お金が無い時に頭に思い浮かぶのが「お金、借りるにはどうしたいいだろうか」という考え。
ですが、「借りたお金」はいずれ利息をつけて返さなければいけません。
一方で、「稼いだお金」は返済の必要がありませんが、手元に入るまで時間がかかります。
それぞれの「お金を得る手段」について解説していきます。
「お金が無い」に対する2つのアプローチ
返済の目処が立っていて、期日までに返済完了できるなら問題はありませんが、大抵の場合「お金が無いから借りたい」のであって、「返済の目処がなんて無い!」というパターンが多いでしょう。
そして、もう一つは「お金を持っている人にお金を出してもらう(=お金を稼ぐ)」ために自分が価値を創造して提供するパターン
「お金が無い」という状況は同じにも関わらず、「お金を借りる」「お金を稼ぐ」というアプローチの違い。
今回はそれぞれの違いについて理解を深めるために話をまとめていきます。
「お金は借りるけど返済の目処はない」
これは最悪の状態です。
この段階に陥ると、友人や家族、恋人や子どもまで失いかねない状況になり兼ねません。
大抵の場合、心身ともに健康な状態でお金を借りなければいけない状況になるのは、「身の丈に合っていないお金の使い方をしている」か、「ギャンブルでの借金」でしょう。
中には「自分以外の借金を背負った」なんてパターンもあるかもしれません。
「会社が急に倒産した」「解雇通告された」などという事態もあるでしょう。
いずれも事前に対策を立てておくことで、ある程度改善を見込むことも可能ですが、無計画で流されるままに状況を受け入れてしまうとそのまま借金漬け真っしぐらです。
その状況に陥ってしまった時に、「お金を持ってそうな誰かに泣きつこう」と意識的にしろ無意識的にしろ考えてしまっている時点で、「お金に対して依存体質」であると言えます。
「お金を稼ぐ方法を考えて実践してみる」
お金を手にする方法は「借りるだけ」ではありません。
自らの力で「お金を稼ぐ」ことができます。
今では玄人仕様のヤフオクだけでなく、スマホだけで完結するメルカリもあります。
ブログ等のアフィリエイトも長期視点で考えれば副収入(副業)の手段として十分機能します。
イラスト制作などが得意な方は制作したイラストを元にTシャツ等にプリントして販売してもいいかもしれません。
ハンドメイドが得意な方、レジン製作やチャーム製作などでアクセサリーを販売する方法もあります。
もっと大きく稼ぎたいなら、余裕資金を潤沢に用意した上で、株やFXに挑戦してもいいでしょう。
ウィークエンドだけの「週末カフェ」でお客さんに美味しいコーヒーと美味しい料理を提供するのも楽しそうです。
お金を稼ぐ手段を考え、実践することは、人からお金を借りようと画策するよりも何倍も楽しいですし、ワクワクします。
「お金を稼ぐ方法」を考えるにあたり、「人にどんな価値を提供できるか」という本質にたどり着くのです。
「借りる」と「稼ぐ」の違い
ここまでで考え方を整理してみます。
「お金を借りる」とは、、、
・身の丈に合わない生活や不要なギャンブル等に手を出した結果
・自分の家計状況を理解していない、収支管理ができていない
・困ったら人に頼ろうとする依存体質
「お金を稼ぐ」とは、、、
・所有している物品、技術を価値ある物にして他の人の手に渡る工夫
・お金に働いてもらってお金を増やす技術(株・FX等)
・ワクワクする事業を開いてお金が集まる仕組みを作る
こうして整理してみると、「お金を得る」という結果は同じなのに、その性質の違いが浮き彫りになりますね。
わかりやすく例えるなら、
「お金を借りる」=人が釣った魚を当てにする(一時的)
「お金を稼ぐ」=魚の効率的な釣り方を考えて実践する(継続的)
誰かに依存してお金を工面するより、自分自身で努力してお金を稼げる仕組み作りに勤しむ方が数100倍も楽しく活動できます。
何よりも、「お金を稼ぐ」を意識して行動すると、実に多くのことを学ぶことができます。
その過程で得た人脈や技術(スキル)は次の一歩にも繋がっていく大きな土台になっていきますので、切羽詰まった状況になる前に、余裕を持って仕組み作りに注力した方が良いです。
まとめ
「お金が欲しい」
大半の人にとっての悩みのタネですよね。
では、実際にお金を手に入れる方法としては、「もらう」「拾う」「借りる」「稼ぐ」の4つが中心ですが、「もらう」「拾う」は現実的ではありません。
そうなると「借りる」「稼ぐ」が選択肢に入ってきますが、人は往往にして楽な方へと流れるようになっているようです。
ですが、「お金を借りる」際には必ず「返済の目処」が立っていないとずぶずぶ借金地獄に陥るような仕組みになっている点に注意しないといけません。
それよりも普段から「お金を稼ぐにはどうしたらいいか」という視点を持って周りを見渡し、ビジネスチャンスを見つけるようにしてみると案外誰も気づいていないチャンスにぶつかることもあるかもしれません。
「まずは、やってみる」の精神で色々と挑戦してみましょう。