“もしかしたら紙を超えたかも…”ー書き味最高のINTOUS CTH480/S2を買って、下手ながらも試しにガリガリ描いてみたー

“もしかしたら紙を超えたかも…”

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Macbook Proを購入する際に検討していた「イラストを描きたい」という欲求がついに爆発して、ここのところ残業続きで溜まりに溜まったストレス発散を兼ねて、とうとうペンタブを購入しました。

 

「CTH480/S2」というペンタブを購入

今回購入したのはINTOUS CTH480/S2というWACOMのペンタブ。

 

SサイズとMサイズの2タイプあり、価格差はおよそ5000円ほどでした。

購入の決断に至るまでにかなり悩みました。

 

調べてみたところ、概ね使用するパソコンの液晶サイズが15インチ以下であれば、Sサイズがちょうど良いとのこと

13インチのMacbook Proで使うことを想定してSサイズの購入に踏み切りました。

(参考:Macbook購入に関する記事

 

到着したパッケージを開けると、全体的にシルバー調のスタイリッシュなデザインのペンタブが現れました。

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参考までに、ミニダンボー2人に協力してもらって、INTOUSの大きさをわかりやすく計ってみてもらうことにしました。

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縦の幅は、ほぼミニダンボー2体分の大きさでした。

 

昔のBombooシリーズと大きさは変わりませんが、見た目がかっこいいのとMacbookのシルバーカラーとぴったり噛み合うのが内心嬉しかったりしています。

 

「CTHシリーズ」と「CTLシリーズ」の違い

このCTH480と似たシリーズとして、CTL480というシリーズもあり、正直なところ違いがわからない、、、

 

ということで、調べてみたらどうやら次のような違いがあることが判明。

 

CTHシリーズ:ペン以外にも指でのタッチに反応。消しゴム機能あり。

CTLシリーズ:ペンでのタッチにしか反応しない。消しゴム機能なし。

※上記以外の大きな違いは特段見当たらない模様。

 

(参考:NAVERまとめ「1万円程で買えるワコムのペンタブ Intuos CTH-480まとめ」

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なお、実際に購入してから指先でのタッチ機能を試してみた結果、Macbookではトラックパッドの操作がそのまま可能だということに驚きました。

 

これが意外と便利で、ペンでガリガリイラストを描いている時に、パソコンの操作をしたくなった時に、いちいちMacbookのトラックパッドに手を持っていくこともなく、そのまま操作できるのが大きな利点です。

 

ただ、集中してイラストを描いている時に、はずみでタッチ機能とペン入力が同時に反応して思わぬ動作が発生してしまうこともあります。

そこは少しだけマイナス印象でした。

 

筆圧感知機能、マルチタッチ・ジェスチャー機能、ワイヤレス機能(別売りオプション必須)と他にも多彩な機能もあってかゆいところに手が届くような設計になっています。

 

今回は、予算の関係で別売りのワイヤレスキットは購入しなかったが、コードが若干煩わしいので、今後購入するかも。

結局購入しました。

 

 「Firealpaca」ガリガリと描いてみる

WindowsではSAIを使ってイラストを描いたことがありますが、Macbookでは使えるフリーソフトにどのようなものがあるのかすら知りません。

調べてみた結果、SAIに似た機能を持つ「FireAlpaca」を見つけ、早速インストールしてみました。

profile_picture_by_firealpaca-d4fomq2(公式サイト「Mac、Windows 両対応フリー ペイントツール FireAlpaca[ ファイア アルパカ」)

ちなみにFireAlpacaの画面はこちら。

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各種ブラシやレイヤー機能などイラストを描くには十分なくらいのボリューム。

 

もちろん、よりハイレベルなイラスト制作を考えている方はPhotoshopやIllustratorがベストでしょう。

Macユーザーなら、買い切りで同じAdoveのPhotoshopやIllustratorに近い機能を持ったこちらのアプリが便利です。

Affinity Designer
カテゴリ: グラフィック&デザイン
現在の価格: ¥6,000
 
Affinity Photo
カテゴリ: 写真
現在の価格: ¥6,000

 

初心者やとりあえず試しに始めてみたいという方はFireAlpacaで必要十分かもしれません。

なんてったって、無料ですから。

 

FireAlpacaのインストールが済んだら、パーツごとにレイヤーをガンガン重ねて、 薄い色で全体像をイメージしながら描いていきます。

スクリーンショット 2015-02-08 10.37.34これだけでもなんとくなくイラストっぽい雰囲気になるので、描く作業自体も楽しく、何よりもINTOUSの書き味が素晴らしいです。

 

表面が少しざらついていて、紙の上をなぞっているかのようにイラストを描くことができ、反応速度も体感的には違和感を感じません。

 

特にFireAlpacaにカラーパレットとブラシ種類が、今の僕にとっては必要十分なほど盛り込まれていますので、コピック36本セットを買うのと同じくらいの金額でそれ以上の画材道具が手に入ったと思えばとても納得のいく買い物です。

 

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ちなみに、Sサイズの場合でも、大体Macbook Pro 13インチの奥行きと同じくらいの大きさがあります。

 

作業机のスペースが狭い人はなおさらSサイズくらいがちょうどいいでしょう。

 

ただ、やはりコード部分が野暮ったいというか見た目に美しくないのが残念。

 

 

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1件の返信

  1. 2017年7月31日

    […] 前回、購入したペンタブ(INTOUS CTH480/S2)とMacbookで使えるイラスト制作用のフリーソフトFireAlpacaを使って下書きからペン入れ、着色まで一通り実践してみました(参考:INTOUS CTH480/S2を買ってみた話)。 […]