ニーアレプリカントVer.1.22で追加されたEエンドの内容まとめです。
本記事は、全エンドクリア後に改めてお読みいただければ幸いです
Eエンド(Dエンド以降)
少年ニーアは、再びポポルさんに会っていた。
妹ヨナの体調を少しでも良くするため、お金を稼ぐ日々。石の神殿へ赴き、白の書と出会い、ロボット山や崖の村を訪れる。
存在が消えたはずのニーアは、以前と変わらず少年期を過ごしている、、、はずだった。崖の村で再びカイネと出会い、おばあちゃんの仇である巨大なマモノと対峙し終えたところでカイネは突如目を覚ます。
「また、あの夢か、、、」
少年ニーアの夢を見て目覚めたカイネ。
最近また数が増えてきたマモノを退治するため、北平原でマモノを狩ることに決めた彼女は、「カイネの剣」を手に取り足早に駆け出す。
ヨナのいる村付近に出現するマモノを倒していると、道端でマモノに襲われている男から、最近「神話の森」で奇妙な出来事が起きていると聞き、即座に向かうカイネ。
神の樹の中から大量の機械生命体が出現。
一体残らず破壊し尽くした後、そのまま神の樹の中へ。
暗い暗い穴の先へと足を進めると、目の前に突然少年と少女が姿を現し口を開く。
「やぁ、よく来てくれたね」
「やぁ、よくも来てくれたな」
歓迎はされていない、でも引き返すわけにも行かない。奴らから仕向けられる機械生命体を排除しながら更に奥へと進んでいく。
「君は強い。その強さをサンプリングさせてもらった」
少年がそう言うと、地面からカイネコピーが大量に生み出されていく。同時に、カイネコピーたちが一斉に襲いかかってくる。
一体、また一体と倒していくカイネだが、段々と疲弊していく。「ここまでか、、、」と思った瞬間、エミールが姿を現し「カイネさん、大丈夫ですか?」と敵の攻撃を遮りながら声をかけてくる。
でも、おかしい、、、
エミールの手が複数ある、、、
動揺を隠せないカイネのことを、エミールは気にすることも無く援護に回る。
この「神の樹」は「魔素」を動力として活動する巨大ネットワークコンピュータの端末であり、レプリカント製造工場としても機能しているよう。
少年・少女によって引き出された「最悪の記憶」と対峙することとなったカイネは、必死におばあちゃんの仇である巨大なマモノ「フック」と戦う。
「特異点」となったカイネ。
「大切な人を取り戻したい」
その一心で、目の前のマモノを斬りつける。
「ふざけんなッ!勝手に消えて!勝手に消えて!どういうつもりなんだ!!」と悪態をつき、マモノへの最後の一撃を放つカイネ。
「この命も私が勝手に使う!だから、、、」
「可能性の未来と、現実の時間が交錯している!」と言いながら、少年・少女は巨大なマモノ「フック」と共に消滅。
地響きと共に、巨大な蕾のような物が地下から伸び上がり、開いた花弁の先には、見覚えのある彼の姿。
ニーアだ。
勝手に消えたニーアだ。
どういうつもりだ、なんで勝手に消えたんだ!!
そんな文句をたくさん聞かせてやりたいと思っていたはずのカイネは、思わず彼を抱きしめて囁くように口を開く。
「私たちの旅は、無意味だったのかもしれない」
戻ってきたニーアを抱きしめながら、カイネは喜びを噛み締めるように、大切な人が再び消えてしまわないように、そっとそばに居続けていた。