「あれ買わなくちゃ」
「これも買わなくちゃ」
「いつか高値になるから買っておかなくちゃ」
➡︎「要らなくなったら後で売ればいいし」
基本的に売っても買値以下
そう思って必要のないものまでお買い物。
気づいた時には、お財布からどんどんお金がなくなっていきます。
メルカリやヤフオクを始めとしたC to Cの売買サービス・アプリは便利ですが、最大のデメリットは手数料。
どちらも1回の取引に対して、およそ10%程の手数料がかかります。
5000円で購入した物を4000円で売った場合、手数料を差し引くと3600円の戻りです。
差額としてはマイナス1400円。
ただ、結局一度も使わなかったような要らない物の場合、そもそも買わなければ5000円は5000円のままでした。
その上、メルカリの場合は送料込み出品が中心であるため、実際には買値の半分戻って来ればいい方です。
いつか使うかもしれないの罠
何より「いつか使うかもしれない物」というのは、最終的に「最後まで使わない物」であることの方が多いのです。
いま部屋の中にあるものを見渡してみてください。
1年近く手にとっていないものはありませんか?
・使わなくなった古いゲーム機とゲームソフト
・読まなくなった本や雑誌
・使い終わった携帯電話
・お土産で買ったキーホルダーやペナント
・着なくなった服
・お菓子などの入っていた缶
探せばたくさんの「今は使わないけど、いつか使うかもしれない」と思って捨てれないものが部屋中に散乱しているはずです。
もう役目を終えたなら、それはもう手放すべき時が来たということ。
そして、中でも「買ったのに1度も使わなかったもの」がある場合には、次回の購入は控えるように心がけましょう。
「買ったけど使わなかったもの」よりも、「それが無いと生活に困る物」を優先的に買うようにした方が遥かに有意義にお金のやりくりができます。
クレジットカードは悪魔のカード
特に、クレジットカードでの買い物には要注意!
今払えるお金がないのに、未来の自分にツケをお願いして必要以上の買い物をしてしまいがちです。
“来月残業代がたくさん入るから今月はカードで大きな買い物をしてもいいや!”
、、、というのは危険です。
そもそも本当に必要なもので、高額なものを買う予定があるのでれば、購入予定の時期に向けてコツコツ貯めておけばいいのです。
支払いを後回しにして、嗜好品にお金を費やしても残るのは「借金」だけです。
特にZOZOTOWNの「ツケ払い」などは借金体質の人を呼び寄せるために始めたサービスといっても過言ではありません。
支払いを後回しにしたところで、結局のところ「いずれは支払うことになる」のです。
何でもかんでも後回しにするのではなく、支払うべき時には先払いして、どうしてもクレジットカードでしか対応できない時にのみ使用するなどの制約を課した方が安全です。
クレジットカードはおトク?➡︎嘘つくな
クレジットカードにポイントがたくさん付与されるのは何故か考えたことはありますか?
理由は簡単です。
人は、クレジットカードだと必要以上のお金を使ってしまいがちだからポイントに還元できるのです。
そう言った意味でも、そもそも必要がないものはポイントが付こうが、今なら1個買ったらもう1個が半額になろうが、要らないものは要りません。
例えば、
10000円の商品を2個買ったら18000円!
それに今ならポイント10%還元!限定1000名様まで!!
なんて謳い文句に騙されてはいけません。
そもそも1個あれば十分なものを、今2個買う必要は一切ないのです。
ただ単に8000円も多く支払って、余計なものが1個多く届くだけ。
それに、そもそも1000名なんて今のご時世、なかなか集まりません。
焦る必要は無いのです。
こうした「おトク」は、必ずしも「必要」に直結はしません。
まとめ
今の時代、企業側も消費者である僕らにお金を使わせようとありとあらゆる工夫を凝らした宣伝に躍起になっています。
・要らないものを買っても後で売れるサービス・アプリ
・2個目半額
・商品金額分を全額ポイント還元
・クレジットカードポイント2倍
・限定1000台
上のような謳い文句はどこかで耳にしたことがあるはずです。
ですが、ここまで読み進めて賢い消費者になったあなたはきっとこう思うはずです。
「今、自分が本当に必要なものだけ買えばいい。
それが1個でいいなら、2個はいらない」
ストック癖を無くして、必要な時に必要なものを必要な分だけ買って使うようにすると、お金もスペースも無駄にすることはなくなります。
賢くスマートに生きれるよう、買い方には十分気を配りましょう。