少し暖かくなってきたので、ようやく散策に出かける気持ちになれました。
寒い時期が続くとどうしても外にできる機会が減ってしまうのが悩ましいところです。
それに、新型コロナウィルスの影響が拡大する中で、人混みが予想される観光地はできるだけ避けないといけないという状況。
そうした今回は茨城県の大洗周辺を一眼レフ片手に散策してきました。
最初に立ち寄ったのはポケットファームどきどき、そしてその中にある森の家庭料理レストラン。
受付で先払いし、待つこと約20分ほど。店員さんのスムーズな案内であっさりと席に座ることができました。
お店の中は天井が広く、開放的な空間設計がされていて居心地の良さを感じます。
こちらのお店は野菜料理中心のブッフェスタイルで、とても健康志向な料理が数多く並んでいました。
概ね40種類前後のメニューがずらっと並び、無くなっても定期的に補充してくれるので安心してゆったり食事することが可能。カレーも具材がたくさん入っていて、お肉や野菜の味をしっかりと味わうことができました。
どのメニューも新鮮な野菜がふんだんに使われているため、甘みが強く、すっと口の中で溶けていくよう。
お客さんの多くは、お子さん連れのご家族であるように思いました。小さいうちに野菜や新鮮な食材の美味しさを知ってもらおうと考えている親御さんの愛情を感じます。
その後、車を走らせること約1時間。
大洗磯岡神社に到着しました。
全体的に参拝客はまばらですが、有名なフォトスポットがあるため、カメラ機材を抱えた人を何人も見かけました。入り口にある白い大きな鳥居の前で記念写真を撮る方々もチラホラ。
神社というと、つい全景を見て満足しがちですが、改めて細部の造り込みを見るとすごい職人芸を感じます。
こうした職人芸を駆使した装飾の造り込みが盛り込まれた神社やお寺が建造されていた昔の日本は本当に「粋」の一言です。今の時代は機能性や実用性が重視される傾向にありますので、必要性のない装飾は省かれがちですが、時代を超えて愛される建造物にはこうした「遊び心」にも似たこだわりが必要なのかもれません。
大洗磯岡神社の大きな階段を下りた先に、海辺にポツンと佇む白い鳥居があります。
この日はすでに夕方でしたので、太陽とともに撮影することはできませんでしたが、夕暮れがかった空と白い鳥居が醸し出す情景は疲れた心を癒してくれるようでした。
朝日が登る時間に赴くと、鳥居を明るく照らす綺麗な太陽とともに素敵な写真を撮れる最高のフォトスポットだそうなので、興味ある方は足を運んでみてもいいかもしれません。
帰りに天然温泉・太古の化石海水 潮騒の湯へ。
露天風呂に浸かりながら海辺を見ることができるほどの傾斜はありませんでしたが、体を温めてから立って垣根越しに景色を見ると海辺の喧騒とした様子を見ることができます。