お金の話って、友人・家族の間でも切り出しにくいですよね。
しかもそれが「貯金」についての話となると、途端に口を閉じてしまいたくなります。
既に数千万円もの貯金ができている人はどれだけいるでしょうか。
大半の人は、数十万円から数百万円の貯金が平均的な貯金額かもしれません。
年代別の貯金額平均を見て不安に思う人は早々に「貯金体質」に切り替えて将来に備えるようにしましょう。
このエントリでは、「貯金」に関する基本的な話を紹介いたします。
本当の貯金方法を知ってますか?
ほとんどの場合、収入の柱は基本的に毎月の給与です。
会社員の場合、社会保険料や厚生年金などの諸経費が天引きされて、残ったものが手取り給与として銀行口座などに振り込まれます。
そこから、家賃・水光熱費・通信費・スマホ代・食費・交際費などを引いていって、残ったお金を貯金に回す。
、、、
そんな貯金方法を実践している人は即刻止めてください。
もし、本気で1000万円貯めたいと考えるなら、方法はシンプルです。
「毎月の給与から積立貯金」として強制的にお金を貯める。
そして、「残ったお金」が「使えるお金=可処分所得」となるのです。
キャッシュフロー表で家計を見直し
試しに、キャッシュフロー表で向こう5年間の収支計画を書き出してみました。
僕の場合、積立貯金と節約による普通預金口座の貯金で毎年150万円ほど貯金すると、5年後には1000万円の貯金ができる計算になります。
あくまで、今の生活スタイルをそのまま継続しつつ、支出を見直しながら貯蓄額を増やした場合の到達目標です。
車両費・教育費・保険料は今の生活スタイルからすると必要ないものとして算出しています。
すでに結婚されている方やお子さんがいる方の場合は、これらの項目にもしっかり金額を入れて計算しましょう。
僕の場合、特に大きいのは、一時的な支出である「大学の奨学金返済」です。
翌年の12月には返済が完了しますので、返済分の金額も積立貯金の金額に上乗せする予定でキャッシュフロー表に組み込んであります。
無駄な出費を考える
かいつまんで言えば、「節約する」ということです。
“そんなのわかってるよ!”という方が大半だと思います。
ですが、自分が何にお金を使っているかすぐに答えられますか?
なぜいつも「お金がない、お金がない」と口にしているか原因を見つけようとしてみたことはありますか?
お金の増減は、基本的に「入る・出る」のバランスです。
「出る」の方に比重が大きくのしかかっているから、「お金がない」のです。
コンビニで朝ごはんから夜ご飯まで全て買ってしまう
欲しいと思ったものはとりあえず買ってみるけど使わないまま押入れに放置
数十円、数百円単位のものをケチるくせに、数百万円の車は即決で買う
こうした意識のまま生活を続けていれば、間違いなくお金は貯まりません。
むしろジリジリとボディブローのように貯金を蝕んでいくのです。
浪費は簡単、貯蓄は困難、理想は増やす
ここに100万円があります。
どうぞ、好きに使ってください。
そう言われた時に、真っ先に「何を買おうかな?」と考えていたら赤信号。
「貯金に回す」もしくは「投資に回す」と言えるのが理想的です。
お金は使えばすぐに無くなっていきます。
ただ、急な病気等によって、どうしても大きなお金が必要になる時が突然やってくるかもしれません。
そういったリスクに対処するためにもしっかりと準備しておくことが重要なのです。
お金に対する意識を持つ
「1000万円貯めたい」
もしも、本気でそう思っているなら、まずは現在の収支を目に見える形にします。
そのためには、家計簿をつけるのが最も確実ですよ。
僕はズボラなので、紙での家計簿記帳が続かなかったので、iPhone購入をきっかけに、アプリを使い始めるようになってから、毎日続けて記帳することができています。
そして、キャッシュフロー表を作成します。
正確に試算するのであれば、1年分の家計簿から収支をきちんと数字に落とし込んで、ライフプランと照らし合わせながら金額を入力していきます。
僕が今回使用したのは、日本FP協会のHPからダウンロードしたものです。
良かったら一度試しに作成してみてください。
どうしてお金が貯まらないかの理由が見えてきますから。
まとめ
普段漠然と「貯金しなきゃ」と思う反面、「もう少し収入が増えたら」とか「まだまだ先は長いし」なんて言い訳をしながら散財してしまう日々。
そろそろ、本気を出して取り組んでいきませんか?
貯金がいくらあったら安心か
同世代の平均貯金額はいくらか
他の人は貯金が無いって言ってるから自分も大丈夫だ
そんなことを考えても全く意味はありません。
最も大切なことは、自分のライフプランを考え、実行する上で、何歳までにいくら貯めておきたいかをしっかりと計画的に進めていくことなのです。