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住宅ローンの恐怖
住宅ローンといえば、「3000万円の35年ローン!」
なんて耳にしますね。
試しに3000万円を35年ローンで金利3%で支払い金額シミュのレーションを行ってみた結果、驚きの事態に。
460回の支払いを終える頃には、支払い総額は4800万円を超えます。
つまり、3000万円借りていたつもりが、金利によって4800万円も借りていた計算になります。
もちろん、金利の設定や頭金次第で借り入れの金額は変わりますし、返済方法も様々なので一概に全員に当てはまることではないかもしれません。
それでも、住宅ローンにかかる「金利」はバカにしてはいけないということは肝に命じないと痛い目にあうかもしれません。
年金を考える
基本的に企業や各種法人に勤めている方は、厚生年金を職場と個人それぞれが半分ずつ負担して支払っています。
会社に所属していない場合は、国民年金を毎月支払わなければいけません。
毎月15000円ほどの出費があることを考えると、アルバイトやパートだけで食べていくのは将来のことを考えるととても心配です。
その上で返ってくる金額は年々減少傾向にあります。
今の20代から30代が年金を受給する年齢になる頃には、年金制度そのものが破綻している可能性さえあるのです。
「年金のためにお金を払ったのに、老後にお金が返ってこない」
国レベルの詐欺行為が行われる未来がやってくる可能性というのは常に想定して置く必要があります。
そうなってからでは遅いと思い、僕自身はブログという資産を作ったり、スタンプ制作など色んな収入の口を広げるように意識しています。
保険はどうするか
また、保険というのもまた難しいものです。
入院保障や死亡保障などの様々なバリエーションが用意されている保険という商品。
特に入院に関して言えば、いつ突然の怪我や病気に見舞われるかわかったものではありません。
そうしたリスクヘッジの意味でも、入院一時金を担保できる保険は考えて置く必要があります。
また、家族がいる方であれば万が一のことを考えて、生命保険などの準備が必要になってきます。
ただし、高額療養費制度といった一ヶ月間にかかった医療費に上限がかかる制度もありますので、こういった制度をしっかりと理解した上で、入る保険を決めましょう。
※適用範囲はかなり限定的なので、事前に確認しておくことをオススメします。
また、年齢とともに保険金額はどんどん上がっていきますので、時々他の保険会社と見比べて、固定費の削減にも努めましょう。
まとめ
普段、お金について深く考える機会はなかなかありません。
普通に稼いで、普通に使って、普通に余った金額を貯金する。
これではいつまでたっても貯金は増えません。
それ以上に、年齢が上がっていくに従って、医療費・保険代・年金への不安等が重くのしかかってきます。
普通に稼いで、先に積み立て貯金をして、残りのお金で生活をする。
こうしたお金の流れを先に決めてしまうことで、貯金を作りつつ、身の丈にあった生活リズムを作っていきます。
特に、貯金は最低300万円あれば大抵のことには対応できるので、まずは20代のうちに300万円の貯金を目指しておいた方がいいでしょう。
すでに30代以上で貯金に余裕がない方は赤信号です。
そもそも、生活レベルが身の丈に合っていません。
今すぐ固定費・変動費の見える化と、削減できる支出の見直しをして収支バランスの健全化を目指しましょう。