エルデンリングをプレイするため、定時ダッシュで仕事を切り上げて家に帰る日々。
忙しい時期は、帰宅が御前様になることが多く、ゲームレビューができない期間が発生することもあります。
本作は少し落ち着いている期間に発売されたおかげで、プレイ時間が確保できているのが喜ばしいところです。
引き続き、攻略情報無しの初見プレイで進めていたエルデンリングの評価・感想を書いていきたいと思います。
評価・感想
ボリューム | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★★ |
音楽 | ★★★★★ |
操作性 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★★★ |
総合評価 | S+(100点) |
相変わらず期待通りの完成度です。
探索自体が楽しく、「見えるところ全て」がフィールドであることから、常にワクワクしながら進めています。
NPCとの会話が少々ありますが、オープニングムービー以外での冗長なストーリーテリングは無く、探索を通して「新たな発見」を繰り返していきます。
完全初見プレイのため、マップ上のどこに何があるのか気になって、あちこち探索ばかりしているせいで、本編が先に進まないのが嬉しい悩みですが、それはそれで本作の楽しみ方のひとつとも言えます。
「決められたルート通りに進まず、強い武器・防具・遺灰・戦灰を入手してからボスと戦っても良い」
従来のソウルシリーズには無いほどの自由度を誇る本作は、未開の地へ足を踏み入れるたびにドキドキ感・ワクワク感で胸が高鳴るほどの興奮を与えてくれます。
バグ・セーブデータ破損等について
公式が発表するほど話題となっているバグ・セーブデータ破損についても触れておく必要があります。
【フロムソフトウェア公式サイト】
※フロムソフトウェアHPへの外部リンクです
一部ではセーブデータ破損やPS5本体のクラッシュなどが騒がれているため、こまめにセーブするように気をつけていますが、現時点ではプレイ中のダウンは発生せず。
なお、初プレイ時はPS5がスリープ状態からの電源OFFとなっていたこともあり、本体内のセーブデータを全てクラウドストレージに退避しました。
リリース直後であるため、どうしてもバグは付きものであるものの、「クラッシュ」等のゲームプレイに大きく影響する重大なバグがあることは留意しておく必要があります。
ほぼ探索のみ、だが楽しい
上で書いたように、本作は「探索」要素を中心として制作されていることが窺えます。
未知のマップを歩き回り、新しい地図をゲットして探索エリアを広げていくだけでも楽しいと思えます。
また、巨大な敵に遭遇した際に
「もしかしたら勝てるかも?」
と思いながら小突いた結果、強力な一撃を受けてあえなく
【YOU DIED】
の文字が浮かび上がることも。
でも、それが「良い」のです。
適正レベルギリギリまで新しいマップ内に踏み込んでいって、強力な装備や魔法を入手することこそが「オープンワールド」の楽しみ方なのですから。
ダンジョンを見つけ、入る
マップを探索していると、突如目の前に「ダンジョンへの入り口」を見つけることがあります。
多くの場合、ダンジョンの入り口より少し先に「祝福」が配置されているため、探索開始前に落ち着いて「聖杯瓶(旧作:エスト瓶)」の回数を戻しつつ、セーブをすることができるのが嬉しいポイントです。
実際にダンジョンの奥へと進んでいくと、暗闇の中から突然襲いかかってくる敵や、ボス戦を意味する霧に遭遇することもあります。
そのため、慎重に一歩ずつ歩いていく必要があるのですが、その先に貴重なアイテムを発見した際の喜びはひとしおです。
ディレイ攻撃の敵が多い
今作の戦闘は、従来のソウルシリーズノウハウを活用したものであるためか、仕上がりに完成度の高さを実感できます。
少し気になったのは、シリーズ経験者への布石なのか、
「ディレイ攻撃が多め」
に組み込まれているように思いました。
そのため、敵が攻撃モーションに入り始めてからローリング・ステップ・ジャンプによる回避を行った場合、
「回避行動が早すぎて被弾する」
といったパターンに陥りがちとなります。
エルデンリングの戦闘では、
「敵が攻撃モーションに入った後、攻撃し始めてから回避」
を意識して立ち回らないと苦労するかもしれません。
とはいえ、「忌み鬼、マルギット」戦は2回目で撃破できましたので、慣れればディレイ攻撃でも問題なく避けれるようになります。
強化してから進んでも良い
これだけ広いワールドマップを準備してくれたフロムソフトウェアの意図を汲んで、
「しっかりと探索して主人公を強化してから進む」
という遊び方をしても良いのです。
僕自身、今作はゆっくりとあちこち探索して回ってから、通常ルートのボス戦に挑もうと思いながらプレイしています。
最速クリアではなく、攻略情報無しの完全初見プレイをじっくりと楽しみ尽くして進めることができるのは発売間もない期待の作品だからこそ。
ちなみに、キャラクエリエイトにて素性を「侍」でプレイ開始しましたが、初期武器である「打刀」の出血効果が強すぎて驚いています。
出血耐性がない敵なら数回切っただけで大きくHPゲージを削ることが可能なため、これからプレイを予定している方は、「侍」「打刀」「出血効果」をキーワードとして覚えておくとスムーズに楽しめるかもしれません。
まとめ
ストームヴィル城に到着した際、思い切り行き止まりにたどり着いたため、「道を間違えたかな?」と不安になりながら進めています。
その後、祝福で休憩した際にメリナが現れて「円卓」エリアに飛ばされて安心しました。
まだ「レガシー」ダンジョンにすら到達できていませんが、PS5を起動してエルデンリングをプレイする日々が楽しくて仕方ありません。
いわゆる「死にゲー」未プレイの方は、エルデンリングをプレイする前に他のフロムソフトウェア作品に触れてみることをおすすめします。
もちろん、エルデンリングからプレイし始めても問題はありません。
その場合は、「死にゲー」なので「何度も同じ場所をリトライすることで進んでいくゲーム」であることを肝に銘じておきましょう!