ニンテンドースイッチでいま話題沸騰のゲーム「天穂のサクナヒメ」を開封しましたので、序盤のプレイ感想・評価をレビューしておきたいと思います。
スマホゲームに飽きてきたゲーム好きな皆さんが、大分前からニンテンドースイッチやPS4(PS5)へと移行しつつあるのが個人的に嬉しい昨今において、良質なインディーズ制作のゲームが盛り上がっているのは最高の環境です。
できればこの勢いでコンシューマーゲーム市場が再び賑わっていってくれると嬉しいところです。
2Dダンジョン探索がベース
冒頭のチュートリアルでは、物語の中で「このゲームは横スクロール型の2Dアクションゲームですよー」ということを自然に教えてくれます。
(神の世界に入り込んだ人間たちを追い出すために追いかけるパートが2Dメインのアクションゲーム部分)
最近ホロウナイトをクリアしたので一層感じるところですが、操作していて気持ちのいいゲームは2Dでも十分楽しいのです。
戦闘では空中コンボも可能で、敵である鬼を打ち上げてから軽攻撃連打→重攻撃フィニッシュまでテンポ良く繋がっていきます。
稲作はおまけ要素、、、ではないだと?!
バフ要素としての食事と言えば、モンスターハンターシリーズを彷彿とさせます。そう言えばもう少しでモンスターハンターライズが発売予定でちゃっかり予約しています。
そんなお約束の食事要素ですが、このゲームでは主食である「お米」を「自身で耕す」という点で、他のゲームとは一味違います(食事だけにね!)。
実際に稲作を開始してみると、本当にやることが多くて勉強になります。稲を植え、水を引いて、雑草を抜き、田の周辺環境を整えて、、、と色々進めていると「あれ?これ稲作シミュレーションゲームだっけ?」と思い始めることにも繋がります。
「良いお米」が出来上がると、バフ効果も向上するので、真剣に稲作シミュレーションを楽しむ遊び方もありますね。ゲームとしての面白さと上手に折り合いをつけているので、子どもから大人まで誰でも取り組めるよう設計されている点は素晴らしいと思います。
キャラクターデザインが可愛い
キャラクターデザインはどのキャラもすごく素敵です。サクナヒメは、登場時だととても傲慢そうに見えますが、罰を受けることになった時の泣きじゃくりっぷりを見て少し可哀想にも思えました。
田右衞門、きんた、ゆい、ミルテとかいまる等、人間たちのデザインや設定も物語とうまく噛み合わさっていて、全く違和感無く天穂のサクナヒメの世界へと導いてくれます。
メインストーリーに関して
武神タケリビと豊穣神トヨハナの間に生まれた神であるサクナヒメが、神の世界に迷い込んできた人間たちを追い出そうとして、蔵を木っ端微塵に。
ヤナト神族を統べる主神カムヒツキから罰として、鬼が巣食う鬼島へ赴き、鬼たちを退治するよう指示され、人間たち一同と(嫌々)現地で調査・開拓を進めていきます。
ストーリー自体は奇想天外な設定では無いものの、キャラクターの魅力や世界観の全てがとても心地良く設計されているため、会話を進めるボタンを押すのさえ楽しくなっていました。
(面白いと感じなくなったゲームはボタンを押すのさえ億劫になりがち)
現時点の感想・評価
まだプレイ開始から3時間ほどですが、鬼島の開拓や稲作、食糧集めなど、面白い要素が盛りだくさんで楽しくプレイを進めています。
2Dアクションのプレイ画面では、サクナヒメや鬼が小さめに見えるのと、少しボケボケした画質となってしまう点が気になりますが、稲作要素やその他世界観全般を含めた面白さを総合すると星4つ以上の評価となりそうです。
クリア後のレビューでは詳細な評価を書きたいと思います。
農林水産省のHPが攻略Wikiと言われるくらい稲作要素がガチなので、お子さんの食育にも効果がある不思議なゲームと言えるかもしれません。