【レビュー】(ピクミン3 デラックス Switch版)ゆるふわ探索型アクションゲームの評価・感想

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クミン3デラックス(ニンテンドースイッチ版)をプレイしてみました。

Wii U時代は任天堂系のゲームをプレイしていなかったこともあり、完全初見でのプレイです。

 

「ピクミン」シリーズは知っていたもののプレイする機会を逃していたため、この機会に一気に全クリアまでプレイしてみることにしました。

 

 

目次

評価・感想

 

ボリューム ★★☆☆☆
ストーリー ★★★☆☆
グラフィック ★★★☆☆
音楽 ★★★★★
操作性 ★★★★☆
難易度 ★★☆☆☆

現代のゲームに比べて、

 

 

時代を超えて楽しめる

 

初代ピクミン3の発売日が2013年7月13日で、今作ピクミン3デラックスが2020年10月30日ですので、7年ごしでのリマスターとなります。

しかし、2021年12月にプレイをしてみたところ「現在の新作ゲームに遜色がないほどの高クオリティ」と感じるほど楽しむことができています。

 

デフォルメされたキャラクターたちと、統一された世界観により深い没入感を覚えながら一気に全クリアまでプレイしてしまいました。

 

完全新作の「ピクミン4」と言えるほどではありませんが、Switch用の新作ピクミンシリーズという視点で考えれば、今からプレイしても十分に遊び倒せるクオリティです。

 

 

ざっくりストーリー

 

人口爆発による食糧危機のため、コッパイ星から宇宙船で飛んだ先は未開拓の惑星でした。

調査団として派遣されたアルフ・ブリトニー・チャーリーは着陸に失敗し、互いに離れ離れとなりました。

 

そこで出会ったピクミンとアルフたちは協力して、「果実」を探し出してコッパイ星の食料危機解消のきっかけを模索してきます。

未開の惑星には見たこともない巨大な原生生物が蔓延っており、奴らの目を掻い潜りながら「食料」となる果実をゲットしていくオリマーたちの冒険を体験します。

 

 

快適なアクション

 

「引っこ抜く」

「連れていく」

「投げる」

 

基本的に実行するアクションは上記の通りです。

シンプルな操作ながらも、可愛いピクミンたちのコミカルな動きで操作すること自体を楽しめるゲームとしてまとまっています。

 

無駄なリアリティよりも快適性を重視したアクションとなっていて、ボタンを押すとオリマーたちが対応したアクションを即座に実行してくれます。

 

さすがマリオシリーズ等のアクションゲームで培った高い技術を誇る任天堂のゲームだと実感できる気持ちのいい操作感です。

「スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド」や「スーパーマリオオデッセイ」ほどではありませんが、フィールド上を自由に歩き回って様々なギミックに対処したり、登場する生き物とのバトルも直感的に行うことができました。

 

 

適度な思考と試行

 

難易度はそれほど高いものでは無いため、子どもや普段ゲームをあまりプレイしない大人まで幅広い層が楽しめる内容です。

戦闘よりも未開拓の惑星を探索していくタイプのゲームですので、ゆるふわまったりプレイで進んでいくことができます。

 

ピクミンをどんどん増やしていく作業さえも、不思議と「面白い」と感じさせてくれます。

 

フィールド内をしっかりと見渡し、ギミックの色に対応したピクミンを投げ込むシンプルな方法でギミックを解除していきます。

【赤ピクミン】通常攻撃要員(熱や火に強い)

【岩ピクミン】壁ギミック要員(硬い敵の部位破壊も可能)

【黄ピクミン】電気ギミック要員(電気に強い)

【羽ピクミン】飛べる(高いところの物を取れる)

【水ピクミン】水ギミック要員(水辺で活躍)

 

ピクミンの種類は色分けされていて、役割もとてもわかりやすくなっていました。

探索するフィールドによって連れていくピクミンを選んでから、フィールド上を進んでいくのはワクワクしますよ。

 

 

サクッと遊べるボリューム

 

ストーリーモードのクリア時間は約8 時間でした。

1本のゲームを長時間プレイして楽しみたいタイプにとってはやや物足りないボリュームかもしれません。

 

一方で、アクションゲームに数十時間費やすほど時間に余裕が無い大人ゲーマーにとって、10時間以内で全クリアまで到達できるゲームは大変助かります。

以前紹介したメトロイドドレッドも同様にサクッとプレイして10時間程度で全クリアでき、満足度も高いゲーム体験でした。

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ゲームにおける「ボリューム」は意見が分かれるところです。

個人的には1本あたり10時間程度でも満足度の高いゲーム体験ができれば良いと考えています。

 

特に、リプレイ性があるゲームの場合、しばらく間を空けてから2周目・3周目と楽しむのが好きなので、必要以上にプレイ時間が長くない方が好みです。

 

アクションゲームのプレイ時間目安は10時間を上回らないくらいが丁度いいと言えるでしょう。

 

 

ほどよく熱いボス戦

 

ボス線はピクミンを活用し(投げ込み)ながら戦っていくこととなります。

ほとんど直感的に戦って倒すことができるので、1度で倒せなかった場合でも数回のトライで攻略可能なレベルです。

 

ピンチになったらボスフィールド内のギミック観察と所有ピクミンのチョイスでほぼ乗り切れます。

それでも、しっかりとボス戦らしい緊張感・緊迫感を持ってピクミンたちと戦えて満足できました。

 

 

まとめ

 

「ピクミン3デラックスを今プレイしても面白いかな?つまらなかったらどうしよう?」

 

そんな悩みを持っていた僕が、実際に本作をプレイして感じた評価としては「十分楽しくプレイできる良作ゲーム」に落ち着きました。

 

「ピクミン3デラックス」は、リマスターにしては古臭さを感じさせない丁寧な作りとなっています。

サクッと遊べるボリュームですので、プレイするゲームが無くなった時におすすめの作品です。

 

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