サブクエストで全滅させられるゲーム。
それが真・女神転生Ⅴです。
引き続き、本作のプレイを進めていますが、案の定難易度が高いと感じています。
今回は真・女神転生Ⅴのシステム・戦闘パターンに慣れた時点での評価・感想を書いていきます。
プレイ序盤時点での評価・感想をまとめた記事はこちらからご覧ください。
評価・感想
| ボリューム | ★★★★☆ |
| ストーリー | ★★★★★ |
| グラフィック | ★★★★★ |
| 音楽 | ★★★★★ |
| 操作性 | ★★★★☆ |
| 難易度 | ★★★★★ |
発売までの間に、アトラスが製作にかけた歳月を感じさせてくれるほどの安定したプレイ感。
ゲーム好きな人なら納得のクオリティであるため、日本国内だけでなく海外でも高評価となっていることも頷けます。
プレイヤーを貶めるような意地悪は無く、華麗なレベルデザインに沿って一歩ずつ丁寧に進めていけば、ボスを倒すのは難しくありません。
※この出来に対して不満を感じる場合は、普段からポチポチするだけのスマホゲームか、攻撃ボタン連打ゲームに慣れすぎてしまっているのかも、、、
智略を巡らすRPG
本作の戦闘は、確かに難易度が高いです。
「理不尽に高い難易度」ではなく、敵の情報を把握した上で適切な対策を講じないと全滅必至な「智略を巡らす必要のある難易度」という意味合いです。
ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、テイルズオブシリーズなどの王道RPGは、普通に進めていればパーティが全滅する事態に陥ることが滅多にありません。
しかし、真・女神転生シリーズは平気で全滅します。
「ボス戦だから全滅し易い」のではありません。
「サブクエストで全滅、なんなら普通の戦闘でも全滅し易い」のです。
接待プレイの難易度に慣れてしまったプレイヤーに対し、「これでもか」というくらいにモブ敵でさえ、本作のキモであるプレスターンバトルシステムを活用した、WEAK攻撃・CRITICAL攻撃を与えてきます。
そのため、主人公の耐性・仲魔の耐性をしっかりと確認しながら編成し直して先へ進めていかないと詰みます。
デバフ・マガツヒ・アイテムまでフル活用
通常攻撃・スキル攻撃・魔法攻撃でゴリ押しプレイ。
そんなのは通用しません。
真・女神転生Ⅴを快適に攻略していきたいなら、「デバフ」「マガツヒ」「アイテム」までフルに活用して戦闘に勝利する必要があります。
【１】敵の攻撃力を下げる「タルンダ」、回避率・命中率を下げる「スクンダ」は所持必須。
【２】その上で、事前に「マガツヒ」ゲージをMAXにしてから戦闘に臨む準備。
【３】なおかつ、「風障石」などの属性攻撃を１ターンBLOCKするアイテムをフル装備。
ここまで準備してようやく、「対等な戦い」が可能となります。
優しすぎるRPGに手応え・歯応えを感じられなくなった玄人ゲーマーは本作の骨太な戦闘を体験するとどっぷりのめり込めるはずです。
現在の状況と仲魔について
現在、主人公のレベルは30まで到達。
プレイ時間は約15時間ほど経過しましたが、飽きる気配も無く楽しんでいます。
仲魔も序盤と比べてだいぶ人型等の悪魔が増えてきました。
まだレベルが足りず、キングフロストなどの巨大な可愛い悪魔を入手できていませんが、ストーリー攻略に必要な能力を備えた強力な悪魔は揃っています。
「逆引き悪魔全書合体」が一番お気に入りのシステムで、攻略サイトなどを見なくとも目的の悪魔を召喚することができるため、とても便利です。
これのおかげで、素材として必要な悪魔が一目でわかるため、不足している悪魔を仲魔にしにダアト内を駆け巡っています。
※マッカで悪魔全書から直接呼び出すこともできますが、相変わらずマッカ不足が厳しいため直接スカウトに行っています。
お気に入りキャラであるジャックフロストの専用技「ジャックブフーラ」には「ダメージ＋防御1段階ダウン」の効果が付与されているため、メインメンバーとして活躍してくれてます。
ここまでのストーリー
突然、見覚えのない「荒廃した東京」に飛ばされた主人公。
アオガミの助言を受け、東京タワーを目指して進んだ際、ヒュドラと遭遇して何度か全滅後に勝利しました。
その後、天使に会いに行った結果、ジョカと対峙することに。
ジョカを倒すと、突如八雲ショウヘイと名乗る「悪魔狩り」が登場します。
神造悪魔アオガミと合体している主人公のことを「悪魔」として殲滅対象にしますが、ジョカの気まぐれにより窮地を脱しました。
国会議事堂奥へ進むとユヅルとイチロウに出会い、これまでの経緯を説明。
そして、転移装置を使って「元の東京」へと帰ることができたのですが、、、
いきなり包囲される主人公一向。
先が気になる展開にやめ時が見つかりません。
ハイクオリティなBGM
ペルソナシリーズでも定評のあるアトラス作品のハイクオリティなBGM。
本作でもその高いクオリティはしっかりと維持しています。
場面ごとに、その情景に合った音楽が流れていき、もの寂しいながらも奮い立たせるようなBGMでプレイヤーの心を揺さぶってきます。
しかし戦闘になると一転してアップテンポな曲調に変化します。
勢いのある曲調の中で、全滅必至の攻撃をかわしながら、こちらもWEAK攻撃・CRITICAL攻撃を狙って撃破し合うギリギリの戦闘をすることになるのです。
本作のハイクオリティな音楽を聞いてると、ゲームプレイにおけるBGMやSEの重要性を再認識させてくれます。
まとめ
先へ進めるのが楽しすぎて、空いた時間を全て使ってプレイしています。
特に、歯応えのある戦闘もさることながら、「悪魔合体」による仲魔の強化・新規加入要素が最高にワクワクします。
レベルを上げて、悪魔合体を行い、より強い悪魔を仲魔に加えてボス戦に挑む流れが神がかっているように感じられます。
ゲーム全体のクオリティはいずれも間違いなく高い水準にあります。
そのため、真・女神転生Ⅴの世界観が苦手といった理由が無い限りは、ニンテンドースイッチユーザーがプレイすべきゲームの一角を担う位置にあると評することができます。
