ふとした時に遊びたくなる、超シンプル系ボードゲーム「PYLOS(ピロス)」。
パッケージを開けて、30秒かからずプレイを開始で切りプレイアビリティの高さは群を抜いています。
評価・感想
コンポーネント | ★★☆☆☆ |
重さ(★5)・軽さ(☆1) | ★☆☆☆☆ |
相互性・介入要素 | ★★★★★ |
戦略要素 | ★★★★☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ |
リプレイ性 | ★★★★☆ |
総合評価 | B(70点) |
本作は慣れたプレイヤー同士だと、1戦あたり5分〜10分くらいで勝負がつくほどサクサク遊べます。
シンプルなルールと相まって、リプレイ性の高さにも繋がっている様子。
勝利条件
勝利条件は、
「互いに木製の球を積み上げていき、ピラミッドの頂点に球を置いたプレイヤーが勝利」
という至極単純なもの。
しかし、プレイングは奥深いものになっており、
(1)「配置した自分の球を一段上へ移す」
(2)「配置した自分の球を手元に戻す」
こともできます。
コツ
「PYLOS」で勝つためのコツは、「いかにゲームボード上の自分の球を動かして、相手の動きを抑えるか」にかかっています。
自分が球を動かせるのと同様に、相手も同じアクションを実行することができるため、これを抑えていく戦略的なアクションを考えて実行することが重要になってきます。
相手が置いた球によって四角形が完成していたら、すかさずボード上の自分の球を相手の球の上に置いてしまいましょう。
また、相手の球を誘導するように自分の球を配置した後、球をリザーブに戻すのも有効な戦術です。
まとめ
インストに時間がかからず、開封して即座にプレイ開始できるシンプルな構成のゲームでありながらも、プレイ自体は奥深いものがある「PYLOS」。
ボードゲームショップなどで、重ゲーをプレイする前・した後に軽いゲームで頭を休めたいと思った時に最適のボリューム感だと思います。