【レビュー】(ホライゾン2)Forbidden Westを全クリアしたので本音レビューを書いていく

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うやくホライゾン2こと「Horizon Forbidden West」を全クリアしました。

 

ほぼメインクエストに縛ってプレイした結果、「エンディング到達時点で21時間30分」ほど。

 

これから購入される方は上のプレイ時間を参考になさっていただければ幸いです。

 

以下、ネタバレを含む内容となりますので、未プレイの方や未クリアの方はご注意ください。

 

 

目次

評価・感想

 

ボリューム ★★★☆☆
ストーリー ★★★★☆
グラフィック ★★★★★
音楽 ★★★☆☆
操作性 ★★★☆☆
難易度 ★★★☆☆
総合評価 A-(80点)

エンディング到達後に、再度本作の評価を見直した結果、以下の通り変更しました。

【ストーリー】★+1

【操作性】★ー1

 

「後半は駆け足気味」と評価されるケースがあるようですが、製作側としては本作の方向性が本来「ホライゾン」シリーズのストーリーで意図するものだったのかと感じられます。

 

恐らく、「機械獣」と「ファー・ゼニス」間の繋がりが希薄であるために、違和感や突発感を覚えるのかもしれません。

 

それでも、アーロイが仲間と共に大地を駆け回り、ガイアの助力を得ながら副次機能である「ポセイドン」や「デメテル」等を集めて回った事実は変わりません。

 

アーロイが遭遇した「この世界の真実」と、仲間たちの絆が、最終戦で大きな成果を生み出すという流れは【王道】であり、プレイヤーにワクワク感を与えてくれます。

 

 

緊迫のボス戦

 

ボス戦はどれも手に汗握る戦いです。

 

サイドクエスト/サブクエストを一切プレイしなかったせいで、罠や矢などのアイテム作成用素材がギリギリで、かなり工夫を強いられながらボスを倒してきました。

 

ラスボス戦に至っては、

「後半から手持ちの武器が使い物にならなくなり、通常弓の矢だけで弱点を撃ち抜いて倒す」

という少年マンガ的な熱い展開に。

 

「戦闘が楽しいゲームは、良いゲーム」

 

 

それを見事に表現してくれた本作は、かなり満足度の高いプレイ体験を与えてくれたと感じています。

 

 

アーロイの回避性能に難あり

 

戦闘中に何度か感じていた違和感。

 

「アーロイさん、、、回避性能低くない???」

 

モンハン・ダークソウル ・エルデンリング等では回避できていたタイミングで攻撃を避けても、がっつり被弾します。

多分、ベヨネッタがアーロイの回避性能を見たら、鼻で笑うレベルでしょう。

 

アーロイの回避性能は想像以上に低いため、避けても避けても地味に被弾回数が蓄積してGAME OVERとなりがちです。

 

スキルを眺めていても「回避無敵時間UP」といったものが見当たらず、最後まで回避性能が低いままでラスボスを撃破しました。

アーロイを操作する以上、近接戦においてはダメージを受けることはやむを得ないものとしてプレイするしかないかもしれません。

 

 

終盤の展開がめちゃ熱い

 

上でも書いたように、「終盤の展開が鬼熱かった」です。

 

王道展開ではありますが、これまでの旅路で出会ってきた人たちと団結してラスボス撃破に向けて進んでいく流れは大好物。

努力が実った瞬間というか、人の温かさを感じられる瞬間を体験できてとても満足できました。

 

「道中は終始ひとり旅である」というのは、オープンワールドの常ですが、拠点にはアーロイと同じ目標に向かって進んでくれる仲間がいることへの安心感が、過酷な冒険への活力になっていたとも言えます。

 

 

ファー・ゼニスとネメシス

 

後半から怒涛のストーリー展開を迎える「Horizon Forbidden West」。

 

突如現れた空を飛ぶおじ様・おば様ご一行。

空飛ぶおば様は「ティルダ」

いかにも脳筋は「エリック」

ハゲちゃびんは「ジェラルド」

 

彼らはエリザベト・ソベックが存命していた時代から生きている不老不死集団で、ガイアの起動を目的としていることが分かりました。

ファー・ゼニスと称される彼らとの戦いに向け、準備を進める最中、レガーラとのラストバトルを乗り越えて、敵の本拠地へと向かいます。

 

本拠地外壁側では、大量の強力な機械獣「スペクター」が走り回る中、ヘファイストスがスペクターに対抗する機械を生成することで戦況が拮抗することに。

 

アーロイたちはベータ救出のため、ファー・ゼニスの拠点にある発射台の頂上へと足を進め、頂上手前でエリックとの戦闘が開始されました。

 

 

そして、スペクター・プライム戦

 

エリックとの戦闘に勝利したのも束の間。

 

ジェラルドさえもあっという間にコテンパンにしてしまうほどの強さを備える「ティルダ」は、エリザベト・ソベックと同じ遺伝子を有するアーロイと共に別の惑星を開拓しようと画策していたとのこと。

 

特に、ファー・ゼニスでさえ手を焼いている「ネメシス」の追跡から逃れる必要があるため、やつらに見つからないような遠い惑星へと旅立ちたかったようです。

 

「スペクター・プライム」戦はかなり厳しい戦いで、素材不足による攻撃手段の枯渇に悩まされました。

それでも攻撃の手を緩めず、手持ちの罠・矢等を駆使し、最後の最後に残った通常弓の矢で撃破完了!

 

少年マンガのように熱いバトル展開となったラスボス戦でしたが、そのおかげでかなり満足感を覚えながらエンディングを迎えることができました。

 

 

まとめ

 

前作「Horizon Zero Dawn」の「大型DLC」と言われたら、割と納得してしまうボリューム感でしたが、ゲーム作品としての完成度は中々高いと思います。

 

サイドクエスト/サブクエストを進めた場合は、アーロイが推奨レベル以上になってしまうこともあるかと思います。

 

手に汗握るようなギリギリの戦いを愉しみたい場合は、メインクエストだけガンガン進めていくことで、かなり崖っぷちギリギリの戦闘になりますよ。

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