【レビュー】(ロストジャッジメント:裁かれざる記憶)プレイした評価・感想

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LOST JUDGEMENTのプレイを開始しました。

 

前作ジャッジアイズは年始3日間プレイし続けて、23時間で全クリアできました。

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ジャッジアイズのストーリーラインがしっかりしていたこともあり、かなりのめり込んで楽しめたため、続編「ロストジャッジメント:裁かれざる記憶」にも挑戦したいと思います。

 

 

目次

評価・感想

 

ボリューム ★★★★☆
ストーリー ★★★★★
グラフィック ★★★★★
音楽 ★★★★★
操作性 ★★★☆☆
難易度 ★★★☆☆

プレイしてみて、早々に「相変わらずストーリー展開が素晴らしい作品」だと感じました。

導入部分の強烈な事件現場から始まり、裏に潜む事件解決に向けて、丁寧にストーリーラインを追いかけていくこととなります。

 

また、前作で不評だった部分も大分削られていて、心地よく遊べるように改良されています。

ゲームシステムは「龍が如く」シリーズから引き継いでいる部分が大きいため、「龍が如く」シリーズが好きなプレイヤーには刺さると思います。

 

主人公のモチーフ(キャスト)こそ木村拓哉ですが、実際にプレイすると「八神隆之」であると思いながら進めていくことが可能ですので、パッケージデザインで購入を控えていた方にもその点を強く強調しておきます。

 

 

正統進化した続編

 

前作ジャッジアイズより3年後に発売された続編の「ロストジャッジメント:裁かれざる記憶」をプレイしてみたところ、ちゃんと正統続編として制作されていることを感じながら遊ぶことができています。

 

戦闘アクションもパワーアップしていました。

 

システムは前作と同様、アクションバトルとなっていて、ラッシュ攻撃やオブジェクトを活用した戦いで敵を倒していく形式です。

※どのゲームでも、「(ゲーム名) 戦闘 つまらない」という検索がサジェストされがちですが、本当につまらない戦闘システムのゲームは少ないと思っています。

(ただし、「ウィッチャー 3」貴様はダメだ!)

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ロストジャッジメントも期待を裏切ることなく、上手なストーリーテリングによって、ゲーム導入部分からグイグイとプレイヤーの興味を惹きつける魅せ方をしてくれます。

前作をベースとして全体的にレベルアップさせたバージョンという印象です。

 

 

「龍が如く7」の町が舞台

 

横浜・伊勢佐木異人町を舞台に、木村拓哉扮する「八神隆之」が事件解決に向けて再び動き出します。

特に「龍が如く7」にハマったプレイヤーにとっては、懐かしの異人町を散策できるだけでも涙を浮かべるほど(ではないかも)。

 

見慣れた(見飽きた)神室町からは脱出しているので、新鮮な気持ちで探索することができました。

神室町とは打って変わって、ネオンがぎらついた街並みでは無くなり、やや落ち着いたトーンの街並みである横浜・伊勢佐木異人町を探索するのは「龍が如く」シリーズ系譜の作品だからこそであると思いました。

 

「龍が如く7」春日一番を始めとした各面々が戦った舞台で、今度は八神隆之が戦いに巻き込まれていきます。

 

 

面倒なミニゲームが改善

 

前作で不評だった「サムターン回し」が廃止されました。尾行やピッキングは継続していますが、メインストーリー内での実行頻度は減少していて、ストレス要素の軽減に繋がっています。

ユーザーの声はきちんと制作サイドに伝わっているという良い現象ですね。

 

ストーリーを追いかけたいプレイヤーにとっては、ゲーム進行の邪魔になる要素を最小限にした方が、満足度の高いゲーム体験となるため、こうした姿勢は継続して欲しいと思います。

 

尾行も距離がだいぶ短くなっていて、サクサクと進めることができるようになっていたことに軽く感動を覚えました。

 

プレイヤーにとっても不必要な手間を削減して、本作の魅力であるストーリーに注力できるのは喜ばしい限りです。

 

 

新要素「スティール」

 

いわゆる「ステルス」です。

敵に気づかれずに進めていくモードですが、これは賛否両論な気がしました。

 

洋ゲーオープンワールドではステルス中に敵に気づかれても戦闘に勝利すれば良い場合が多いですが、ロストジャッジメントではリトライ扱いとなります。

主人公キャラもキビキビと動くわけではないため、若干の慣性によって足元のオブジェクトに体がぶつかり、敵に気づかれてしまうケースがありました。

 

「探偵」要素を押し出すには何かしらのドキドキ感演出が必要だったのだと思いますが、「見つかるたびリトライ」は少し面倒だと感じます。

 

 

「スケボー」×「探偵」

 

ジャッジアイズで不満を覚えていた移動が「スケボー」導入により大幅に改善しました。

 

歩道では使えませんが、道路上での移動速度が改善して快適になったのはとても嬉しいポイントです。

※「スケボー」×「探偵」…名探偵コナン…

 

 

豊富なサイドケース

 

相変わらずサイドケースが豊富です。

「バクマン。」曰く、「シリアスな笑い」を地でいく感じと言いますか、日常の中に起こり得る笑い要素を上手に昇華している印象を受けました。

 

前作でもメインストーリーの中に盛り込まれたサイドケースに関して、プレイ中に爆笑した内容が多数ありました。

※詳細は本エントリ冒頭の「ジャッジアイズ:死神の遺言」レビュー記事をご参照ください。

今作でも豊富なサイドケースをかなり楽しみながら遊ぶことができて最高のプレイ体験ができています。

 

 

でも、紙芝居は正直落胆

 

ゲーム開始時にキャラクター同士の会話が発生しましたが、「紙芝居スタイル」だったことに少し引きました。

前作では全てがきちんとムービーテイストで話が進行していたため、いきなり残念感を覚えた次第です。

スカーレットネクサス体験版をプレイした際にも感じたのは、リアル調のゲームは基本的に紙芝居でのストーリーテリングは削ぐわないという点です。

 

本作をプレイし始めて5分少々したところで、いきなり紙芝居が差し込まれた際には正直落胆しました。

しかも、冒頭だけでなくメインストーリー途中でも紙芝居が差し込まれてきましたので、ラストまで何度も紙芝居を見ることになると思うと気が滅入ります。

ゲームにおける没入感を壊さないためにも、ムービー中心のゲームでは紙芝居を取り入れるのは控えていただきたいところです。

 

 

「いじめ」等の社会問題に挑む

 

「電車内痴漢」に関するシーンや、高校内での「いじめ」といった社会問題を描く「ロストジャッジメント」。

 

ンシティブな内容にも関わらず、リアルな描写と「八神隆之」率いる探偵事務所の面々による活躍で安堵して解決に向けた動きを見守れる絶妙なバランスに仕上がっています。

 

男子トイレ内にまで監視カメラを仕掛けるのは中々のものがありますが、「いじめ摘発」のため死角を無くす対策としてはやむを得ない部分があります。

 

なお、海藤さんは高校を1年ちょいで中退しているため、久しぶりの学校にノスタルジーを感じている様子でした。

※半目の澤先生

 

 

まとめ

 

総じて、期待を裏切らない高クオリティなストーリーで安心してプレイできてます。

今作はゲーム操作時間よりもムービー鑑賞時間の方が長い印象が強いですが、その分片手間で遊ぶことができるので、気軽にプレイするのにも向いていると思います。

 

マイナス点としては「紙芝居での会話シーン」ですが、ストーリーの大筋はきちんとムービーが流れますので、ある程度目を瞑ります。

 

なお、割とムービーシーンが長いため、ブログ記事を執筆しながらゲームを進めることができてしまいます。

ゲーム好きな人から普段ゲームをあまりプレイしない方まで、幅広いプレイヤーにおすすめの作品だと言えるほど高クオリティですので、興味があったらぜひ遊んでみてください。

※1/5時点で、PS5版は新品でも定価から50%以上安くなっていますので、かなりお得に遊べますよ!

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