【結局どうなの?】Apple TV 第四世代を買ってみて3ヶ月経過したので、使用感をまとめてみたー購入検討中の方に向けてー
“それで結局、Apple TVって何ができるの??”
どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
Apple TV、買ってみました!
Apple TV(第4世代)を購入してからおよそ3ヶ月ほど経過しました。
購入当初は
“アプリたくさん入れて、ゲームやら動画やら目一杯楽しむぞー!いやっふぅー!!”
などと考えていました。
そんな僕がApple TVを実際に購入してみて分かった率直な感想をお伝えします。
※ちなみに、まだhuluは契約していませんので、あくまでApple TVを日常生活でどのように使用しているかという視点でお伝えしますね。
文字入力が驚くほど不便
文字の入力は基本的に付属のsiriリモートで行うのですが、これがまた不便で不便で。
アルファベット入力はタッチ部分を左右にスライドして、1文字選択しては移動、選択しては移動を繰り返して入力しなければならず、ややストレスが溜まる仕様。
特に、Wi-Fiのパスワードを入力する際には、ランダムな文字の並びを1文字ずつ確認しながら入力するのは面倒過ぎてコントローラーを天高く放り投げそうになりました。
一応、ネットワークの設定については、手持ちのiPhoneやiPadにBluetooth接続によって自動的に自宅Wi-Fi設定が可能になる方法もあります。
ただ、youtubeなどで目当ての動画を検索しようとした時などに、改めて文字入力のイラつきが発生するのが玉に瑕かもしれません。
調べてみたところ「Remote」という無料アプリを使えば、iPhoneをApple TVのコントローラーにすることが可能とのこと。
公式アプリでRemoteがありました。
思っていたほどアプリが充実していない
iPhoneやiPad、Macシリーズであれば、無料アプリ・有料アプリともにラインナップが豊富で、試しにダウンロードして使ってみようと思うものも多いです。
一方で、Apple TVはお世辞にもアプリの数が多いと言うことはできないのが現状。
この製品のコンセプト自体が、「動画・写真・音楽等の視聴」であることもあってか、ゲームやライフハック系の便利ツールなどはあまり期待しないほうがいいと思います。
課金すれば幸せ度がアップするらしい
Apple TV単体でできることは、実はそれほど多くはないというのが本当のところです。
人気の動画視聴アプリと言えば、「Hulu」ですが、月額1000円支払うことで海外ドラマや各種洋画・邦画・アニメ作品などが見放題となります。
Apple TVの実力を発揮するには、「Hulu」や「Netflix」などの動画視聴アプリと月額料金の支払いが必須と言えます。
僕自身は未だにこうした月額料金系の動画視聴アプリは契約しておらず、、、
そのため、その利便性についてお伝えすることができません。
いずれ契約した折にはレビュー記事を書いて実際の感想や評価をお伝えしたいと考えています。
【Apple TVで使える動画配信サービス】
iTunesは割高なので選択肢には入れていません。
試しに使うとすれば年会費の安いAmazonプライムビデオか、配信動画数が多いHuluやNetflixあたりになるかと思います。
なお、Netflixは9月からディズニーを独占配信するようなので、ディズニー作品が好きな方はNetflixを契約してもいいかもしれませんね。
AirPlayが快適過ぎて困る
そんな中、“あると便利かな?”程度に考えていた「AirPlay」が心の底から便利すぎて重宝しています。
友人に写真を見せることができる
動画も見れる
音楽も流せる
閲覧しているウェブも共有できる
ゲーム画面も投影可能
むしろ、AirPlayができるからこそ真価を発揮するのだと言えるのかもしれません。
スマホやタブレットの画面をテレビに大きく映せることがどれだけ便利か、実際に使ってみないとわかりませんでしたが、想像以上に使用頻度は高いです。
興味のあるテレビ番組が放映されていない時に、iPhoneに入っている音楽を流しながらMacBookでブログ執筆やイラスト制作をしたり、iPad miniに入れている動画を流したり、MacBookの作業画面をテレビに映して確認したりと至れり尽くせり。
もはやAirPlay専用機といってもいいほど使わせてもらっています。
ただし、MacBookのAirPlayで動画再生は無理かな
iPhoneやiPad miniでのAirPlayが便利過ぎて、しょっちゅうテレビにミラーリングをしていました。
そこで、以前HDMIケーブルだけでもテレビ画面をサブディスプレイに変えてデュアルディスプレイ化できるという記事を書いたことを思い出し、
「AirPlayなら、HDMIケーブルが無くてもデュアルディスプレイ化できるじゃないか!これで生産性も2倍、3倍に上がっちゃうかもしれないぞ!」
なんて短絡的な発想で、MacBookからのAirPlayを試してみました。
撮りためていた動画を再生しようとしたところ、、、
「…ちょろ、、、ががっっ、、、シーーーーン…」
まともに動作せず、、、
MacBookサイズのRetinaディスプレイだと、AirPlay経由でパソコン本体の画面を投影するだけでもかなりの容量を割く必要があるため、その上動画再生まで要求した場合、まともに動画を閲覧できる状態にはならないようです。
フォトストリームが素敵
最近は友人もiPhoneを使用していることが多いので、一緒に遊びに行った際に撮影した写真や動画は全てフォトストリームに突っ込んで、友人と共有するようにしています。
作成したフォトストリームは、Apple TVにプリセットされているフォトアプリにiCloudの設定を行っておくと自動的に表示されるようになります。
親戚や友人に小さいiPhoneの画面を見せながら旅行先の話をするよりも、テレビ画面に投影して、音楽でも流しながら思い出を語る方が盛り上がりますよ。
写真管理もあまり得意な方ではないので、できるだけ一箇所にまとまっているとその後の管理も楽ということもあって、フォトストリームに入れた写真をiPhoneやiPad mini、MacBookに加えてApple TVでも見れるのはかなり便利なので、オススメです。
まとめ
Apple TV購入をオススメできる人と、オススメできない人を簡単に分けると以下のとおりです。
【オススメできる人】
・ガジェット好きで、とにかくなんでも試してみたい
・Apple製品が好きで、既にiPhone・iPad・MacBook・iMacなどを所持している
・動画配信サービスの契約をしていて、大画面で見たいと考えている
・写真管理は主にフォトストリームを使用している
・今後提携するサービスやリリースされるアプリを考えるとわくわくする
【オススメできない人】
・プリセット以外のアプリをダウンロードしたりできない
・アプリごとに使い方を学ぶのが面倒(または覚えられない)
・Apple製品を一つも所持していない
・動画配信サービスどころか、アプリを買うことに抵抗がある
・写真管理はしていない(または別の方法で管理している)
概ね、上に書いた【オススメできる人】の項目に3つ以上あてはまる場合には、Apple TVの購入を検討しても宜しいかと思います。
反対に、【オススメできない人】の項目に3つ以上あてはまる場合は、Apple TVの購入を見送った方がいいです。
間違いなく楽しめない上に、気付いたら起動さえしなくなり、最後は断捨離対象になりかねません。
購入を検討している方は、「どのように使いたいか」を考えた上で買うことをオススメします。
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