デイズゴーンをプレイしてみました。
インファマスセカンドサンと同様、PS5プラスコレクションで無料プレイ可能なゲームタイトルなため、気軽にダウンロードしてプレイ開始。
「オープンワールド型ゾンビゲーム」という意味では割と新しい試みである気はするものの、それが面白さに繋がるかという視点で本作のポイントなどをまとめておきたいと思います。
評価・感想
ボリューム | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★☆☆ |
グラフィック | ★★★★★ |
音楽 | ★★☆☆☆ |
操作性 | ★★★☆☆ |
難易度 | ★★★☆☆ |
大量のゾンビと戦う無双系のゲームかと思いきや、普通にステルスタイプのゾンビ・人間との戦闘ゲームでした。
マップ構造はオープンワールドタイプのため、移動先に一定の自由度がありますが、獲得できるアイテムがほぼ消耗品であるため、メインストーリー攻略だけをガンガン進めていく方が効率よく楽しめます。
既視感の正体
操作性やゲーム性にどこか既視感を覚えつつ、先へと進めていきます。
消毒液を取って、包帯を取って、瓶を取って、、、
火炎瓶を作成してからゾンビの群れに投げ込む!!
うーん、、
既視感。
ああ、あれだ!!
「ラストオブアス」だ!!!
一度気づいてしまうと、完全に「ラストオブアス」にしか感じられない操作感。
エリーに比べて若干の毛が濃いおじさまではありますが、全体的なゲーム設計がほぼ同一だと感じられます。
※上のレビューはネタバレを含む記述がありますので、閲覧注意です。
消耗品にリアリティを持たせようとすると、ラストオブアス仕様になるのでしょうか。
序盤時点ではどう転んでも、ほぼ全く同じゲームシステムです。
難易度について
ヘッドショットを決めないと弾数が厳しいと感じる面もあり、難易度の高さというより敵の硬さがやや気になります。
ゾンビや人間の動きを観察して、主なルートを確認してから遠距離射撃を行うとそれほど苦労することなく一掃できます。
難易度はイージーからサバイバルⅡというハイグレードなものまで幅広く選択が可能です。
ただ、デイズゴーンにガッツリのめり込んでプレイするほど時間に余裕があるわけでは無いため、僕はイージーモードでまったり進めています。
ある程度主人公ディーゴンが負け辛くなるため、ダッシュ近接攻撃だけでも大半の敵を駆逐できるのはイージーモードならではの利点だと思います。
主人公おっさん、ヒロインおっさん
個人的にはデイズゴーン独自の要素をピックアップするとしたらこちら。
「主人公はおっさん」
「ヒロインもおっさん」
いやもう、この2人がバイクに相乗りして高原を走り回るだけで、絵面的にワクワク感が激増してなりません。
道中で自らの腕を敵に炙られてしまった相棒ブーザーのために、包帯や治療道具を探して回るディーゴン。
無事に治療道具一式をゲットして、意気揚々と相棒ブーザーに渡すも、思春期カップルのような感情中心のやりとりに胸が締め付けられるような切なさを感じ、、、るような気がしないでも無い、、、でも無い。
没個性的な世界観とキャラクター
とはいえ、残念ながらそれだけなんですけど。。。
確かにワイルドな男性で荒野を渡り歩くというのは鉄板中の鉄板なんですが、言うなれば「ありきたり」。
どこかでみたことのある原因不明のウイルスと徘徊するゾンビたち。
目新しさとか、褒めちぎる要素といった点には及ばないゲームシステムとメインキャラクター。
フルプライスで購入してプレイするには今ひとつ魅力に欠けるのは変えようも無い事実です。
プレイし始めると中々面白いのですが、ゲームプレイ自体は他のオープンワールド系の洋ゲーと似た感触です。
まとめ
色々感じる部分がありますが、総じて「低価格であればしっかり楽しめる作品」という印象です。
理想的なゲームは、「フルプライスでもワクワク楽しめる作品」ですが、そうしたゲームに出会えるのは稀であるため、色んな作品をプレイしてみる必要があります。
本作デイズゴーンも、オープンワールド型ゾンビゲームとして、一定の面白さはあります。
ラストオブアス無印・ラストオブアス2などのステルス系ゲームが好きな方には刺さるゲームだと言えます。
ちなみに、
僕はフロムソフトウェアのソウルシリーズにガチハマりしたので、オープンワールドにチャレンジしたという「エルデンリング」にも大きな期待を寄せています。