば終わるだろう」とたかを括って直前で作業開始。

 

これまた大失敗の経験となるのですが、文書の作成要領に従って準備するも、想像以上の分量かつ複製の手間暇、そして滞る決裁。

 

最終的に提出前日の夜に24時間開いている郵便局へ駆け込みダッシュで発送完了。

 

結果的に問題なく受理されたのですが、肝を冷やす失敗体験となったため、以後余裕を持った着手をするようになりました。

 

「飲み会」や「遊びのお誘い」を断れず

 

新入社員では良くある光景として、仕事終わりに先輩社員から飲み会のお誘いを受けるというものがあるかと思います。

 

元々飲み会自体それほど好きなタイプでは無いのですが、新入社員時代に先輩からのお誘いを断っていいのか分からず、葛藤していました。

(今では「急ぎの仕事があるので!」と言って即座に断ります)

 

仕事に慣れない時期に無理して終わらせようとしても、どこまでがその日やるべき仕事なのかさえ分かっていない状態で、方々に迷惑をかけてしまった記憶があります。

 

僕が実践した「マイ働き方改革」

 

こうした数々の失敗体験を経て、まだ時代が「働き方改革」を謳う前に、自ら「マイ働き方改革」を定めて、一気に仕事改革・改善を遂行することで、「仕事ができるAさん」へと体質改善に務めました。

 

「今、すぐに着手する」

 

仕事は終わりがありません。

アレを進めれば、コレに問題が出て、コレを解決しようとすると、ソレという課題が露見します。

そのため、「頼まれた仕事」に対しては常に「今、すぐに着手する」という姿勢に変えてみました。

 

大抵の仕事は、即座に対応すれば問題が大きくなる前に短時間・省力で解決が可能です。

 

頼まれた業務を後回しにしていった結果、他のメイン業務と同時進行で対応しなければいけなくなるというのが頻出の失敗例なのです。

 

「分からないなら頭を下げて教えを請う」

 

仕事していると「分からないこと」は山ほど出てきます。

 

法令、会計の知識、社内規則、書類作成ルールやメールマナーなど、多くの面で新卒は「知識不足」でオーバーヒートします。

 

Googleで検索しても、大半のことは、一般的な範囲の知識が検索結果として表示されているだけ。

 

結局のところ、同じ職場内で今困っている業務の処理方法に詳しい上司や先輩に頭を下げて聞く方がよっぽど早く解決でき、効率的であることに気づきました。

 

「知らないことを聞くこと」は決して恥ずかしいことではありません。事前に自分なりに必要な知識を仕入れ、考えた上で、詳しい人に教えを請うことで、きちんと対応方法を教えてもらえるのです。

 

分からないことがある時は、いつまでも1人で考え込んで無駄な時間を使うよりも、さっさと詳しい人に相談してみましょう。

 

「使う言葉を変える、意識する」

 

案外忘れられがちですが、とても大切なこととして、「使う言葉への配慮」と言うものがあります。

 

仕事は機械相手のみというわけではなく、必ず誰かしら人間相手に交渉するケースが発生します。

 

こうした時に「立場は違えど、関連する仕事を担うパートナー」という敬意を示しつつ、丁寧で物腰の柔らかい言い回しを心がけました。

 

批判や感情に任せた言葉ではなく、理性と語彙力を駆使したお願いの仕方で、人は誠意を持って対応してくれます。

(それでもダメな人は、とことんダメであることもありますが、そう言う場合はそっと疎遠になりましょう)

 

「相手の事情、性格、スタンスを把握する」

 

交渉にあたり、通り一遍で同じ言い回しをしても空振りとなるケースがあります。

それもそのはず。

 

1人1人別の個性を持った人間なのですから、考えていることも、心の琴線に触れるポイントも違ってきます。

 

ましてや、仕事に対する熱意や言うことを聞かせることができるキーパーソンも異なってきます。

 

その対策はとても簡単。

「しっかりと観察し、分析してみること」

 

これだけです。

 

ソリが合わない担当者というのは、確かにソリが合わないものですが、それでも仕事上の付き合いで対応しないといけないこともしばしば。

 

そのため、その人に思った通りの行動をしてもらうために、観察・分析を通して把握した好みや性格、言うことを聞かせることができるキーパーソンを見つけたら、ゆっくりと外堀を埋めながら迫っていくだけで解決します。

 

「仕事ができない人とつるまない」

 

悲しいことに、「仕事ができない人」というのは必ず一定数存在します。

 

無駄なタバコ休憩で離席する人。

窓口に立たない人。

提案・改善などの努力をしない人。

井戸端会議などのおしゃべりばかりの人。

 

そうした人は「サボり仲間」を求めています。

 

そのため、上で挙げたような「仕事ができない人」とはしっかりと一線を引くようにしましょう。

 

「アウトプットは6割〜8割で行う」

 

企画書や提案書など、完璧に仕上がるまでずっとディプレイとにらめっこした経験はありませんか?

 

そして、完璧だと思って提出したのに修正指示を受けてイライラしませんでしたか?

 

どうせ直されるのですから、必要以上に時間をかけて、葉枝までキレイに整えてから提出するより、完成度6割〜8割で見てもらった方が無駄な作成時間を省くことが可能です。

 

最終提出の際に完成度10割に到達していれば良いのですから、下書きの段階で意見を求めておくと効率的に仕事できるようになります。

 

「仕事ができるAさん」「仕事ができないBさん」の境界線

 

自分自身で体験したことを通じて考えてみると、

「仕事ができるAさん」は効率性・合理性を重視して無駄のないスピーディな対応をするスタンス。

「仕事ができないBさん」は自分都合で仕事を進め、勝手に思い悩み、誰かが助けに来てくれるのを待つスタンス。

 

こうして見ると、職場でうまく立ち回るには「受け身でウジウジ」よりも「能動的に明るく」振る舞う方が大きくプラスに作用することがわかります。

 

実際、上で紹介した事例はいずれも僕自身の体験談です。

同じ人間でも、立ち回り方を変えただけで、仕事上の評価が180度変わるのですから、実践の価値は大いにありますよ。

 

まとめ

 

数々の失敗を経て、どうにか職場内で一定以上の評価を得ることができるようになったのは、上で挙げた「仕事ができるAさん」としての工夫と実践による結果だと思っています。

 

自分自身の働き方・意識改善によって職場での評価が大きく変化した時に実践した具体的な方法として、参考になったものを取り入れてみてくださいね!

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