【レビュー】(ファイアーエムブレム風花雪月)2周目をプレイしてようやくストーリーの本質と各勢力の対立構造とかが分かってきた話

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現在ニンテンドースイッチのゲーム「ファイアーエムブレム風花雪月」をプレイ中です。

今回の記事はネタバレを含みますので、未プレイの方はご注意ください。

 

↓以下、ネタバレ含む感想・評価

 

 

 

目次

セイロスとネメシスの戦い

1周目エーデルガルド帝国ルートを走り抜けて、2周目をディミトリルートで独走中。

オープニングにレア様がセイロスとして登場していたことにようやく気づきました。

そして、戦っていた相手こそフォドラを救い、その後、フォドラを破滅に追い込もうとしたネメシスであると。

セイロス(大司教レア)は、ネメシスを討ち取り、炎の紋章と天帝の剣を取り戻すことに成功し、それぞれ別の場所へと保管したということがわかりました。

こうして考えると、オープニングシーンは2周目をプレイする人向けに作られたといっても過言でないほどのクオリティです。

 

ベレト/ベレスの帰還と大司教レアの目的

セイロス教団大司教レアにとって、主人公ベレト/ベレスの帰還を予期していた未来だったのか、はたまた偶然だったのか。

傭兵団の一員であり、父であるジェラルトとの旅の中で、偶然出会ったガルグ=マク大修道院の士官学校に属する学級長3人との邂逅により、ベレト/ベレスは生まれ故郷へと戻ることになりました。

レアのお母様である女神ソティスから抽出した炎の紋章石を天帝の剣から分離し、当時赤子であったベレト/ベレスの心臓へと埋め込みます。

これが原因のためか、ベレト/ベレスは感情を表に出さず、心臓が止まったままの状態となります。

レアの目的は察するに「お母様の心臓から抽出した炎の紋章石と天帝の剣が作用することによる女神ソティスの復活」であることがわかります。

 

紋章と貴族の在り方

フォドラでは、アドラステア帝国・ファーガス神聖王国・レスター諸侯同盟の3大勢力が均衡を保っており、それらの中心に位置するのが大修道院ガルグ=マク。

大修道院ガルグ=マクは、フォドラにおける巨大宗教「セイロス教」の教えのもと、有力貴族たちが各地を治め、中でも紋章持ちの子どもに地位を受け継いでいくよう教えを説いています。

英雄戦争の時代に活躍した「フォドラ十傑」を中心に、各地の貴族たちは英雄の遺産と紋章の力を子孫に世襲で継いでいくことを重要視しており、実力があっても身分が平民の者や貴族であっても紋章持ちでない者は成り上がることができません。

エーデルガルドの帝国ルートでは、こうした大司教レア(聖者セイロス)が作り上げた貴族と紋章による支配を瓦解し、実力に基づく人間による統治のための戦争を繰り広げる物語となりました。

 

外伝と課題出撃のみ手動

ここまで話を理解した上で、2週目をファーガス神聖王国の子息「ディミトリ」でプレイしていますが、如何せんパート1の士官学校編がややもったりして時間がかかります。

できるだけスムーズかつ効率的にプレイを進めるために、無駄な作業である「落し物配達」「お茶会」「全員との会話」を全てやめることにしました。

代わりに指導レベルを引き上げ、食事に誘って支援レベルをガンガン上げていき、生徒の方から学級に入りたいと申し出る状態にします(支援レベルを上げるだけでもその生徒の求める技能レベル水準が下がります)

また、覚えているムービーとメインキャラ以外の支援レベルアップの会話はスキップし、フリークエストの出撃は全て「おまかせ>遊撃」を選択して敵を自動殲滅するようにしています。

(ハードモード以上の場合、外伝と課題出撃は「おまかせ」にするとあっいう間に味方が倒されていくので、手動戦闘がオススメです)

 

英雄の遺産の正体と解放王ネメシス

赤き谷ザナドに居を構えていた女神ソティスとその眷属たちは、人々に知識や技術を与え、世界の発展に寄与していました。しかし、人々は女神の意思とは裏腹に、争いを引き起こし、挙げ句の果てには女神にまで刃を向けます。

この戦いで焼け野原となった大地の再生のため、女神ソティスは自身の力のほとんどを使い果たし、聖墓にて長き眠りにつくのです。

 

天帝の剣を始めとした「英雄の遺産」と呼ばれる伝説の武具は、女神ソティスからネメシスとフォドラ10傑が授かったとされていますが、実際には「女神の遺骨」や「女神の眷属の遺骨」から作られたもの。

(女神の血が炎の紋章、心臓が炎の紋章石、遺骨が天帝の剣といった具合)

 

大司教レア曰く、女神ソティスの心臓と遺骨から作られたのが「天帝の剣」であり、どのようにしてかネメシスはこれを入手後、女神の眷属たちの遺骨から別の英雄の遺産を作り、フォドラ10傑を組織したのだという話。

この裏には、「闇に蠢くもの」がおり、彼らが解放王ネメシスやフォドラ10傑をそそのかして赤き谷ザナドへの侵攻を進めさせたのでしょう。

 

もしもこれが正史であれば、ネメシスとフォドラ10傑は女神ソティスとその眷属に仇なす悪者になりますが、かつて邪竜を打ち破ったとも言われており、彼らの真意はまだ掴めていません。

 

【主な歴史】

●赤き谷ザナドに住まう女神ソティスと眷属たちが人々に知識や技術を与える

●人々が女神たちに刃を向ける

●女神と眷属 vs 人々の戦いが勃発

(人々が負け、地下へと逃げた彼らの末裔が闇に蠢くもの「アガルタ」となる)

●女神が焦土を回復し、代わりに聖墓で長き眠りにつく

●ネメシスが闇に蠢くものとともに聖墓から女神の血・心臓・遺骨を入手

(後の炎の紋章・紋章石・天帝の剣となるもの)

●解放王ネメシス・フォドラ10傑・闇に蠢くものが赤き谷ザナドへ侵攻

●聖者セイロス(大司教レア)がこれを撃退し、天帝の剣他一式を奪取

※セスリーン、インデッハ、マクイル、キッホルの4聖人も戦いに協力

●大司教レアとして大修道院ガルグ=マクを建設後、「セイロス教」による支配を開始

●12番目の被験体であるベレト/ベレスの母から赤子の心臓へ紋章石を移す

●違和感を感じた父ジェラルトは大修道院ガルグ=マクから脱出し傭兵として放浪暮らし

●数年後、士官学校学級長たちと邂逅し、メインストーリーの開始

 

こうして流れを整理するとファイアーエムブレム風花雪月のストーリーがどれだけ作り込まれているかよくわかりますね。

 

モバイルモニタもフル活用

テーブルモードだと画面が小さく、戦闘中の敵キャラ見落としが発生して何度かやり直しを喫したことから、モバイルモニタに接続してじっくり戦略を練りながらプレイしています。

テレビで映画やアニメのながら見をしながら、作業感のある部分はモバイルモニタでのほほんと進める感じがとても便利で楽しいです。

 

ファイアーエムブレム風花雪月は4周全てのルートを全クリしようとすると、約120時間ほどかかるほどのボリュームです。

ボリューム的にもストーリー的にもオススメできるゲームですが、反対に言えば腰を据えてプレイをしていく必要がありますので、それなりの時間と期間を要すると思ってください!

 

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