未だ根強い人気を誇る「Mother」シリーズ。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに頻繁に登場するネス・リュカを筆頭に、魅力的なキャラクターが織りなす物語が多くのファンにとって思い出深いプレイ体験を思い起こさせるゲームですね。
最近、Motherシリーズが好きな漫画家・作家が35人集結して1冊にまとめた書籍がリリースされました。
『MOTHER』が好きな
35人の漫画家・作家が集まって、
奇跡のような本ができました。[この本について]
糸井重里がつくった名作RPG、
『MOTHER』をテーマにした
公式トリビュートコミックができました。
参加してくださったのは
『MOTHER』シリーズが大好きな、
35人の漫画家・作家のみなさんです。シリアスあり、エッセイあり、ギャグあり。
長編あり、イラストあり、ドット絵あり。それぞれのクリエイターの
『MOTHER』への思いがたっぷり込められた、
奇跡のような一冊です。糸井重里も『MOTHER』シリーズを俯瞰する
「ちず」を描き下ろしました。
綴じ込み付録として、おまけのシールもついてます。
ほぼ日マザープロジェクトの公式ページで紹介されていた本書の内容が一部公開されていましたので、購入を検討している方はご覧いただくと参考になるかと思います。
どのイラストもMotherシリーズへの愛が溢れていることが伺えます。
最も有名なMotherシリーズ作品の筆頭といえば「Mother2 ギーグの逆襲」でしょう。僕は同時小学生で、兄と兄の友人が夢中になってプレイしていた記憶があります。ふと懐かしくなってプレイしようと思いたち、Nintendo 3DS版のMother2ダウンロードコードを購入しましたが、まさかのNew Nintendo 3DS LL(または2DS LL)限定のソフトであることが判明、、、泣く泣く諦め、ゲームボーイアドバンスのMother1+2を起動しました。
前回プレイしたのが約10年ほど前。セーブデータは残っていましたが、道中のプレイ記憶がほとんど消えかかっていて、オネットシティからスタートした時点でどこに向かうか、何をしたら良いのか忘れていました。プレイを進めていくにあたって、懐かしいテキストと音楽、そして見覚えのあるキャラクターたちに心を奪われ、気づけば5時間ほど夢中になってプレイしていたことに驚きです。
なお、2020年現在でMotherシリーズをプレイしたい場合は以下の方法があるようです。
『岩田さん』を読んだ人から「『MOTHER2』遊びたくなったんですけど、いまどうすればいいですか?」って時々訊かれるので、ちゃんと調べてみたら、なかなか複雑! これ、ちょっとした保存版です。「いま『MOTHER2』を遊ぶには?」。現行品と現状のダウンロードサービスでまとめてみました。 #岩田さん pic.twitter.com/zEI7PzLV1i
— 永田泰大(ほぼ日) (@1101_nagata) October 11, 2019
- New Nintendo 3DS LL(または2DS LL)
→Mother2プレイ可能
- Wii U
→Motherシリーズ全てプレイ可能
もしくは僕のように昔の端末(ゲームボーイアドバンス)などを引っ張り出してプレイする等の方法です。
できれば、Nintendo Switchでプレイしたかったのですが、SNESエミュ経由で無料提供するのか、ダウンロードソフトとして有償提供するのか決まっていないのかもしれません。個人的には人気シリーズであることから、有償提供となりそうな印象を持っています。
いずれリメイク・リマスター版として発売されたら嬉しいのですが、難しいかもしれませんね。
久しぶりにMother作品に触れたい方も、初めて触れる方も楽しめる書籍です。ゲーム自体も今なお語り継がれる名作RPGと名高い傑作ですので、「最近のゲームはなんだか物足りないな」と感じた時にプレイする作品の一つに加えてみましょう。
グラフィックは2Dで、テキストはひらがなで、目的地のマーカーもありません。それでも人々に話しかけ、世界を自由に探索し、新しい街や人と出会っていく体験は時を経てもなお代えがたい面白さを提供してくれます。