真・女神転生Ⅴの全クリアを目指し、一気にストーリー攻略を進めていきます。
ただ、本作は「難易度ノーマル」が他ゲームにおける「難易度ハード」と同等であると言えるほど、道中の敵に全滅させられることも多いため、思うように進まない部分もあります。
新エリアへ移動した際、明らかに敵のレベルが高くなっている場合は、素直にレベル上げに勤しむことが重要であることをひしひしと実感させられています。
評価・感想
ボリューム | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★☆☆ |
グラフィック | ★★★☆☆ |
音楽 | ★★★★☆ |
操作性 | ★★★★☆ |
難易度 | ★★★★★ |
総合評価 | A(85点) |
画質が荒くなることを除けば、硬派なRPGとして一定のクオリティが確約されている本作。
他のゲームをプレイしたために数ヶ月ほど間を空けてしまったにも関わらず、どっぷりとのめり込んで楽しむことができています。
ダアト(千代田区)の散策
ベテル本部からの指示に沿って、魔王討伐に向けて歩みを進めるナホビノ一向。
ダアト(千代田区)はかなり迷う構造で、ミマン探しも兼ねてあちこち走り回っていましたが、何とかイシュタル到達時点でミマン149体を発見しました。
散策にあたり、フィールドマップの高低差が大きく、高台に見える「御厳(みいつ)」等を取りに行くために、かなり大きく回り道をしなければならないのが少々面倒だと感じます。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド、スカイリムやアサシンクリードオデッセイ等であれば、目の前に広がる崖も易々と登っていくことができたことを勘案すると、いまいち物足りないところ。
似たタイプでは「ポケモンレジェンズアルセウス」が挙げられますが、あちらは終盤ステージで空から移動することができたのが大きかったと思います。
スルト・イシュタルを撃破
先日八雲ショウヘイ相手に苦戦してから、常に主人公と同じレベル帯の強い仲魔を悪魔合体で作るようにしたおかげで、スルト・イシュタルは苦戦せずに撃破。
スルト戦は炎耐性でガッチガチにパーティメンバーを固めていけば、スルトの攻撃をほとんど受けることなく戦えるのでオススメです。
イシュタル戦に関しては、事前にフィールド上の「魔槍」を壊して回ると楽に倒せるようになります。マップ散策に時間はかかりますが、ボス戦が楽になることを考えると、フィールドを駆け巡る価値は十分あります。
ちなみに、「魔槍」を壊さずにイシュタルと戦った場合、通常行動に加えて残った魔槍の本数分の行動が増え、相当苦戦することになります。
衝撃と呪殺が弱点のため、ベルフェゴールやアリスを中心に編成すれば、プレスターンの利点を十分に発揮して簡単に倒すことが可能。
魔王城と扇風機
「なんで魔王のお城に扇風機あるん?」
ギミック系のダンジョンマップ感が強い魔王城。なぜ城の中に扇風機があるのか疑問がつきません。
一般的に、魔王城内のダンジョン構成は評判が悪いようで、先へ進むにも悪戦苦闘しているプレイヤーも多いようです。
このダンジョン構造に関しては、ソウルシリーズに近い何かを感じ、頭の中でマッピングしながら先へと進んでいくと、あっさり攻略完了。
「あぁ、真・女神転生シリーズにソウルシリーズ風のマップを組み込んだから、こうなったのか」
と妙に納得させられました。
ジャンルがRPGのゲームでアクション要素が求められるダンジョンマップを用意したせいで、思わぬところからプレイヤーの批判を受けることとなったのがこの「魔王城」というところでしょう。
魔王アリオクとの死闘
魔王アリオク戦はかなり苦戦しました。
想定よりも敵から受けるダメージ量がエゲツないため、悪魔合体でパーティメンバーの構成を大きく見直すことになります。
新たに悪魔合体で生み出した仲魔を引き連れて、7度目の再戦。
先ず2体のデカラビアが邪魔なため、破魔属性の攻撃で一気に削り落とします。
その後、魔王アリオク本体にはひたすら「マガツヒ:会心」状態の物理攻撃・雷攻撃を繰り返し、プレスターンを最大限活用して殴り倒しました。
大ボス系は、できるだけ被弾しない構成となるようパーティメンバーを柔軟に切り替える柔軟さが必要だと改めて実感しました。
まとめ
魔王アリオクを倒すと、トウキョウのベテル本部へと戻ることでストーリーが進みます。
この先もボス戦が待ち受けているため、改めて準備をし直す必要があります。
強いボスとのバトルが続くため、ナホビノのレベルが上がる度に悪魔合体を繰り返して、仲魔を強化していかないと挫折しそうになる難易度です。
手応えのある硬派な戦闘を楽しみたいプレイヤーにとっては、かなり理想的な難易度に仕上がっていると言えます。
ここ最近のお膳立てされた易しいレベルデザインではなく、「一見さんお断り」を強烈に実感させられる強烈な悪魔たちが待ち構えていますので、RPGでダークソウルシリーズ(エルデンリング)のような【死にゲー】を楽しみたいプレイヤーはぜひとも挑戦してみてください!
ちなみに、真・女神転生Ⅲの主人公「人修羅」がfigmaで発売されるようなので、予約購入が可能なうちにポチッとしておいた方がいいかもしれません。
※真・女神転生シリーズのフィギュアはそれほど数が出回らないため、ねんどろいどのジャックフロスト同様に発売後プレ値になる可能性も考えられます。