恐ろしいほどのボリュームに全容が全く見えないエルデンリング。
PS5を起動するたびにボスを撃破して回っていますが、攻略情報を見ないで進めているため、NPCイベントのフラグ回収が上手くできていない気がしています。
今回はしっかりと探索を繰り返して強化した状態で、「接ぎ木のゴドリック」「満月の女王レナラ」を倒しました。
ついでに「神肌の使徒」も30回ほど挑んでようやく勝利を掴みました。
評価・感想
ボリューム | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★★ |
音楽 | ★★★★★ |
操作性 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★★★ |
総合評価 | S+(100点) |
ひりつくような死闘の末に、ボスのHPゲージを削り切った瞬間の気持ちよさを味わうことができるゲームに出会う機会はとても少ないものです。
ソウルシリーズはどの作品を遊んでいても、喉の奥がひりひりしてくる緊張感の中、一瞬たりとも気を抜けない猛攻を掻い潜りつつ攻撃を繰り返す。
トライ&エラーを繰り返し、最適解を求めて戦うのを「楽しい」と感じることができる人にとって、エルデンリングは最高峰の和ゲーだと言えます。
接ぎ木のゴドリック
ストームヴィル城のボス、大ルーン持ちの「接ぎ木のゴドリック」。
中々の暴れん坊っぷりに、リトライ回数は8回に及びました。
攻撃回数を欲張ったせいで、接ぎ木のゴドリックからの反撃に遭い、溶かされるパターンが続きました。
そのため
「攻撃回数を最小限にしたヒットアンドアウェイ」
へと対策を変更して再挑戦。
攻撃回数は2回(最大で3回)とし、接ぎ木のゴドリックが攻撃し終えたところを狙ってカウンター攻撃を繰り返します。
HPゲージが半分を切ると、第二形態に移行します。
第二形態からは、「炎属性」の攻撃が追加され、単純に盾受けしても炎耐性が低い盾だと貫通ダメージを受けてしまいます。
およそ10分間のせめぎ合いの結果、無事に撃破できた瞬間、心の中で歓喜の声を上げました。
満月の女王レナラ
第一段階は「デモンズソウル」で既視感のある戦闘。
「ギミック系のボスか」
そう思いながら、レナラの黄色い膜を剥がすために足元にいる敵の中から「黄色い光を放つ個体」を攻撃していきます。
個体ごとに攻撃して、3回ほど繰り返すとレナラは地に伏すため、被弾に気をつけていけば楽に倒せます。
問題は第二形態。
全盛期のレナラとのバトルへと移行します。
この戦いは、「ラニ」が「お母様を苛めるな!」と褪せ人を異空間へと送り込み、全盛期の幻影レナラに相対するものだそうです。
普通に戦うと、レナラの魔法攻撃や召喚により苦戦しがちですが、怯み値は低いため「はぐれ狼の遺灰」などで手数を増やすと楽になります。
ボス部屋までのショートカットを開通しても、祝福からボス部屋までの距離が長く、できれば手早く倒してしまいたいと思える相手です。
何度か戦うことで、魔法攻撃を避けるタイミングや無視して良い召喚などが分かるようになるため、勝てない場合は相手の動きをしっかりと観察しましょう。
レナラ撃破後は同じ部屋で「生まれ直し(ステ振り直し)」ができるようになります。
※要アイテム「雫の幼生」
神肌の使徒
あまりにも被弾時のダメージ量がえげつないため、途中で心が折れそうになりました。
普通に戦う場合、「出血属性」「冷気属性」持ちの武器を持って行くことをオススメします。
無難な武器は「冷たい打刀」あたりでしょうか。
攻撃を入れていいタイミングが少ないため、神肌の使徒が「打ち下ろし攻撃」「黒炎投擲」の後隙だけ狙って攻撃するのが確実な倒し方でした。
他のボス同様、HPゲージが半分近くなると、攻撃パターンが増え、攻撃範囲が尋常じゃなく広範囲になるやめ、戦闘がさらに厄介になります。
神肌の使徒が体を伸ばす挙動を見たら、前ローリングで本体側に転がることで回避しやすくなります。
また、敵の攻撃を活用する戦法としては、「魔法パリィ」を狙うのもありです。
戦灰「カーリアの返報」を盾に付与することで、L2ボタンで魔法パリィができるようになります。
親衛騎士ローレッタ
「魔法パリィ」を取るためにはリエーニエ湖北側に位置するカーリア城館のボス「親衛騎士ローレッタ」を倒す必要があります。
カーリア城館自体はそれほど長いダンジョンではありませんが、手の形をしたモブ敵が強すぎて「一気に駆け抜け安定」のダンジョンでした。
親衛騎士ローレッタは基本的に「夜の騎兵」の強化バージョンです。
ただ、「霊馬トレントに乗れない」「魔法を使ってくる」といった悪条件が重なり、中々に戦いづらいボスでした。
真剣に戦う中で、ようやく攻撃可能なタイミングを見つけて撃破しましたが、その間こちらは10回ほど溶かされています。
このボスを倒した後に進めるようになる「スリーシスターズ」エリアから再び「カーリア城館」の屋根に降りるように進んでいくと「召使いペティ」が居ます。
ここで戦灰「カーリアの返報」を購入することができるようになりますので、「神肌の使徒」が倒せない場合は先にこちらを攻略するといいかもしれません。
まとめ
少しずつではありますが、着実に先へと進めることができています。
どれだけ鍛えても、ボス戦はかなり苦戦しますが「死闘感」を強く味わいながら楽しめるため、攻略情報が出揃っていない今、手探りで進んでいくのも良いものです。
開発が想定するエリアごとの大まかな攻略順はあるでしょうが、着の身着の儘好きなエリアを探索していくのもオープンなフィールドである今作の楽しみ方です。
「高難度ゲーム」「死にゲー」と評されることの多いソウルシリーズですが、きちんとレベルと装備を整えて、ボスの挙動を覚えながら戦えば、誰でもクリアは可能です。
それでは、引き続きエルデンリングの世界を旅してきます。