ニンテンドースイッチのお祭りソフト「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」のAmazonレビューが賛否両論の理由

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ニンテンドースイッチが売れに売れている昨今。

その要因として大きいのが「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」です。

ただ、Amazonでは賛否両論のようで、一部のプレイヤーは星1つ評価のみというレビューも散見されます。

 

高評価の嵐の中、このソフトが低評価を受ける理由をいくつか参照した上で、実際に僕が「ニンテンドースイッチ 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」をプレイして実感した否定意見をまとめてみました。

 

目次

新規ユーザー向けのチュートリアル無し

スマブラは任天堂ハードにおいてほぼ鉄板の定番ソフト。

それ故に、「誰もが何かしらの形でプレイしたことがあるでしょう」という前提で制作されていることを感じさせられます。

 

ゲームをスタートすると、「大乱闘モード」を選択してゲームがいきなり開始になります。

どのボタンでどのように操作するのかについては、オープニングでコントローラーを触らないで放置した時にだけ流れる映像で知ることができる程度。

 

一方で初心者ほど早くプレイしたくてたまらないが故に、初心者と経験者の双方を配慮したこの仕様に気づくことなく「放り投げられた」と感じるのかもしれません。

 

最初に選べるファイターの少なさ

 

事前告知では「75人のファイターが参戦」と謳われています。

その謳い文句のボリュームを期待してゲームを起動すると、、、

 

8人

 

、、、8人?

 

 

いきなり67人のファイターを解放していく作業から始めないといけません。

 

しかも、ファイター参戦条件をチュートリアル等では紹介してくれないので、手探りで参戦条件を確認していかないといけないのです。

(といっても、それが古き良きゲームの楽しさでもあるのですが)

 

最近のプレイヤーからしたら「不親切だ!」「面倒だ!」と感じる人もいるからこその辛口レビューが投稿されるのかもしれません。

 

ストーリー仕様のモードがやや単調

スピリッツの解放・育成を行うことができるストーリー仕様のモードがあります。

 

「アドベンチャーモード」という名称で、侵略してきたキーラが操るマスターハンドたちに、ファイターたちが次々と攫われていき、彼らのコピーに入れられたスピリッツの解放とファイターたちの救助をしていく話です。

 

RPGのようなマップ移動による手間と、相手ファイターごとにスピリッツを付け外ししないといけないのがストレスに感じる人もいそうです。

実際ストーリー仕様といっても、最初のムービーくらいで、その後はムービーが挟まれることもなく淡々と敵を倒していくだけだったり、、、

 

いわゆるストーリー仕様を前面に押し出すなら、もう少しムービーを挟むなり、キャラごとの会話なんかも入れて奥行きを出した方が万人受けしたのかもしれません。

 

挑戦者の尋常じゃない強さ

個人的には「じゃあ再挑戦したらいいじゃない」ですが、多くのプレイヤーにとって今作の新ファイターが挑戦者として現れる際の難易度に驚いているようです。

 

確かに、今作の挑戦者は気軽に戦っていると平気で負けます。

 

でもそれは、「挑戦者より自分の方が弱かったから」なので、練習した後に勝ち上がり戦をクリアした時に出てくる「挑戦者の間」で再度対戦して勝てばいいのです。

 

「勝てない」

「強い」

「つまらない」

 

この流れは少々短絡的だと思いますが、どうやらこの「挑戦者が尋常じゃないくらい強い」というのも新規プレイヤーの不満を集めてしまっているようです。

 

それでも友達や家族と楽しめる良ソフト

これほどのビッグタイトルですので、レビューが賛否両論になるのはやむを得ないことだと思います。

本質的には格闘ゲームに近い設計ですので、「誰でも明るく楽しく簡単にプレイできる」というにはジャンル的に厳しいものがあるでしょう。

 

当然ながら、ある程度の練習は必要ですし、コンボの組み合わせやキャラごとの立ち回りを知って、上手に操作しないと対CPU戦・対人戦、いずれにおいても勝ち続けるのは難しいゲームです。

 

それでも、友達や家族とワイワイ楽しむことができるので、ゲーム本来の目的は十分達成していると思います。

 

まとめ

Amazonレビューでは賛否両論ですが、理由を紐解いてみると大した問題ではないということがわかります。

 

この記事を読んで、否定意見を十分に凌駕する価値を見いだせるのであれば「スマブラSPは買い」。

否定意見の内容に共感する場合は「スマブラSPは買わない」。

 

最終的には、人の意見は所詮人の意見でしかありません。

 

ゲームを通してどこに価値を感じる傾向にあるのか振り返った上で、「買う・買わない」の選択ができると良いですね。

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