相変わらず「ロストジャッジメント:裁かれざる記憶」をプレイ中です。
メインストーリーだけなら既に11章と佳境まで進んできたのですが、ここへきてユースドラマが続々と解放されていき、全く先へと進みません(嬉しい悲鳴)。
今回のエントリでは「ユースドラマ」を中心に書いていきたいと思います。
クリアしたい、でもあとちょっと
それでも、実は「嫌な感じ」はしないのです。
何と無くクリア目前に近づくと「もういい加減に終わらせたい」と思うパターンに陥ることもあるのですが、本作「ロストジャッジメント」に関しては、
「あぁ、クリアしたいけど、このサイドケースは見ておきたい」
と思いながらプレイしています。
本当に「面白い」と感じたゲームほど、クリアするまでの時間が愛おしく感じてしまうこの感覚。
年始にジャッジアイズを全クリアしてから、ロストジャッジメントをプレイし始めて40時間ほど経過していますが、飽きずに楽しく進めることができています。
ロボット部
割と熱い展開だったロボット部。
ミニゲームの中では不評を買いがちなシステムですが、個人的には楽しめました。
パーツカスタマイズの要素に加え、自身で操作して拠点を制圧するタイプで、「ミニ四駆」や「メダロット」のように「お気に入りの機体を育てる」楽しさがあります。
確かに、旋回の動き等にクセはあります。
ただ、ロボットの仕様が分かっていれば、「そういうもの」として純粋に楽しめるようになります。
この手のミニゲームにハマれる人は機械・ロボットの挙動に理解ある人なのでしょう。
eスポーツ部
少し印象が薄い彼ら。
いや、部長だけは濃かった、、、顔が。
ゲームの中でゲームをプレイすることになるとは思わなかった不思議な部活。
部員とバーチャファイターを数回プレイすると、この部活はクリアできます。
今話題のeスポーツを盛り込みたかったのだと思いますが、掘り下げ不足だった点が惜しまれます。
スケボー
地味に10万ポイント稼ぐまで、何度もパークを疾走しました。
結構面白くて、スルメゲー感のあるミニゲームです。
あくまで報酬目的でプレイしましたので、無報酬でスコアだけ伸ばすにはモチベーションは続かないのですが、上位のスケートボードを入手することで、操作性が快適になるので、おすすめです。
ストーリー自体は「青春っぽい、かなぁ…(?)」と思える展開で、少年たちの葛藤を横目に大人気なく勝ちに行く八神隆之に爆笑していました。
ボクシング
長い。
とにかく、長い。
「まだ終わらないの?」とリアルに口にしてしまうほど、少々クドめなボリュームです。
対戦ファイターの数を半分〜2/3くらいに減らしたらギリギリちょうど良かったと思います。
苦行めいた量のファイトをこなさなければ、ユースドラマが進行しないため、乱雑に攻撃ボタンを押してゴリ押しクリアとなりがちでした。
なお、正体不明の「辻殴り」については、進めていくと「あの人か」と気づいてしまうくらいにはヒントが大量に散りばめられていました。
ダンス部
ミニゲーム自体は、至って普通の音ゲー。
しかし、「木村拓哉が女子高生とダンスセッション」という視点で見るとじわじわと来るものがあります。
プロフェッサー絡みの話はそこそこに、ダンス練習からのダンス大会というフローがメインストリームです。
EX振付は最大で3回使うことができるのですが、かなり強力なスキルのため、使用必須。
というより、EX振付を活用すればHARDでも難なくクリアできます。
大会出場のためには最低3回の練習を強いられるのはやや面倒でしたが、終わってみればちょうど良かった気もしてます。
写真部
多分、いらなかった。
探偵らしさを出すために「スクープ写真を撮る」ミッションを自然と導入することが目的だったのかと思いますが、やや蛇足感。
スキル「スクープアイ」を習得しておくとスムーズにクリアできます。
ミッション自体も3回ほどのため、サクサクと進められました。
(だからこそ、無くても良かったとも言えます)
カジノ
カジノは「嫌いじゃないけど、必要だったのか」と問われると微妙なラインです。
お色気ネタ・お笑いネタとしては、それなりの存在感はありましたが、プレイ時間が無駄に伸びた気がするユースドラマでした。
あと、ポーカーのルールを理解するまで少々時間がかかります。
「コール」「レイズ」のタイミングや効果についてもう少しちゃんと説明が欲しかったところですが、それはそれで無駄なチュートリアルが挟まれてしまうため、やっぱりカジノは任意のミニゲームにまとめておくべきだったように思います。
暴走族
これまた、地味に長い。
暴走族自体はかなりぶっ飛んでいて、面白おかしくストーリーを見ていましたが、レースゲームは面倒。
しかもレースゲームも10回近く強制的にプレイさせられる上、基本的なプレイ内容はいずれも同じ。
そのため、ほぼ好きなタイミングでブーストができるようになるEX EASYに変更してプレイすることをオススメします。
高難易度でクリアしても報酬等はありませんので、レースゲームをサクッと終わらせたい場合は難易度変更をしてしまいましょう。
ガールズバー
めちゃくちゃ面白かった。
といっても、ガールズバー用のミニゲームは退屈でしたが、登場キャラクターの個性が強すぎて最高です。
未だに耳に残るのが、みうちゃんからの「八神てゃ!」という形容し難い何かを彷彿とさせる呼び名。
彼女と会話を重ね終えた後、知能指数が2くらいまで低下したような錯覚を覚えるほど、会話の優先権を奪われたように思います。
メインヒロインは「望月・S・エミリ」。
ガールズバークリア後には、エミリちゃんを彼女にするイベントがあり、かなり凝ったサイドケースでした。
ミステリー研究会(ミス研)
ユースドラマ斡旋所。
天沢さんは斡旋所のおばちゃん。
こう見るとしっくり来ます。
終盤に至るまでは、ミステリー研究会自体の活躍はほぼ無しで、全ユースドラマをクリアし終えたところでプロフェッサーの正体特定に向けて動き出します。
まとめ
さおりさんのキャバクラ潜入イベントなどのお笑い要素を「ユースドラマ」として、テーマごとに切り出された印象です。
ミス研以外は、それぞれ固有のミニゲームが盛り込まれていて、プレイヤーを飽きさせない工夫を感じることができました。
ロストジャッジメント
ただ、ボクシングと暴走族の無駄に長い展開とそれに付随するミニゲーム試行回数はややストレスを感じるほどの量でした。