【レビュー】(ボードゲーム)エバーデール再びー安定の面白さについての感想・評価ー

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エバーデールを久しぶりにプレイしました。

相変わらずのクオリティが高い世界観を全開にしたボードゲームであることに、内心驚きながらプレイしていたところです。

 

本作の購入レビュー記事はこちらからご覧いただけます。内容物のコンポーネントやおすすめのスリーブなどを紹介しています。

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目次

評価・感想

 

コンポーネント ★★★★★
重さ(★5)・軽さ(☆1) ★★★★☆
相互性・介入要素 ★★☆☆☆
戦略要素 ★★★★☆
運要素 ★★★☆☆
リプレイ性 ★★★★★
総合評価 S(95点)

とても完成度の高いボードゲーム。

豊富なコンポーネントと、それら全てがエバーデールの世界観にマッチしている点は芸術的とも言えます。

 

ゲームをプレイする際、ルールを理解するのに少々時間がかかりますが、2戦目以降はすんなりと遊べます。

 

ただ、相互性は薄く

「ゲームボード上の素材集めコーナーを占有し合う」

「街・動物カード効果を使う」

上記以外はひたすら自分の街作り(15枚のカードを揃えていく)に勤しみます。

 

 

巡る季節とジレンマ

 

エバーデールは冬→春→夏→秋の順で季節が巡ります。

季節ごとに、プレイヤーは自身のターン内に実行可能なアクションを選択していきます。

実行可能なアクションが無くなった場合等は、季節を進めて、新しいワーカーコマの獲得や場のカード効果発動といった効果を処理してから新たな季節をスタート。

冬は特に悩ましく、ワーカーコマが少ない上に手持ちの資材も極小。それでいて、石トークンの獲得チャンスは非常に限られているジレンマ。

建物を建設する上で、多くの場合要求される石トークンを効率的に集めるか、場のカード効果等を活用して使用量を減少させるかといった作戦を練る必要があります。

 

リソース管理のシビアさ

 

1ターンの重みについて、他のゲームよりエバーデールは顕著に感じられます。

場に出せるカード枚数の上限・ワーカーコマにより獲得できる資材・カードを引く機会等、意識的に各ターンで実行可能なアクションを天秤にかけて、最も勝利点の獲得に繋がるものを実行していきます。

こうしたリソース管理は、マネージング能力が試される(又は伸ばす)ものだと思います。

美麗なイラストで構成される奥深い世界観の中で、シビアなリソース管理をしなければならない歯痒さが、どこか楽しく感じられるようになると、一端の「エバーデーラー」になったとも言えるかもしれません。

 

カードのコンボを狙う

 

冒頭で書いた通り、リソース管理はかなりシビアです。ややもすれば、自分の街作りにおいて、ゲーム終盤時点で「15枚揃えられなかった」という結果になる可能性もあります。

効率的に街作りを進めるため、フィールド場の動物カード・建物カードを積極的に獲得する必要があります。

特に、建物カード右下に描かれた指定動物カードは、自分の場にその建物があればコスト無しでプレイすることが可能ですので、どんどん狙っていきましょう。

 

まとめ

 

エバーデールの完成度は最高ランクです。

ルールはシンプルながら、戦略の幅は広く、リプレイ性も高いゲーム設計となっています。

自宅用に持っていると、ふとした時にプレイしたくなる衝動に駆られることもあるほど、軽い中毒性も。

評価としては、文句なしの「★★★★★(星5つ)」です。コンポーネントを触ってたり眺めたりするだけでもワクワクできます。

もちろん、ゲームとしてプレイすることで、和やかなイラストの世界でシビアなリソース管理により相手より良い街を作る楽しさを実感できます。

 

再販時期を狙って、タイミング良く買える時期にぜひ手に取っていただけると幸いです。

本作は拡張版もリリースされていますので、基本セットで物足りなくなった方は拡張版の導入もおすすめです。

 

未プレイで購入検討中の場合は、多くのボードゲームショップでも取り扱いがありますので、事前にプレイしてみてからでもいいかもしれません。

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