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"ヒロ、私があなたを守ります"-ベイマックスに学ぶ、本当に大切にすべきもの- | たいようのライフログ

“ヒロ、私があなたを守ります”-ベイマックスに学ぶ、本当に大切にすべきもの-

 “泣いてもいいんですよ。痛みに対する自然な反応です。”

-It is alright to cry. Crying is a natural response to pain.-

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どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。

前々から大々的に宣伝されていたベイマックスを公開初日に観てきました。

 

ディズニー作品なので、内容も期待を大きく外れることはないと思いつつ、それほど期待しないで観てきましたが、良い意味で予想を裏切る結果となりました。

 

【公式トレーラー】映画「ベイマックス」予告編

【評価(感想)】★★★★★(星5つ)

舞台はサンフランソウキョウというサンフランシスコの路面電車や坂道と、日本の風景や小物が混在した空想の町。

景観や全体の雰囲気を含め、とても趣のある町並みです。

 

主人公であるヒロ・ハマダは、違法なロボットファイトに明け暮れる14歳の少年。

 

違法なロボットファイトにのめり込む弟を心配した兄タダシが、自分が在学しているサンフランソウキョウ工科大学へヒロを連れて行き、同じ大学の仲間の研究や大学教授に引き合わせることストーリーは始まっていきます。

 

ベイマックスの原作は「ビッグ・ヒーロー・シックス(原題:Big Hiro 6)」というアメリカの漫画レーベルであるマーベルコミックスの1作品

 

こちらでは、映画版ベイマックスとは異なり、広島・長崎への原爆投下をきっかけに、被害を受けた日本が核兵器を廃絶し、その代わりに自国を守るために超能力を持つ人間を集め、ビッグ・ヒーロー・シックスを結成したという設定のようです。

 

実は、ベイマックスの映像化にあたっては、キャラクター名などは踏襲されているものの、ディズニー作品として映像化されるにあたって舞台設定やあらすじ、作画全般は大きく変更されたそう。

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「ストーリーは王道。だが、それがいい」

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ベイマックスのストーリーは、昔ながらの王道ストーリーものです。

 

キャラクター同士の心の触れ合い」「自分の気持ちに正直なること」「仲間のために身を挺して助けること」こういった要素・テーマが、映像を通して直接心に響いてきました。

 

何よりも、物語を通して観る方も笑い、怒り、恐れ、そして泣く。

 

どこかで観客が置いてけぼりにならずに、しっかりとサンフランソウキョウの世界に入り込めるような丁寧な展開と魅力的なキャラクターばかり。

 

天才であるが故に、人に頼ることを嫌い、自分の思うが侭だった主人公ヒロが、兄タダシが作ったベイマックスとの出会いや兄の友人達との協力を通して「誰かを助けるために本気になって悪と立ち向かう姿」は観ていて爽快な気分にしてくれます。

 

ストーリーのテンポも非常に良く、小さい子どもから大人まで飽きさせない作りこみには舌を巻きました。

 

1人では立ち向かえない巨大な敵に対して、兄タダシの大学の仲間がヒロとベイマックスのために勇気を振り絞って戦う力を身につけ、みんなで敵に立ち向かう姿は心に熱い気持ちを湧き上がらせてくれます。

 

映画ベイマックスの“見どころ”

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この映画の見どころは、人々の健康を守るために作られたベイマックスの可愛らしい姿、そして誰よりも優しさに溢れるその姿にとても心が温まります。

 

何よりも、ベイマックスのフォルムも愛らしく、思わず抱きしめたくなるほど。

 

事前のCMや広告では明かされなかったポイントとしては、物語の後半は戦隊ヒーローものであり、ロボットバトルものであるという部分。

 

そして、戦いを通して大きく成長するヒロの少年から大人へと変わっていく様が描かれています。

 

ガチガチの王道ヒーローものに、ディズニーテイストが綺麗に織り込まれることで笑い・涙・感動・爽快感の全てが一体となった印象です。

 

また、物語が進み、ベイマックスがバージョンアップにより空も飛べるようになります。

 

この時のスピード感・浮遊感・爽快感は完全に映画の世界に入り込んでヒロやベイマックスと共に大空を駆け抜けているような心地よさを感じられます。

 

ベイマックスが「空を飛ぶケアロボットが必要でしょうか?」と聞くと、ヒロが「空を飛ぶ良さがわからないなんて!」か返すシーンがあります。

 

しかし、物語終盤でベイマックスは「私は空を飛ぶケアロボットです」とヒロに伝える。

 

この瞬間、まさに人間とロボットの友情を越えた絆のようなものを感じた。

 

 「見方を変えるんだ!」

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兄タダシが、大学入学試験を兼ねた発表会での出し物に悩む弟ヒロに対し、「見方を変えるんだ」と優しく諭すシーンがあります。

 

考えが煮詰まった時や、ピンチな局面にこそ1つの見方ではなく、見方そのものを変えることでそれまで気づかなかった解決策が見えてくることを教えてくれます。

 

特に、自分が持つ能力の限界に対して、「諦める」という選択肢ではなく、「異なるアプローチでの活用を考える」ことの重要性が物語では描かれていました。

 

自分の容姿、得手不得手、身体的特徴、性格等は全てが生まれ持った自分自身の才能であり、そこを変える努力も大切だが、自分の才能の生かし方を考え、実行することも確かに1つの解決策なのかもしれない

 

ベイマックスを通して、「仲間のために全力を出すこと」や「自分の気持ちに正直になること」の大切さに加え、何よりも「見方を変えること」の重要性が心に響きました。

 

ぜひ、一度観ることをおすすめします。

 

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