【レビュー】(メタルウルフカオスXD)アーマードコアⅥを開発中のフロムソフトウェアが描く最高にクールなアメリカ大統領

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タルウルフカオスXDを全クリアしました。

 

フロムソフトウェアお手製の「死にゲー」であるエルデンリングを全クリアし、ダークソウル無印・ダークソウル2・ダークソウル3を周回プレイ。

そしてBloodborneとSEKIRO(隻狼)も同様に周回プレイした後、完全に燃え尽きました。

 

「とにかく、フロムゲーをプレイしたい!!」

 

そう思い立ち、未プレイのフロムゲーを探していたところ、「メタルウルフカオスXD」なるロボゲーがあることを知りました。

フロムソフトウェアから「アーマードコアⅥ」の発売が発表された時期も重なり、ダウンロード中からワクワクが止まらない状態となっていました。

 

 

目次

評価・感想

 

ボリューム ★★☆☆☆
ストーリー ★★★☆☆
グラフィック ★★☆☆☆
音楽 ★★★☆☆
操作性 ★★★☆☆
難易度 ★★★★☆
総合評価 B(75点)

概ね7時間ほどで全クリアしました。

「硬派なロボアクションシューティングゲーム」かと思いきや、「ノリ重視のロボ無双ゲーム」という印象です。

 

副大統領のクーデターにより乗っ取られたホワイトハウスを取り戻すため、大統領自らがロボットに乗って暴れ回ります。

 

深いストーリーは一切なく、とにかく勢いで突っ走るおバカゲーム。

しかしながら、海外でもコアなファンがいるほど一定の人気や知名度を誇っているようでしょう。

 

決め台詞は

「何故なら私はアメリカ合衆国大統領だからだ!」

 

そして

「レッツパーーリィィィィィィィィ!!!!!」

 

 

アクション・戦闘について

 

色々な武器を開発していくことが可能ですが、ある程度プレイしていくと、【マシンガン】の強さに驚かされるようになり、気づけば最大強化までしていました。

マシンガンを最大強化すると、通常の敵やターゲットは数発叩き込むだけで、プリンのような柔らかさで溶けていきます。

 

ただし、武器開発を怠ると途端に難易度が激増。

 

初期武器では火力が低いが故に、敵の1体1体が中ボス級の装甲かと思うほど硬く感じます。

 

本作のポイントが「無双ゲーム」であることに気づけたなら、素直にクリアしやすいステージを周回プレイしてメタル稼ぎ・金稼ぎを行い、早期の武器開発に勤しむのが賢明です。

 

 

ボリュームについて

 

攻略対象のミッション(ステージ)数は14ほどと非常にコンパクト。

1ステージあたりのクリア時間は10分〜15分前後でしたので、サクッと楽しむにもちょうどいいボリューム感です。

 

スプラトゥーン3やAPEX等の対人シューティングゲームとは異なり、ゲーム内の敵を倒すタイプのシューティングゲームなので、自分のペースでゆっくり遊べるのも高評価ポイントでした。

 

クリアだけを目指す場合、10時間未満で全クリア可能でしたのでプレイスタイルに合わせた遊び方ができます。

ただし、その分キャラの掘り下げが浅くなりがちで、【大統領VS副大統領】に特化した対立構造で終始ストーリーが展開されていきます。

 

なお、クリアを目指すだけなら10時間未満と言いましたが、ミッションごとに総合得点Sランクを目指そうとすると、50時間〜100時間以上かかるほどの【やり込み要素】があります。

 

隠し要素「グレイ」出現や隠し武器の取得を目指す場合は、かなりのプレイ時間を要することになりますので、時間に余裕がある方はぜひチャレンジしてほしいと思います。

 

 

グラフィックについて

 

この点はやや気になるところ。

 

アップグレード移植版とはいえ、元々が2004年12月にXbox専用ソフトとして発売されたゲームですので、2023年現在にプレイするにはグラフィック面は厳しいものがあります。

 

最初にプレイ開始した際、グラフィックを見て

 

「えっ…ああ、そうか。」

 

という感想が真っ先に脳裏を過ったことが記憶に新しいところです。

 

もちろん、普通にプレイする分には必要十分で、しっかり楽しんでプレイすることができるゲームだと思います。

一方で、最近話題の「ホグワーツ・レガシー」等のハイクオリティなグラフィックのゲームをプレイした後だと、目が慣れるまでに少々時間がかかるかもしれん。

 

 

敵機体・破壊対象について

 

戦闘に関しては好みが分かれるかもしれません。

 

主に「敵兵士」「戦車」「軍事ヘリ」「拠点」といったリアル寄りな対象物を破壊することになるため、いわゆるロボットVSロボットの構図が展開されるのはミッション後半辺りからとなります。

 

反面、アーマードコアシリーズでは敵機体との戦闘が中心となるため、棲み分けはできている気がしなくも無いのですが、メタルウルフカオスXDに少し物寂しさを感じたのも事実です。

 

やはり良くも悪くも、ロボットVSロボットの構図で熱いバトルが繰り広げられる方が、ゲームへの没入度は高まるように思います。

 

最新作「アーマードコアⅥ」では、この悶々としたフラストレーションを解消してくれるほどの熱いロボバトルが体験できることを期待しています。

 

 

操作性について

 

攻撃ボタンはR2・L2ボタンのみで完結するため、とてもシンプルなように思いますが、操作性については最後まで慣れることがありませんでした。

 

特に武器の切り替えについて、【切り替え→武器種類を選ぶ→切り替え】確定の流れで操作していきます。

戦闘中に使用中武器の弾切れが発生するケースが多々あり、焦っている時にゆっくり武器チェンジの操作をするのは至難の業です。

一旦身を隠して武器チェンジをするか、早い段階で残弾数が多い武器に切り替えておく方がスムーズでした。

 

他にも

「ダッシュで消費するスタミナゲージが多すぎる」

「ロックオンサイトに敵を収めるのがしんどい」

「全体的にカメラワークで難あり」

等の細かい部分で気になることが多々ありました。

 

 

まとめ

 

オリジナルゲームが発売されたのが19年前であることを勘案すると、十分及第点の面白さです。

メタルウルフカオスXDがリリースされるまでは、Xbox版の価格が異様に高騰していましたが、今では大分落ち着いたようです。

 

エルデンリング等の「死にゲー」を一通りクリアされて、「ダクソロス」「ブラボロス」「SEKIROロス」に陥っている方は、ぜひエルデンリングの次回作が発売されるまでの間に、サクッとプレイしてみてほしいと思います。

 

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