【DTM】初音ミクV3を買ってみたのでインストールして動かそうとしたらYosemiteの不具合につまづいたー“マックでボカロ”は敷居が高いー

“VORCALOIDいじってみたいな”

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「ダウンロード版」か、「パッケージ版」か

先日、Garagebandと電子キーボードを使って、自分が弾いた曲を録音・編集できることを知って俄然音楽に興味が湧いてきた。“どうせメロディを作ったりするなら、歌もつけてみたいな”などと考え、思わず「初音ミク」を検索してみる。

どうやら、パッケージ版とダウンロード版の2種類があるらしい。パッケージ版は今まで通り、DVD-ROMを使ってパソコンにソフトをインストールする形式で、ダウンロード版は公式サイト経由でデータを購入する形式のようだ。

正直言って1円でも安いほうが嬉しい。そこで価格を比較。今回買いたいのはMac対応の初音ミクV3バンドル版であり、早速ダウンロード版とパッケージ版を見比べてみた。

 

【クリプトン公式サイト】初音ミクV3バンドル(ダウンロード版) 21600円

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【Amazon】初音ミクV3バンドル(パッケージ版) 20572円

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【ヨドバシカメラ】初音ミクV3バンドル(パッケージ版)18100円+ポイント10%

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検討の結果、ヨドバシカメラのパッケージ版が一番お得であることが判明したので、かなり迷いながら購入に踏み切った。最も悩んだのは、手持ちのMacbook Proはretina仕様で、DVDドライブが付属していないことから、パッケージ版を購入してうまくインストールできなかったらどうしたものかということだった。

不安になって事前に調べたところ、MacはISOイメージを作成すれば直接DVDデータとして読み込むことができるとのこと。そして、思い切って購入に踏み切った。

 

購入、そして到着

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ヨドバシカメラのオンラインショップ朝方注文をしたところ、当日の夜には無事届けられた。パッケージは通常のPCソフトくらいのサイズで、箱を開けてみると、3枚のDVD-ROMとともに、Piapro Studioの操作方法に関するマニュアル等が入っていた。

 

Macbook Proに初音ミクV3をインストール

はじめはリモートディスク機能で、自宅にあるWindows VAIOから読み込みができないか試してみたが、Macbook側のリモートディスク画面にDVD-ROMとして認識されてはいるものの、インストールにこぎつけることができなかった。

そのため、一旦ISOデータとしてDVDを丸ごと引っこ抜いてから、外付けHDD経由でソフトをインストールすることにした。

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この企みは無事に成功し、ようやくソフトをインストールすることができた…

、、、が…

【Launchpad】を何度開いてみても、それらしいソフトが見当たらない。そこで、手順を見直してみると、【Launchpad】内に新しく作成された「VOCALOID License Manager」を起動して、パッケージに同梱されているシリアルキーを入力すればアクティベーションできるということが判明したので、早速実践。

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上の画像は一通りアクティベーションを済ませたものだが、これで無事に初音ミクV3バンドルがMacbookにインストールされたと思い、一安心。しかし、この安心もつかの間。早速大きな壁にぶち当たった。

なんと、“GaragebandにPiapro Studioが表示されない”。

再起動する必要があるのかと思い、パソコンを再起動するもダメ。何度もトライしてみたが、Garagebandのプラグイン>Instrument>AU InstrumentsにAppleしか表示されない。本来であれば、ここにCryptonのPiapro Studio AUが表示されるはずなのに、一向に出ないままだった。

 

Piapro Studioのアップデートを試してみた

 

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色々と調べてみたところ、初音ミクV3はMac用に開発はされているが、パッケージ版内蔵のデータについてはYosemite対応ではないことがわかった。発売当時(2013年)はβ版としてYosemite対応のアップデータが公開されていたようだが、現在(2015.8.27時点)では【Piapro Studio VSTi/AU v2.0.2.2(Mac)】がYosemite対応のPiapro StudioアップデータとしてCRYPTON公式サイトに公開されていることを確認した。ここからアップデータをダウンロードして、アップデートを完了した結果、無事にGarageband上でPiapro Studioを起動することができた。

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【GaragebandでPiapro Studio起動手順】

①“i”ボタンを押す

②プラグインを開き、Instrumentを押す

③AU Instruments>Crypton>Piapro Studio AUを選択

これでようやくソフトのインストール〜起動までの手順が完了した。

 

最後の最後まで頭を悩ませるPiapro Studio

ホッとしたのもつかの間、最後の最後でまたしてもトラブル発生。なんとか起動したPiapro Studioだが、何やら「ホストアプリケーションがPiapro Studioプラグインをオフにしました。オンにすることで、ローカルで再生できるようになります。」との記述が。【詳しくはこちらをご覧ください】を見に行くと、どうやらバッテリーモードでの起動によりDAWソフトによっては自動的にオフになるケースがあるとのこと。

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そこで、試しにMacbookに充電ケーブルを繋いでみると、ミクさんの顔が明るく変化した。

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実際に打ち込みを行い、VOCALOIDの音声を確認できたので一安心。音楽制作といった分野はAppleの得意分野かと思ったら、少なくとも今回の一件により、VOCAROIDに関してはまだまだ対応が不十分だという印象に変化した。

公式サイトやパッケージの中に、きちんとYosemiteにアップデートしたMacで使用する場合のアップデータダウンロードに関する案内などをもう少し丁寧に行ってほしいような気もしているが、反対に言えば、その程度のトラブルを自己解決できないようであれば“マックでボカロ”なんて夢のまた夢というメッセージなのだと受け止めることにした。

今後、実際のVOCALOID制作手順等について色々試しながらまとめていきたいと思う。

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2件のフィードバック

  1. gaaaaax より:

    ありがとうございます。この記事のおかげで無事始められそうです!!

    • 七色たいよう より:

      _(⌒(_’ω’ )_gaaaxさん初めまして♪
      少しでもお役に立ったのであれば幸いです!

      お互い頑張りましょうね!