【レビュー】(アルセウス:ポケモンレジェンズ)ようやく全クリアしたので語りたい

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しぶりにプレイしたポケモンを楽しみながらプレイした結果、ようやくスタッフロールまでたどり着きました。

 

ある程度ネタバレを含みますが、ポケモンのストーリーはおまけみたいなものなので、気軽にご覧ください。

 

 

目次

評価・感想

 

ボリューム ★★★★☆
ストーリー ★★★★★
グラフィック ★★★★★
音楽 ★★★★★
操作性 ★★★★☆
難易度 ★★★☆☆
総合評価 S(90点)

各エリアのポケモンを捕まえつつ、通常エンディングを迎えた時点でのプレイ時間は24時間ほどでした。

時折ホラー展開(サブ任務「フワンテとあそぼ」)のようなブラックな内容もあり、【かつて子どもだった大人のためのゲーム】と感じる内容でした。

 

 

本作をプレイしていて驚いたのが、「早くクリアしてしまいたい」と思うことも無いまま楽しく遊び続けることができた点です。

 

一方で、色々と濃いめのキャラクターが登場する割に、ストーリーがあまり頭に入ってこないのは僕だけではないかもしれません。

良くも悪くも、序盤から中盤にかけてのストーリー展開はかなり平坦な印象でした。

 

 

「かつて子どもだったあなたへ」

 

ダイヤモンド・パールの発売日は2006年9月26日であるため、約15〜16年ぶりのシンオウ地方となります。

当時小学6年生だった人も、27歳くらいになるほどの歳月が経過しました。

 

ある意味、「だからこその大人向けゲーム」なのかもしれません。

小さい子がプレイしたら、「オヤブンポケモンに追いかけ回されて怖がってしまった」なんて話も話題になるほど。

 

見たことのあるポケモン

苦戦したポケモン

珍しいポケモン

大好きなポケモン

 

シンオウ地方の各エリアを歩き回る色んなポケモンの姿を見るだけで、一日中過ごしていたいと思えるほどのリアリティと満足感を覚えることができます。

 

個人的にゲンガー が好き過ぎて、全クリアまでメインメンバーとして活躍してもらおうとしていたのですが、弱点となる相性の技を受けて1撃で沈むことがほとんどでした。

それでも、好きなポケモンとともに旅することは、本作でしか味わえない楽しさだと言えます。

 

 

ライドポケモンによる快適な移動

 

その上で、ライドポケモンによる移動の快適性も大幅に向上した点が、本作の評価をさらに高める一因となっています。

序盤ではアヤシシで平原を駆け回っていたのですが、徐々に山の頂上に登るのが辛くなってきた頃に「オオニューラ」がやってきて、山登りが(少しだけ)快適になりました。

 

水場の探索では「イダイトウ」を乗り回していくのですが、ポケモンを捕まえるのが至難の業過ぎて苦手です。

唯一の救いとして、ほっと無出を撫で下ろせたのは、海でしか捕まえられないポケモンの種類が少なめだったこと。

 

ストーリー終盤には「ウォーグル」が解禁され、空を飛びながらクリア後もエリアをゆっくりと探索することが可能になります。

 

 

キング・クイーン戦

 

ソウルライクな「死にゲー」では無いものの、キング・クイーン戦はリトライ必須のアクションゲームとしての側面が顔を覗かせます。

 

キングやクイーンにシズメダマを当てようとすると、相手の攻撃に被弾することもあり、攻守のバランスを考えながら戦うのは中々難しいものがあります。

なお、リトライ回数を減らすため、「ゲージを引き継いで再挑戦」を選ぶことも可能です。

 

クレベース戦は他のキング・クイーン戦と比べると、シューティングゲームっぽい要素が強く、「避けては当てる」を繰り返す戦いでした。

 

キング・クイーン戦でのアクション的な側面と、通常のコマンド式ポケモンバトルを1本の作品内でプレイすることができるのは、多くのプレイヤーにとって新鮮な体験だと思います。

 

「アクションとRPGを融合した新しいゲーム」

として見ると、

【ひとつの新しい時代を切り拓いた】

とも言える作品かもしれません。

 

 

アグノム・ユクシー・エムリット

 

ストーリーを進めると、アグノム・ユクシー・エムリットと出会うことになります。

彼らの不思議な見た目と愛くるしさ、出会った時のワクワク感は「あの時楽しんだダイヤモンド・パール」に近いものがありました。

 

通常ストーリー上ではゲットできませんが、クリア後なら3体とも通常戦闘によりモンスターボールで捕まえることができます。

 

 

ディアルガとパルキア

 

そして、ディアルガとパルキア。

懐かしくも新しいこの立ち振る舞い。

 

映像がハイクオリティになり、ポケモンを360℃好きな角度から見渡せるようになったおかげで、登場時の迫力が段違いにアップしました。

 

なお、2カラー展開していないため、「アルセウス」だけでディアルガ・パルキアの両方を捕まえることができるのも嬉しいポイント。

 

セキを選ぶと「パルキア」

カイを選ぶと「ディアルガ」

上のいずれかが「特別なボール」に納められることとなります。

 

ボールにこだわりがない場合は、どちらを選んでもストーリー展開に影響はありませんので、好きな方を選んでください。

 

 

まとめ

 

団長には色々と言いたいこともありますが、異世界転生した直後に、面倒をみてくれた(何もしてはくれてないけど)恩人のため、何とか怒りを収めておきたいと思います。

 

本作は「ポケモンシリーズ初心者」でもしっかりと楽しめるゲームデザインとなっていて、シンオウ地方の散策をするだけでも十分に楽しむことができます。

中には「ミカルゲ色違いオヤブン厳選」で長時間プレイするほど熱中するプレイヤーもいるとかいないとか。

 

空気感が伝わるほどリアルなシンオウ地方を、お気に入りのポケモンたちと旅してみてはいかがでしょう。

 

 

 

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