普段、友達や恋人とどんな話をしますか。
僕の場合、相手の出方を見てから話題を組み立てるようにしています。
ただ、中には出てくる話題が「酒・タバコ・下ネタ(女)・ギャンブル」ばかりだと、聞いていて悲しくなります。
全てにおいて「本能的な欲求」に流されているだけで、知性を感じないためでしょうか。
今回は話題を上手に提供しながら話せるようになりたい人のために、簡単にできるコツをいくつか紹介したいと思います。
相手の興味・関心に耳を傾ける
まずは相手の話によーーーく耳を傾けましょう。
そこに話題のヒントが山のように隠されています。
野球・サッカー・ダンスなどスポーツものが好きだったり、読書・映画などの文化的な趣味だったり、もしかしたら手芸や茶道などが好きだったりと会話の端々からその人の「人となり」は見えてきます。
会話を盛り上げたいと思っているなら、相手の興味・関心あるトピックスに対して、意欲的に質問をぶつけていくようにしましょう。
・どうしてそれに興味を持ったの?
・いつから始めたの?
・将来はどうなりたいの?
切り口はたくさんあります。そして、人は自分の好きなことを聞かれると気分が良くなってもっと話をしてくれるようになります。
まずは相手の話を聞くことに力を注いでみましょう。
自分の趣味や好きなことを小出しに話してみる
相手の話を聞いているだけだと、「あなたはどうですか?」と聞き返されることがあります。
こうなった時のコツとしては、相手の話から聞き出した情報を元に、自分の趣味や好きなことを小出しに話していくと良いです。
その際、できるだけ相手の興味・関心に近い(少しでも関連する)トピックスを選ぶようにしましょう。
相手に「わかるわかる!」と思ってもらえると心象も良くなり、会話が弾むきっかけになります。
映画やテーマパーク等で共通の体験をする
どうしても共通の話題がない場合、趣味や好みが合わない場合は、まずは一緒に体験を共有した方が手っ取り早いです。
気軽なのは映画鑑賞、ボウリングやカラオケ、時間があればテーマパークに行くのも良いと思います。
もう少し手間暇がかからない方法としては「ウィンドウショッピング」というのも選択肢に入りますが、これも好みが分かれるため、積極的に導入するのは少々難しいかもしれません。
そして、共通の体験をすると「あの時のアレさー、、、」という会話が自然とできるようになりますよ。
食事に関する話題を出してみる
生きていれば必ず「食事」を意識しなければいけません。
つまり、誰しも「食事」に関するマイルールやこだわりなどを持っているはずです。
美味しかったお店、行きつけのお店、自炊する際の得意料理、ダイエット方法やコツ等。
食事に関する話題は上手に組み立てれば互いに良い刺激になって話題に困りませんし、好みの店に連れて行くといった派生も可能です。
ぜひ普段から食事については広い視野で見るように意識しておきましょう。
まとめ
「話題がない」「話が盛り上がらない」「何を話したら良いかわからない」
そういったことで悩む人がいれば、酒・ギャンブル・下ネタといった自分の興味関心だけをずっと話す人もいます。
ただ、「あの人と話しができて良かった」と思ってもらえるようになるためには、上で紹介した会話・話題選定のコツを意識しながら、実践した方が早く上達します。
会話で重要なのは、「話し手がいて、聞き手がいる」という事実。
相手が話をする時はじっと耳を傾けて情報を整理し、自分が話をする時は仕入れた情報と相手の反応を見ながら話題を選定していくことが重要です。