星のカービィディスカバリーが発売されたので、発売日からちょくちょくプレイしています。
任天堂製ゲームのため、面白さに対する不安は一切無く購入することができるのが嬉しいでポイント。
体験版とは違い、製品版本編では「ほおばりヘンケイ」や「コピー能力パワーアップ」の種類が格段に増えており、進めるたびに新しい発見の連続です。
評価・感想
ボリューム | ★★★★☆ |
ストーリー | ★★★★☆ |
グラフィック | ★★★★☆ |
音楽 | ★★★★★ |
操作性 | ★★★★☆ |
難易度 | ★★☆☆☆ |
総合評価 | S(90点) |
最高のカービィゲーム。
この一言が本作レビューにおいて9割のウェイトを占めると言っても過言ではありません。
導入部分から、とても快適に遊べる素晴らしいゲームだと感じられます。
使うボタンも極限までシンプルにまとめられているにも関わらず、ステージごとに幅の広い新鮮な体験を与えてくれるため、やめ時を見つけるのが難しいほど。
少なくとも、「ニンテンドースイッチを買ったら最初に遊ぶゲーム」に挙げることができるほどのクオリティで、子ども同士・大人同士・親子でも笑顔になって遊べます。
ほおばりヘンケイ
今作の重要ファクターである「ほおばりヘンケイ」。
ステージごとに色んな種類のほおばりヘンケイが用意されていて、先に進めるためのギミック解除や隠しエリア発見といった際に活用していきます。
体験版レビュー記事で解説した「車」「自動販売機」「三角コーン」に加え、「階段」「アーチ」「水風船」といった数々のヘンケイが可能です。
「全種類見てみたい、使ってみたい!」と思ったら、ぜひ実際にプレイしてみてください。
コピー能力とパワーアップ
何気に強い技を習得するよりも、既存の武器や技を進化・パワーアップする方が好きなタイプです。
今作では道中で入手可能な「設計図」を元に、必要数分の「レアストーン」と「コイン」を使ってコピー能力をパワーアップできます。
レアストーンはステージクリア報酬以外に、「トレジャーロード」という隠しステージのクリア報酬でもゲット可能。
設計図が無いとパワーアップ不可のため、終盤の能力を序盤で解放するといったバランスブレイクな事態にはなり得ません。
そのため、ゲーム進行に合わせてじっくりとコピー能力のパワーアップ設計図を入手していき、より強い攻撃技を入手して攻略を進めていく楽しさが続いていきます。
難易度は「易しめ」
難易度はかなり「易しめ」です。
カービィに苦労をさせるための敵配置ではなく、コピー能力を使って好きなタイミングでゆったり敵を倒せるほど余裕があります。
序盤ステージのボス戦は、それほど苦戦することなくサクサクと進められます。
3ステージ目以降から段々とボスの攻撃に被弾する機会が増えてくるため、ゲーム後半では多少ボス戦で苦戦するかもしれませんが、他のゲームに比べたらだいぶ楽だと感じます。
協力プレイが楽しい
また、本作は「協力プレイ」をすることで、一緒に遊ぶ人と笑顔で楽しむことができます。
ステージ内を探索する際も、制限時間等に追われることが無いため、じっくりとあちこちを見回って隠し要素を解放していくことにワクワクします。
現時点で少し残念な点としては、2Pプレイヤーが操作できるキャラクターが「バンダナワドルディ」固定であることでしょうか。
カービィを操作する1Pプレイヤーは、能力コピーやほおばりヘンケイ等で、ステージごとに様々な変化を楽しむことができますが、2Pプレイヤーはそれを眺めていることしかできないのが少し寂しいと感じるかもしれません。
飽きずに遊べる丁寧な作り
ステージ攻略だけでなく、ワドルディの村ではガチャポン要素やアルバイト要素のあるミニゲームを楽しむことが可能です。
上述の「コピー能力のパワーアップ」を行う際に、レアストーンが足りているのにコインが足りない場合には、「はたらく!ワドルディカフェ」にてアルバイトをすることが可能。
他にも、マキシマムトマト等をテイクアウトすることで、ステージ攻略の際にXボタン長押しでいつでも使用可能となります。
ボス戦等ではかなり重宝しますので、ボスに勝てない等の際には積極的に活用しましょう。
まとめ
とても丁寧、だけどテンポの良い最高のカービィゲーム。
本作を実際にプレイしてみた感想を一言でまとめるなら、これに尽きます。
明るくポップなカービィの世界に「奥行き」が追加されたことで、これまで以上のワクワク感を与えてくれると共に、カービィたちの可愛らしさを感じ取ることができるようになっています。
間違いなく誰がプレイしても楽しめる作品に仕上がっていますので、悩むことなくプレイしてみることをオススメします。