先日ニンテンドースイッチのゲーム「ファイアーエムブレム風花雪月」の3周目をクロード率いる金鹿ルートでクリアしました。
今回の記事はネタバレを含みますので、未プレイの方はご注意ください。
↓以下、ネタバレ含む感想・評価
3周目クリア時点のプレイ時間は115時間
金鹿の学級クロード編で3周目をクリアしました。モードはハード&カジュアルに設定
この段階に至るまでにかかった時間は30時間ほどです。
落し物無視、戦闘はストーリー以外はおまかせモード、既に見た支援会話はスキップ、指導は後半全ておまかせ、ガルグ=マク大修道院内ではほぼ食事のみで1周目より10時間ほど短縮。
それでも前半の学園パートを3周するのはキツいものがありました。
司教レアとフォドラの歴史の秘密を解き明かす物語
クロードはレスター諸侯同盟盟主の家系であるリーガン公爵家の嫡男。フォドラの宗教観に懐疑的で、フォドラ十傑に関する伝説などに疑問を持ち、学園所属時代から独自に調査を進めていました。
確かに、大司教レアは多くを語らず、アドレステア帝国・ファーガス神聖王国・レスター諸侯同盟というフォドラ全土に広がる3大勢力から有力な子どもたちを集め、セイロス教の教えを説きながら彼らに戦いの技術などを教え込んでいる点にクロードが疑問を持つのもわからなくはありません。
“フォドラの喉元”をこじ開ける
クロードの最終的な目的は、アドラステア帝国やファーガス神聖王国の打倒ではなく、歴史の真実を知った上で、フォドラ東部に位置する山脈”フォドラの喉元”をこじ開けることでした。
ゴリネル家が守る「世界を分かつ壁」としてそびえ立つ”フォドラの喉元”をこじ開けることで、閉鎖的なフォドラの環境を大きく変え、最終的にパルミラ人も、ダスカーの民も、フォドラに住う人々も分け隔てなく助け合える世界へと変えていきたいというのがクロードの願いとのこと。
(どっかの復讐に心を奪われた斧を振り回す娘や眼帯の病み男に比べて、なんという器の大きさでしょうか)
不落要塞メリセウス攻防戦
不落要塞メリセウスの奪取にあたり、クロードはパルミラの豪傑ナデルに助力を仰いでいました。
不落要塞を攻略するため、ナデルと手を組み、メリセウス内部から要塞をこじ開ける作戦に打って出ます。
メリセウス攻防戦後、死神騎士は撤退しつつ、”頭上に注意しろ”と警告。
すると空から光の柱が落ちてきて、メリセウスを一瞬で破壊し尽くしました。
ベレスはその様子を険しい表情で見ていることしかできません。
この光の柱を落としたのは誰なのかは不明なまま、メリセウス攻防戦が幕を閉じます。
(右端の兵士の口元が驚くほど引きつっていますね)
エーデルガルドは覇王(覇骸)化せず
2周目の青獅子の学級ディミトリ編では覇王(覇骸)化後にラスボスとして登場したエーデルガルドですが、金鹿の学級クロード編では通常の人間状態で「皇帝エーデルガルド 」として登場。
引導を渡すのは、ガルグ=マク大修道院で師として仰いだかつての先生「ベレス」です。
戦いに敗れたエーデルガルドは、かつての師に対し「勝者の務めを、、、」とだけ伝え、この世を後にします。
大司教レアを救出したベレスと、彼女との再開に涙するレア様。
分かってはいますが、学園パートで和気あいあいとしてたメンバーと戦争で戦わないといけない本作は本当に心が痛くなるシーンばかりです。
盗賊ネメシスと闇に蠢くものたち
救い出したレア様から、自信が女神ソティスの眷属であり、かつて聖者セイロスとして盗賊ネメシス&フォドラ十傑と戦いを繰り広げたことが伝えられました。
ネメシスは元々盗賊の首領であって、本来は英雄でも何でもないようです。
闇に蠢くものたちのボス「タレス」を倒すため、クロード率いる金鹿の学級メンバーはシャンバラへと向かうことに。
シャンバラはフォドラの地下に広がる地底世界。
上の世界に比べて近未来感のあるステージとなっていました。
ちなみに、ステージ内には扉の鍵を持っている敵が数体いますので、ドラゴンユニットやペガサスユニットを活用しながらガツガツ進んで行った方が攻略が楽になります。
事前に全ユニットに扉の鍵を持たせてから出撃してもいいかもしれません。
タレスはかなり硬いので、ベレスで突撃して直接天帝の剣などでぶん殴った方が早いです。
タレスをぶん殴った後、再び光の柱を起動。
レア様が白きものに変身し、光の柱を食い止めますが、そのまま倒れ込んでしまいます。
光の柱を食い止めることに成功したものの、完全に力を使い果たして倒れ込むレア様。
こうして、クロードとベレスの物語は最終局面を迎えます。
盗賊の首領ネメシスの復活
一方、厳重な封印が施された棺の中から、永き眠りから覚めたネメシス(実際は盗賊の首領)が登場。
シーンは変わって「白きもの」に返信したレア様の姿を見たクロードが、とうとうセイロス教の真実について聞き出そうとします。
レア様曰く、かつて女神ソティスが生み出した女神の眷属のうちの1人が自分自身であることを告げます。
タルティーン平原の戦い以前、人々は自身を神であるかのように勘違いし、女神や女神の眷属たちに戦いを挑みますが、敗退して地下へ逃げ込み「闇に蠢くもの」として復讐の機会を窺うことになったそう。この時の戦いで傷ついた大地を再生すべく、レア様の母である女神ソティスがその力のほとんどを使い果たすことになる、聖地ザナドに眠ることに。
時を経て、聖地ザナドへ攻め入ったネメシス率いる盗賊の一団により、他の眷属たちが虐殺されてしまいます。この時に入手した眷属たちの遺体から作り出されたのが紋章と英雄の遺産。
こうしたネメシスとのちにフォドラ十傑と呼ばれる一団による虐殺行為により、聖地ザナドは「赤き谷のザナド」として人々に語り継がれることになったそう。
レア様はこの時の復讐心を強く持ち続け、聖者セイロスとしてネメシスとフォドラ十傑を相手取り、タルティーン平原で戦うことになったとのこと。
一気にこれだけ重い話を聞かされて、さすがのクロードも気が重い様子が窺える表情をしています。
そして、レア様は自身の母である女神ソティスの紋章石をベレスの心臓に埋め込んだことを告白しました。
この話の後、ネメシス復活を知り、クロード率いる金鹿の学級メンバーは最終戦闘に向かうことに。
フォドラ解放戦とエンディング
最後の戦い「フォドラ解放戦」の開始です。
復活したネメシスに加え、配下の10人(フォドラ十傑)との戦いが開始されました。
配下の10人を倒さないと、ネメシスに施されている硬いガードが解けないため、マップに点在する将たちを倒していきます。
脳筋ヒルダと策士クロードによる飛行ユニットを中心に、遊撃戦を繰り広げて無事に最後の敵ネメシスとベレスの一騎打ちとなりました。
他のメンバーだとネメシスが硬すぎてダメージが通らないため、強化しまくったベレスの単騎特攻が一番効果的です。
そして、エンディングへ。
こうしてクロード率いる金鹿の学級を中心にした聖者セイロスと盗賊ネメシスの戦いに幕を閉じました。
フォドラの秘密や女神ソティスと聖地ザナドの真実、そして闇に蠢くものたちの正体など、多くのことが語られる重要なパートでした。
モバイルモニタもフル活用
テレビが使えない時に大画面で楽しむために、引き続きモバイルモニタを使ってプレイ。
これでファイアーエムブレム3周目クリア達成!
4周目は赤鷲学級の教団ルートとなるため、プレイは見送っています。