ポケモンレジェンズアルセウスがようやく発売されました。
早期購入特典に惹かれて、Amazonで予約購入して無事発売日に届き、早々にプレイ開始。
なお、ポケモンカード自体はプレイしないため、アルセウスのカードを実際に使うことは無いのですが、記念として持っていたいと思えるほどの出来栄えでした。
それでは早速、序盤プレイ時点での評価・感想をレビューしたいと思います。
ネタバレ無しで書いていきますが、本作のストーリー展開においてそれほど隠すべき情報は見受けられません。
評価・感想
ボリューム | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★★ |
音楽 | ★★★★★ |
操作性 | ★★★★☆ |
難易度 | ★★★☆☆ |
序盤のチュートリアルがややしつこい印象でしたが、そこを乗り越えると自由度の高さが際立ちます。
ポケットモンスターソード・シールドにあったワイルドエリアが、辺り一面に広がるかのような広大なマップに心を奪われつつ、【この世界を探索すること自体が面白い】と感じさせてくれるほどでした。
詳細は下の方に書いていきますが、プレイしていてストレスを感じる部分が少なく、気づいたらやめ時を失ってプレイし続けてしまうほどの面白さです。
開拓した新たな境地
戦闘スタイルは従来のポケットモンスターシリーズにおける王道コマンドバトルを踏襲しつつ、「戦闘をしない」という選択肢も与えられている点が、大きな進化を生み出しています。
【フィールド上でシンボルエンカウントからの暗転、戦闘画面への以降といったテンポの悪さ】が、この新しい戦闘システムへ移行したことで、大きく改善したと言えます。
これに伴い、ポケットモンスターシリーズが【アクション要素を取り入れたRPG】へと進化し、新たな境地を開拓したことが伺えます。
ワイルドエリアの拡張
本作のフィールドマップは、ポケットモンスターソード・シールドをプレイした方に向けて言うなら、【全てがワイルドエリア】となっています。
フィールド上に現れるポケモンを360度、好きな視点で観察することが可能です。
しかも、フィールドで遭遇するポケモンたちは全てが実体であり、【出会った瞬間から戦闘】なのです。
これは実際にプレイしてみると分かりますが、思った以上に快適なプレイ体験につながります。
いちいち戦闘のたびに画面の切り替え、繰り返される戦闘開始アニメーション等が全て無くなったことで、【戦闘が面倒だからポケモンを見つけても戦わない】といった無意識の選択をすることが大幅に現象しました。
リアリティが増したポケモンたち
今作では、ポケモンたちのリアリティが大幅に増しています。
従来は、仲間ポケモンの姿を目にする機会は【ステータス画面】【戦闘】等に限定されていました。
ポケモンレジェンズアルセウスをプレイしていると、仲間ポケモンを目にする機会が大幅に増加しており、フィールドアイテムをゲットする際には必ず登場します。
育てに育てたお気に入りポケモンがフィールド上に登場し、動いている姿は感動を覚えました。
なろう系展開
これまでの作品と少し異なるのは、街中にポケモンが登場しない(というより牧場でまとめて管理されている)ことでしょうか。
この世界は【なろう小説】のように、【異世界転生した主人公が、恐怖のポケモン世界で無双します】という感じでストーリーが展開されます。
実際にはフィールド上でバトルしている最中、手持ちポケモンは何度もやられてしまうくらいの難易度です。
レベル差を埋めるか、弱点を突くといった対策をしないと苦戦するため、プレイヤーの年齢層に関係なく楽しめる難易度ではあります。
しかし、ポケモンが一般化していない時代の話とはいえ、異世界転生した主人公が数匹のポケモンを捕まえたくらいで大騒ぎするのはどうかと思う僕もいます。
キャラデザが秀逸
物語に登場するキャラクターたちのデザインも相変わらず秀逸。
シンジュ団のカイ、コンゴウ団のセキはいずれも一目で覚えることができる際立ったキャラ立ちです。
ダイヤモンド・パールの世界観が基となっていることから、石にまつわる名前が使われているようですね。
また、ギンガ団の団長デンボクは【熱いおじ様】という印象。
その上、出会って5秒で相撲をとらされるのに対し、即座に対応する主人公のコミュ力の高さに驚かされました。
まとめ
ポケモンシリーズの進化を後押しした作品と言える今作。
総合的に見て、多くのプレイヤーが【神ゲー】【良作】と太鼓判を押す完成度を誇る出来栄えだと感じました。
ストーリー展開はやや薄めですが、フィールド上に登場するポケモンを探し、図鑑を埋めていく収集要素の楽しさは健在であることから、安心して【いつものポケモン】と評することが可能です。
それでいて、進化すべきポイントはしっかりと進化を重ねていることから、この後のポケモンシリーズが新しい境地に向かって進んでいくのが楽しみになるゲームデザインだと感じます。
ポケットモンスターダイヤモンド・パールのリメイク作品は海外の製作会社に丸投げだったのに対し、本作アルセウスはゲームフリークが自ら手がける作品ということで、作品のクオリティは段違いで高いものとなりました。
まだDLCの発表はされていませんが、間違いなくDLCは発売されることでしょう。
それまでゆっくりとポケモンの世界を歩き回りたいと思います。
【おまけ】街の写真屋さんで下のような写真を撮ることも可能です。
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