『人見知り』は子どもがするものということの再認識ー大人の人見知りの正体と対策を考えるー

"自分、人見知りなんですー"

どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。

 

知らない人と気さくにお話しするというのはとても難しいですよね。

そんな時に布石のように発せられるこのセリフ。

 

「自分、人見知りなんですよー」

 

あなたはこのセリフ、「あり」ですか?「なし」ですか?

 

今回は「大人の人見知り」をテーマにエントリを書いていきたいとおもいます。

 

 

そもそも「人見知り」とは

本来、「人見知り」というのは子どもが知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすることを言うそうです。

 

知らない人が来た時に、お父さんやお母さんの陰に隠れて様子を伺った経験は誰しも一度はあるかと思います。

 

「この人はいい人なのか、わるい人なのか」をじっくりと観察して、無意識に判断をしているのでしょう。

 

こうした「子どもの人見知り」とは、主に子どもがするものであって、大人が知らない人と話せない「大人の人見知り」とは、もっと別の問題があるように思います。

 

一般によく言われるのが、「プライドが高い」「自分に自信が無い」「話題を提供できるだけの経験と語彙力が無い」などですが、なぜそのように言われるのかポイントをまとめていきます。

 

嫌われるのが怖くて言葉が出ない

誰だって人に好かれたい、嫌われたくないという気持ちは大なり小なり持っているでしょう。

 

「変なことを言ったら嫌われちゃうかな」

「何を言ったらこの人は喜んでくれるかな」

 

そんな思いが頭の中をぐるぐると駆け巡った結果が、「黙り込んでしまう」という状態に。

 

もっと冷静に考えてみてください。

 

あなたが「黙り込んでしまっている状態」の方がよっぽど相手は気にしませんか?

 

確かに空気を読んで黙っておく必要があるケースも稀にありますが、基本的に人と人は言葉を通してコミュニケーションを深めて行くものです。

 

話さないで嫌われるより、嫌われても良いくらいの気持ちで自分から口火を切ってみたら良いのではないでしょうか。

 

体験に裏付けされる話題提供力と語彙力

そして、大事なポイントをもう1つ。

 

言葉が出てこない人にありがちなのは、意志を持って何かを体験したり、目標を持って何かに取り組んだりしていないことで、「自分なりの確固たる信念」がほとんど無いという可能性もあります。

 

人が感情を込めて語れる言葉は、常に自分の体験に裏付けされたものであって、空想の世界だけを熱く語れる人は少ないはずです。

 

同時に、いつも他の誰かが引っ張ってくれていた状態にかまけて、自分から「◯◯したい!」と発信したことが少ないのではないでしょうか。

 

話題を提供できる力が欲しいなら、話題を提供できるだけの体験をしましょう。

 

その体験を熱く語れる語彙が欲しいなら、熱く語れるだけの語彙を得るために本を読みましょう。

 

どちらもしないのに、「自分は人見知りだから話せないんだ、、、」なんてただの甘えと言われても仕方ないと思います。

 

結局、単なる超受け身のコミュニケーション

突き詰めると、大人の人見知りは「超受け身のコミュニケーション」なのです。

 

初対面同士で緊張しているのは相手も同じです。

 

それを「相手から話してくれれば、、、」「何を話したら良いのかわからない、、、」なんて言い訳ばかり口にするのは自ら思考停止状態にスイッチを入れているに過ぎません。

 

相手から動いてもらおうとするその思考こそ、あなたが自分を人見知りと呼んでいる正体なのだとしたら、僕から言える処方箋(アドバイス)は次の通りです。

 

【話したいのに話せない人への処方箋(アドバイス)】

・相手の持ち物、服装、趣味、特技に興味関心を持ってその話題に触れてみる

・「これを言ったら相手は気にしちゃうかな」なんて考えるせいで無言のままの方が、相手は気にするよ

・恥を捨て、自分の話を感情を込めて話してみよう

・待つな、自ら行け

 

本当の意味で大人になりたいのであれば、この人見知りという言い訳を捨てて、自ら積極的に体験し、書を読み、話しかけ、笑い合うことです。

 

 

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