エルデンリングを毎日プレイしています。
オープンのフィールドを探索するだけで楽しんでいますが、やはり「ボス戦」が「フロムゲーの華」だと思えるほど強いドキドキ感を覚えます。
今回は、直近で戦ったボスの感想を交えながらエントリを書いていきたいと思います。
評価・感想
ボリューム | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★★ |
音楽 | ★★★★★ |
操作性 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★★★ |
総合評価 | S+(100点) |
前回のエントリーでも書きましたが、今作は特に「ディレイ攻撃」による「玄人狩り」が目立ちます。
体感的に、「いつもなら攻撃してくるはずのタイミング」でローリングをすると、遅れてやってきた敵の攻撃にガッツリ被弾します。
敵の行動パターンを掴んで、じっくりじっくり攻撃内容を見極めてからローリング回避で間に合うのですが、過去のソウルシリーズ経験者にとっては歯痒さを感じるかもしれません。
忌み鬼、マルギット
「マルギットが倒せない!!」
フロムソフトウェアの死にゲー初心者にとって、ストームヴィル城での「マルギット戦」は大きな壁です。
反対に言えば、「マルギットさえ倒せれば、全クリアまで目指せる」というもの。
これは、ダークソウル3「灰の審判者、グンダ」やBloodborne「ガスコイン神父」と共通するものがあり、難解なチュートリアルボスであると同時に
「これから先もこんな感じの戦いが待ってますよ」
という公式からのメッセージです。
マルギットの倒し方
マルギット戦で困っている場合は以下の対策を実行すれば、それほど苦労することなく倒せます。
【準備1】ボス霧前のNPC召喚
【準備2】霊クラゲの遺灰をポーチにセット
【準備3】出血効果の武器を引っ提げる
※霊クラゲの遺灰は「嵐丘のボロ家」にいるローデリカに「3回話しかける」ことでもらえます。
※出血効果武器の例:打刀(侍初期装備、死に触れた地下墓取得のいずれか)
【戦いの流れ】
ボス霧をくぐる前にNPC「魔術師ロジェール」を召喚
戦闘が開始されたら、「霊クラゲの遺灰」でクラゲを召喚
①クラゲやロジェールにターゲットが向いているうちに、後ろからマルギットを打刀でペチペチ殴る。
②こちらにターゲットが向いたら、攻撃は彼らに任せてローリング回避。
※ディレイ攻撃が厄介なので、攻撃の動きを見て回避します。
基本的に、①と②の繰り返しでマルギットは溶けていきます。
打刀は出血効果が付いているので、数回切れば「出血」によりマルギットのHPがガツっと減るので、火力不足の序盤には打ってつけの武器です。
※上の方法でも勝てない場合は、「レベル上げ」「武器強化(鍛石集め)」後に再戦しましょう。
猟犬騎士ダリウィル
マルギットを倒した後は、「接ぎ木のゴドリック」まで強いボスはそれほどいません。
フィールド探索中に見つけた「主なき猟犬の封牢」に入った際、「猟犬騎士ダリウィル」と戦闘になりましたが、「回避・2〜3回攻撃」の繰り返しで倒せます。
ダリウィルに勝てない場合は、落ち着いて敵の攻撃行動を観察して回避に専念してみると良いですよ。
冷静に見ると、「3回攻撃で1セット」のように攻撃を見切れるようになります。
石掘りトロル
何気に苦戦したのが「石掘りトロル」です。
このボスは「リムグレイブ坑道」の最奥で出現しますが、体が硬いため「打属性」の武器で戦った方が楽に倒せます。
ボス部屋まで来た時点で、打刀しか所有していなかったため、已む無くそのまま戦いました。
最終的に、後述の「霜踏み」を数回入れて撃破しました。
石掘りトロルの足元に入って攻撃しても、「足元攻撃」により吹き飛ばされることが多く、距離感や攻撃タイミングの面で難儀します。
結局、3戦目で撃破しましたが、少し苦手なタイプのボスでした。
戦灰「霜踏み」
一時期話題になった「ぶっ壊れ戦灰」と名高い「霜踏み」を序盤で入手することで、「忌み鬼、マルギット」戦や「接ぎ木のゴドリック」戦で大きな戦力となります。
逆に言えば、こうした強力な戦灰を活用してようやく安定した戦いができるとも言えるほど今作のボスは初心者・経験者いずれにとっても強いと感じます。
「霜踏み」とは
何かと敵の動きが機敏すぎて、対応が追いつかない場合の救済用とも言える戦灰「霜踏み」。
付与した武器を持ち、L2ボタンで発動可能です。
効果は「足元に中範囲の霜を発生させ、ダメージ&怯みを与える」というもの。
「怯み」は「攻撃の隙」や「回復時間」を生み出してくれるソウルシリーズで重要な要素です。これを任意のタイミングで発生させることが可能な上、消費FPが10と非常に少ないため、連発すれば大抵のボスを溶かせます。
入手場所・入手方法
この戦灰は「リエーニエの湖」北東にある「カーリア城館」右の水たまりで入手可能です。
戦灰は円卓にいる鍛冶屋で、好きな武器に付け替えが可能ですので、どうしてもボスに勝てない時は先に「霜踏み」を入手・武器に付与してから、L2ボタン連打で蹂躙しましょう。
※一部では強過ぎる戦灰であると話題になっているため、ナーフ(下方修正)される可能性もあります。
攻略順の自由度と難易度
ストーリー開始直後、真っ直ぐ「忌み鬼、マルギット」へ向かっても良い。
周辺をじっくりと探索して、キャラクターを強化してからボス戦に挑んでも良い。
自由度が高いため、好きな順序で攻略していける楽しさがあります。
武器や防具、魔法・祈祷、戦灰・遺灰、聖杯瓶等の鍛え具合によって、攻略難易度が大きく変化します。
そして何よりも最大の合言葉
「レベルを上げて物理で殴る」
に関しては、今作でも有用です。
ボスに勝てないと思った時は、素直にレベルを上げてから再戦することでだいぶ楽になるはずです。
今作は「ルーン稼ぎ」のポイントがいくつかありますので、ボス戦が楽になるくらいのレベルに上げていくことも戦略のうちですよ!
まとめ
「攻略の適正レベルはプレイヤー次第」
他のプレイヤーの進め方と、自分の進め方が違っていても問題無いのです。
最低レベルで攻略するプレイヤーがいれば、最高レベルで蹂躙するプレイヤーもいます。
これまでのソウルシリーズはルートが決まっていたため、強力な武器・防具・魔法等の入手は後半のダンジョンに到達するまで入手不可でしたが、エルデンリングでは霊馬トレントに乗って好きな場所へ進んでいくことが可能です。
オープンなフィールドであるが故に、決められたルート通りに進むこと無く、行ってみたい場所を見つけたら一歩ずつ足を進めてみるとおもしろい発見があるかもしれませんね。