ジャックジャンヌ、面白いですね!
公演パートが一番ワクワクするのですが、今回は冬公演までの幕間を中心にプレイ記録を書いていきます。
白田先輩の心変わり
秋公演「メアリー・ジェーン」で目立った出番や活躍がなかった白田美ツ騎。
クラスの中でもどこか引いたポジションにいた彼は、秋公演で「自由に演じていた高科更史」を見て安堵していました。願い続けてはいたが、自分では一歩踏み出せずにいた「クラスの重圧を背負うフミさんに自由になってほしかった」という想いを口にします。
立花継希への期待や憧れ、闘争心を土台として、彼がいたころのクォーツらしさを維持しようと、誰にも相談することなくクォーツのアルジャンヌとして独りで頑張り続ける高科更史。彼の姿は白田美ツ騎にとって心苦しいものがあったのでしょう。
冬公演「オー・ラマ・ハヴェンナ」
稀代の奇才、根地黒門。
彼がとうとう冬公演の台本を仕上げました。
冬公演の演目は「オー・ラマ・ハヴェンナ」。
ハヴェンナは欲望と快楽の街。星のまたたきをかき消すネオンの光、月をも隠す人の闇。
この「オー・ラマ・ハヴェンナ」では、クラスメンバーごとに苦手とする面に向き合わなければ演じ切れない面を持った配役が割り当てられているため、「根字黒門の悪い部分が出ている」と揶揄されます。
再び、田中右宙為
冬公演の演目でダブルアルジャンヌの一人「チッチ」役を担うこととなった立花希咲。
自身が最も隠したがっている「女性らしさ」を表現しないと「チッチ」を演じることができず、「女性らしさ」を全面に表現すると「ユニヴェール退学」が突きつけられるジレンマに苛まれる。
独りで考え事をしながら校内を歩いていると、再び田中右宙為に出会う。
田中右宙為に悩みを悟られたのか、「俺の手を取れ。お前に足りないものを教えてやる」と言われます。
選択肢ですが、実質同一ルートのため、どちらを選んでも同様に進みました。
(僕は面白半分で、迷うことなく「手を取る」を選んでいました)
「お前、本当に男か?」と呟くように一言。
感覚の鋭い田中右宙為に一瞬で悟られた隠し続けてきた秘密。
「少女は少年を演じる」
演じ続けようとしてきた、誰にも話してはいけないコト。
秘密が完全にバレる前に、立花希咲はその場を後にします。
「全力で女性を演じる」ことへの抵抗
江西先生に呼び出される立花希咲。
「お前がもし、全力で女性を演じたら……女だと、バレてしまう可能性があるからな。」
「チッチ」役を上手に演じることができない彼女のため、江西先生は「隠し続けている女性らしさがチッチを演じる上で重要」と説きます。一方で、全力で女性を演じた場合のリスクも大きいことを諭します。
場面は白田先輩
これまで主役を担うことがなかった白田先輩。
今回はアルジャンヌとして「ルキオラ」を演じることとなりましたが、本人は納得がいっていない様子。
誰かの上の立つよりも、一歩後ろで好き勝手していた「歌い手、トレゾール」のポジションに心地よさと安堵を覚えていた彼にとって、まだ3年生の先輩たちがいる中での主役は荷が重いよう。
「カイさん。僕……降ります、アルジャンヌ。」
そう言う白田美ツ騎の横に並び立つ半目の睦実介。
(カイさん、ごめんなさい!!スクショのタイミング悪くて、半目になってしまいました!!ゴメンネ!)
ジャンヌ役のフミ
「オー・ラマ・ハヴェンナ」ではジャンヌ役を担当する高科更史。
アルジャンヌ歴が長かったせいか、ジャンヌ役を演じることに苦労しているようです。その上、「もっと!ハヴェンナらしく!」と根地黒門に強く言われていることも尾を引いている様子。
キスシーンの再現と織巻寿々
織巻寿々から真剣な相談がありました。
「なぁ、立花。もう一回手伝ってくれねーか?キスシーン」
ここできっと気づいていたのでしょう。
「立花希咲は、女なんじゃないか?」ということに。
白田先輩の覚醒
先輩たちを差し置いて、アルジャンヌを担うこととなった白田美ツ騎は、高科更史の「器」としての役割を終えたと考える睦実介に怒りを露わにします。
「もっと……もっと自分に自信を持ってください!
自分の役目はもう全部終わったなんて顔はしないでください!」
震えまじりに発せられる白田先輩の声に、プレイヤーの心まで揺さぶられそうになりました。
なお、ひた隠しにしてきた「女であること」という「秘密」に、思い切り気付いた方でもあります。
冬公演は幕間の日常ドラマパートがかなり豊富で時間がかかりました。
ここからいよいよ冬公演「オー・ラマ・ハヴェンナ」本番です。さぁさ、今回はどのような公演となるのか、楽しみですね。