攻略情報を見ずに「新すばらしきこのせかい」をプレイしています。レベルは49まで上がったので、RPG的には終盤に差し掛かったあたりでしょうか。
改めて「新すばせか」が面白い・楽しいと感じるポイントに気付きました。
戦闘がめちゃくちゃ楽しい
素直に言って、戦闘がめちゃくちゃ楽しいんです。
バッジドロップ率を上げるために必要以上に敵シンボルをかき集めて、10連戦とかしちゃうくらいハマります。
バッジごとに割り当てボタンが異なります。
そのため、強力な能力のバッジを持っていても、割り当てボタンが同じ場合、複数個同時装備のアビリティ解放が必要になります。
Xボタン:近距離攻撃
Yボタン:中距離攻撃
L・Rボタン:遠距離攻撃(主にチャージ型)
ZL・ZRボタン:遠距離攻撃(主に継続型)
ボタンごとの攻撃特徴を理解すると、攻撃のタイミングを調整したり、連携によりシンクロを効率的に溜めたりすることができるようになります。
「戦闘が楽しいゲームは良いゲーム」を体現している作品だと感じました。
ダッシュ解禁で快適移動
中盤まで進めてようやくダッシュ解禁。
音楽に合わせて、Bボタンを押していくとリズミカルにリンドウが渋谷の街を駆け回ります。
BGMのリズムに乗って移動をしていくことで、副次的な効果として、戦闘時のシンクロ率を20%まで高めた状態でバトルに突入することが可能になります。
ゲームのシステムとハードの特徴を上手に織り交ぜている設計は、本作らしい遊び心を感じられます。
前作キャラが登場
ネタバレにならない程度に書きますが、本作では前作キャラが登場します。
しかも、「パッと出」ではなくガッツリとストーリーに関わってきますので、結果的に前作をプレイしておくことが必須だと思いました。
アニメ版の視聴でも良いのですが、やや冗長な印象で僕は観るのを途中で諦めました。
ゲーム版でプレイしてこそ楽しめる作品です。
前作キャラが少し大人になった姿で、リンドウたちと渋谷の街を駆け回る姿を見ると、哀愁に近い何かを感じてしまいます。
会話のテンポが気持ちいい
新すばせかでも、イース8やイース9のようにストーリーに関わらないイベントではフルボイスではないシーンが多々ありました。
それでも、不思議とストレスに感じないのです。
恐らく、1フレーズ辺りの文字数が少ないことで、会話送りした際の可読性が高まるためだと思います。
また、会話シーンをボタン送りする際のテンポがとても心地よくて、サクサク会話を読んでいくことができました。
久しぶりの良作
ここ最近のスクエニ作品には思うところばかりでしたが、本作はかなりの良作だと思います。
このクオリティのゲームがスクエニからリリースされるのに、10年単位の時間がかかってしまうのがとても惜しいと感じています。
それでも、前作を含めてニンテンドースイッチでプレイすることができる大人向け・子ども向けゲームのオススメソフト候補上位に入る作品と言っても過言では無いでしょう。
前作「すばらしきこのせかい」の発売から10数年もの歳月が空いての本作であるため、どうしても知名度が低いことや最近のスクエニソフトのハズレ率からすると、リリース直後に買うのは避けられがちなのは仕方ありません。
ただ、任天堂らしいゲームから一歩先に進みたいと感じているゲームプレイヤーの方は、本作をプレイした時にちょっとした感動を覚えることでしょう。