一言シリーズ-“検索”に頼りきりになっている自分に贈るささやかな手紙-

“わからないことも、検索すれば大体のことはわかる”

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どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。

検索って、とても便利ですよね。

インターネットの普及によって、誰もが遠く離れた人と即座にコミュニケーションをとることが容易になりました。

 

今では当たり前となった携帯電話の普及前には、公衆電話を使ったポケベル(正式には無線呼び出し機というらしい)という携帯端末の登場から、もう20年以上が経過しています。

 

ポケベルからガラケー、ガラケーからスマホへ。

 

iPhoneに代表されるようなスマートフォンの台頭により、いまや携帯電話は携帯型小型パソコンとも言える時代になったような気がします。

 

特にデジタルネイティブ世代にとっては、GoogleやYahooといった大手検索エンジンの使用は手馴れたものです。

 

僕も、暗記や記憶力についてはあまり得意な方ではありません。

 

そうなると、気になったことやわからないことがあったときに、ポケットからiPhoneを検索してすぐに答えを知ることができる今の環境はとても便利で、どこか心地よい気にさえなります。

 

大学生の頃までは「無理に覚えたりしなくても、世の中の多くのことは必要な時に検索さえすればすぐに答えを知ることができる」なんて、とても安直なものの考え方をしていました。

 

しかし、就職をしてからそれがとても甘い考えであることに気づかされます。

 

特に知らなくて恥をかいたのは、職場の先輩への甘え方や目上の人を敬う態度、企業文化や飲み会でのマナー、そして何より目の前の人が何を考えていて、何を求めていてるのかということは、GoogleにもYahooにも検索結果は表示されないということでした。

 

最終的には、置かれている状況の中で、「本気になって」「必死になって」目の前の事態に立ち向かうことが一番の解決策であったにも関わらず、1人で思い悩み、ふさぎこんで、何度も心を痛めたのです。

 

また、確かに検索すればわかるようなことでも、人に尋ねられてから調べて回答するのと、そのままのテンポで自然に回答するのとでは、相手からの信頼の面でも雲泥の差があることもスピードが求められる仕事という現場にを体験することで、その重要性についてたくさん学びました。

 

「経験は武器になる」と考えて、何事も始める前から諦めることなく「まずは挑戦してみよう」と考えて動ける人の方がきっとずっと素敵なのだと今になって気付かされます。

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