「開放」と「絞り」の使い分け、きちんとできていますか?

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一眼レフカメラの醍醐味といったら、「ボカし」ですよね!

被写体をくっきりを浮き上がらせて、背景をボカすことで写真の中に物語が生まれます。

 

ただ、このボカしを表現するために必要な「開放」や反対の「絞り」はどのように使い分けていますか?

ここで改めてこれらの使い分けを確認しておきましょう!

 

目次

「開放」で撮るシーン

「開放」設定で撮るシーンは大きく分けて以下の通りです。

前提として、開放モードで撮影した場合、ピントを合わせた被写体以外が距離に応じてボケます。

 

・人物などのポートレート写真

・動物園などで背景を消したい時

・主題、副題などを際立たせたい時

 

「絞り」で撮るシーン

一方、「絞り」で撮るシーンには次のようなものがあります。

絞りモードで撮影した場合は、基本的にピントが合っている被写体以外の背景や前景もくっきり写るという特徴があります。

 

・広大な景色、明るすぎるシーン

・パーティなどでの集合写真

・記録的な用途で撮影する時

 

事前にイメージを膨らましておく

開放で撮るか、絞って撮るかで写真の印象は180度変わります。

主題・副題の表現、物語を含む抽象的な表現、または大きく絞って景色の全景をカチッと表現する。

 

目的によって撮り方を変える必要がありますので、事前に「どんな写真を撮ろうか」とイメージを膨らませておくと迷いが無くなって良い写真が撮れる可能性が高まります。

 

おすすめレンズ

「開放」で大きくボカした写真を撮りたいなら、F値の小さいレンズが使いやすいので少なくとも一本は持っておいた方がいいです。

ズームできるレンズにするか、単焦点レンズにするかで価格が大きく変わります。

 

「絞り」で撮るならレンズのF値はそこまで気にしなくても良いですが、F値の大きいレンズで絞って撮る場合は多少加工スキルが必要になります。

もしくは単焦点の広角レンズが景色撮りには最適でしょう。

 

まとめ

「一眼といったらボカし!」

そう言い切る前に、あえて副題を際立たせるために絞って撮影してみてください。

 

背景をボカし過ぎないことで写真に深みが生まれますよ!

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