【レビュー】(ボードゲーム)2人対戦最高峰「バトルライン」の評価・感想

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戦型ボードゲームの中でも、1・2を争う最高峰の「バトルライン」をプレイしました。

 

本作は長いこと対戦型ボードゲームランキング上位に食い込むほどの人気作品です。

 

9つの防衛拠点を、互いに3枚1役で勝負を仕掛けていくのですが、単純な戦術要素だけでなく、カードの引きによる運要素も大きく左右します。

 

運要素が絡むおかげで、経験者と初心者の対戦でも、それなりに勝負になるのが名作たらしめるポイントかもしれません。

 

 

目次

評価・感想

 

コンポーネント ★★☆☆☆
重さ(★5)・軽さ(☆1) ★★☆☆☆
相互性・介入要素 ★★★★★
戦略要素 ★★★★★
運要素 ★★★☆☆
リプレイ性 ★★★★☆
総合評価 A+(85点)

 

場のカードから、互いのプレイヤーは相手がどの役を作りに来ているか推察していくこととなります。

印象としては、「フィールド上でポーカーの役を見せ合いながら作っていく」といった感じです。

 

手札と場のカード、そして相手の手札と動きを予想しながら、ジリジリと熱いバトルを繰り広げて遊べる高クオリティなゲームシステムだと思います。

 

 

コンポーネント

 

バトルラインのコンポーネントは、木製のフラッグとカードのみです。

そのため、ウォーチェストやsplendor、エバーデール等に比べ、コンポーネントへの豪華さを感じるには物足りないのですが、ゲームをプレイする上では必要十分です。

 

なお、通常プレイ用のカードに加え、戦術カードというものもあります。

まだ戦術カードを使ったプレイングを経験したことがないので、今回は基本カードだけでプレイした際の評価や感想について書いていきます。

 

 

ジリジリした心地よい戦闘

 

相手プレイヤーにダメージを与えるとか、相手の邪魔をするとか、そういった派手な戦闘ではありません。

 

狙った位置のフラッグを奪うため、【相手よりも「良い役」を先に作って勝ちに行く】のことが、このゲームの本質です。

 

そのため、相手が揃えようとしているカードを推測して、それよりも上位の役を作るか、別のフラッグを奪いに行くかといった戦略を練ってアクションしていく必要があります。

 

将棋やチェスのように、純粋な戦術ゲームの場合は、手持ちのリソースが100%の状態で駆け引きを行います。

 

しかし、バトルラインの場合はトランプのポーカー同様、【カードの引き】に左右される要素が大きいため、経験者でも常勝できるとは言えない点が大きなポイント。

 

 

初心者はルールブック参照

 

上述の「役」とは、ルールブック記載の「フォーメーション」を指します。

 

このフォーメーションが相手のものよりも上位に位置するようカードを揃えて行くのですが、初心者のうちはプレイ中にどのフォーメーションが上か忘れてしまいがちです。

そのため、慣れないうちは常にルールブック片手にプレイすることをオススメします。

 

 

リプレイ性の高さ

 

実力が拮抗したプレイヤー同士になると、本作のリプレイ性の高さが際立ちます。

 

コンポーネントの項で紹介した通り、バトルラインはフラッグとカードだけ準備すればすぐに遊べるため、再戦も容易です。

「もう1回!」と、すぐに次のラウンドへ移ることができる気軽さは、シンプルなゲーム性のバトルラインと相性がいいのでしょう。

 

 

まとめ

 

名作、故に多くのプレイヤーに愛されるバトルライン。

 

かなり頭を使うタイプのボードゲームなため、しょっちゅうプレイするには、回数を重ねるごとに重さが増していくところですが、安定した面白さを提供してくれます。

 

ボードゲームショップに行って、「とりあえず肩慣らししよっか!」と序盤に投入できる軽さも良い具合です。

シンプルな対戦ゲームで手に汗握る戦いを繰り広げるのも良いものです。

 

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