とうとうエンディングを迎えた「ウィッチャー3」について、洋ゲー初プレイの僕が本音(レビュー・感想含む)を書き綴るための記事を書きたいと思います。
ストーリーの根幹に触れる部分が多々ありますので、未プレイの方やネタバレを気にする方はクリア後に新ためてご覧ください。
【ウィッチャーってどんな人?】
白髪のおじさん剣士が主人公で、陰鬱っぽい暗い世界にワラワラと湧いてくるグールやグリフォン、幽鬼などのモンスターを狩る仕事を請け負う。
前回の記事に続いて、今度はちょっとアダルトな要素に関する内容を踏まえてまとめます。
アダルト要素、これがまた「良い」
怪物退治を生業とするウィッチャー「ゲラルト」と、古き血脈の子「シリラ」、そして彼らを影から支える女魔術師「イェネファー」が織りなす重厚な物語。
ウィッチャー 3の面白さは、この重厚な物語をゲームという媒体で「1000ページを超えるほどの膨大で良質な小説が目の前でストーリーが繰り広げられる」という点です。
、、、でありつつも!!
ちょいちょい挟まれる「大人のロマンス」や酔っ払いウィッチャーたちの「お下劣いらずら」が、重苦しい話の中でも最高のスパイスになってくれました。
剣を置き、鎧を脱いだら、ウィッチャーといえども一人の人間。
キレイな女性を見たらついつい手を出さずにはいられないところを見ると、自分とはかけ離れた人格者ではなく自分と重なるどこにでもいる普通の人という親近感を感じさせてくれます。
「大人のロマンス」は、イェネファーやトリスだけでなく、キャバレーの娼婦や旅先で出会った女剣士など多岐に渡ります。本命をイェネファーにするかトリスにするかだけしっかりと選んでおけば、ある程度自由恋愛(?)を謳歌することも可能。
愛馬ローチに乗って野山を駆け回っていた際に見つけたミニクエストにも関わらず、最後はまさかのロマンスオチだった時には笑いがこみ上げてきました。
(どこまで性欲に忠実なんですか、ゲラルトさん)
といっても、こうした自然発生的な「大人のロマンス」を含めてウィッチャー3はプレイしていて飽きない最高のゲームであると言えるのかもしれません。
ウィッチャー 流正装「上裸肉体美」
ひょんなことから、元カノであるトリスと一緒に、ノヴィグラドの魔術師たちを救うため、仮面舞踏会に乗り込むこととなった我らがゲラルトさん。
正装用の服を試した結果、貴族っぽい服が似合わなかったので、「ウィッチャー といえば筋肉!よし、いっそ上着なんて脱いでしまえ!!」ということで服装が決まり。
頼まれていたお使いをこなす心は少年のゲラルト。
ゲラルト「仮面を2つ買ってきた」
トリス「ちゃんと正装してくれなくて残念だわ」
ゲラルト「、、、」
「後でメニュー開けば服装なんて変えられるからこのまま乗り込んじゃえ!」と軽い勢いで仮面舞踏会に参加。
(そしてまさかの会場内では装備変更が一切できない仕様)
仮面舞踏会参加の前に、トリスに「ちゃんと正装してきてね」と言われたので、ウィッチャー 流の正装(上裸肉体美)にてパーティ会場へ。
(「いい加減にしろ。ご婦人は嫌がっている」と言われるゲラルト)
ちなみにゲラルトさんの正装(上裸肉体美)に対して怒られたのではなく、連れのトリスをヴィヴィアンと間違えての発言だった模様。
やはり綺麗な女性と見ると、口説かずにはいられないゲラルトさん。
女性が喜ぶ返答を選択していくと、ロマンスシーンに発展することが多く、シリを探す旅路の中でも、尻を求めるウィッチャー 。
(ちなみに、本命のイェネファー姉さんに後で怒られるのが怖かったので、トリスとのロマンスは避けるようにしていました)
ロマンスシーン代わりに夕陽のノヴィグラド
旅先で出会った美女には手を出さずにはいられないゲラルトさんですが、要注意なのはイェネファーとトリスのどちらを選ぶか決めておかないと最終的に孤独ルートになる可能性があります。
両方の女性と大人のロマンスを経験してしまうと、エンディング間近で両者から制裁を受けるサブイベントが発生するため、泣く泣くトリスを諦めた僕。
このゲームはプレイ中の選択肢によるエンディング分岐が多様すぎて、プレイしていてハラハラします。
お下劣?いいえ、いたずらっ子なんです
故郷であるケィア・モルヘンにて、旧友のウィッチャー たち(ランバートとエスケル)と夜更けまで酒を飲み交わした結果、「女が足りねぇ!」という話になった際の結末がこれ。
メガスコープで繋がった先の女魔術師を呼び出すため、イェネファー姉さんの服を勝手に拝借して着替え出す3人のウィッチャー 。
エスケル「嫌な奴だな。ほら、早く。とんでもなくきついんだ」
ランバート「何だよ、エスケル…腰がくびれてるな…」
(このシーンだけでも完成度高すぎて腹抱えて笑いました)
メガスコープ起動呪文を覚えていなかったゲラルト。
ゲラルト「ケドミル、ブローデ・ドゥオイン…ホーカス・ポーカス…アブラカタブラ…アース・ブラサンナ…」
(酔った勢いとはいえ、素人目に見ても適当すぎて嫌な予感)
メガスコープで繋がった先は、女魔術師ではなくどこかの貴族の部屋。
そして、それを画面越しで見た貴族「すまない…何も見てない」と一言。
物音に気付いたのか、ここでまさかの起きてきたイェネファー姉さん登場。
イェネファー「何かふさわしい言い訳はあるんでしょうね。どうなの?」
ゲラルト「、、、」
言い訳のセリフもなく、くねくねし続けるゲラルトさんの姿がシュール
感想・レビューまとめ
メインストーリーを全てクリアした時点での感想は下の通り。
【ストーリー】★★★★★(星5つ)
【映像】★★★★★(星5つ)
【音楽】★★★★☆(星4つ)
【操作性】★★★☆☆(星3つ)
【難易度】★★★☆☆(星3つ)※難易度選択次第
メインストーリークリアまでの総時間は約60時間ほどですが、サブクエストやその他のやりこみ要素を加えると200時間も300時間もかかりそうでした。
僕が購入したウィッチャー3GOTY版にはDLCが2つ収録されていますので、これらを加えると総時間は100時間ほどとなります。
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