FireAlpacaで描いてみたよーチュッパチャップス大好き過ぎて思わず上に乗っちゃった少年ー
“わははー!!でっけぇチュッパチャップスだぁぁぁ!!!”
どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
前回、購入したペンタブ(INTOUS CTH480/S2)とMacbookで使えるイラスト制作用のフリーソフトFireAlpacaを使って下書きからペン入れ、着色まで一通り実践してみました(参考:INTOUS CTH480/S2を買ってみた話)。
ざっくりと「ペンタブでイラストを仕上げるって大体こんな感じ」という流れをご紹介します。
前回の記事では、ペンタブの大きさや外観とFireAlpacaで簡単に下書きをしてみました。
今回は何点かイラストを描いてみて少し描くイメージが掴めたので、これからペンタブを使ってイラストを描きたい人に向けて僕の制作行程をまとめておきます。
鉛筆でグリグリと下書きをしていく
まずはレイヤーをいくつか新規に作成して、鉛筆機能を使ってパーツごとにレイヤーと色を分けてグリグリを描いていきます。
下書きなので細かい部分は一切気にせず、全体像をイメージして一気に描いてしまった方がいいです。
僕の場合はおおまかに顔パーツを髪型・表情(目鼻口)・輪郭それぞれのレイヤーにわけて描いていますが、慣れたらある程度は同一のレイヤーに描いても大丈夫です。
最終的にレイヤーを合成することができるため、細かくわけるのも一気に描ききるのも好きなほうで問題ありません。
今回は、「チュッパチャップスが大好きすぎて思わず上に乗ってはしゃぐ少年」を描きたいと思ったので、元気な少年と巨大なチュッパチャップスをざっくりと描いてみました。
ペンに持ち替えて、下書きをなぞっていく
ブラシを鉛筆からペンに変えて、イラストの画風によって太さや線の色を決めていきます。
決まったら新しいレイヤーを作成し、下書きの上から主線をなぞるように描き始めます。
今回のイラストでは、上の手ぶれ補正を10に設定しています。
曲線や直線をきれいに描きたい時には手振れ補正を最大の19に変えて、できる限りきれいな主線を描くように調整しました。
ペンの太さは概ね10前後にすると、少し線が太めでポップなイラストになる印象。
もう少しスタイリッシュに描きたい場合はペンの太さを5前後にするといいかもしれません。
顔から胴体まで同じように描き続けていきます。
途中で、体のパーツの整合性がとれない部分や服とポーズの位置ズレなど細かい部分を修正しながら描いていたため、線画だけでかなり時間がかかってしまいました。
ここで、下書きから主線をほぼ拾うことができたので、事前にフォルダにまとめておいた下書きを非表示にして、続いて背景を仕上げていきます。
主線が描けたら着色をしていく
線画が終わった段階。
ちなみに、パーツによって線の太さは多少変えています。
ペンタブを買う前は線画だけで満足していましたが、ここからがペンタブとイラストソフトの真骨頂。
着色がとても簡単で、豊富な点。
バケツツールで全体を塗りつぶし→新しいレイヤーをクリッピングしてエアブラシや水彩で奥行きを出すという流れで着色をしてみました。
もっと奥行きの出せる奇麗な塗り方があるのだが、まだまだ僕自身が練習不足なのを痛感しています。
こちらも同じようにパーツごとにレイヤーを分けて着色していきます。
メインのカラーをバシバシ決めて、着色を進めていき、全体のバランスが崩れていないか確認。
カラーは何度でも修正できるため、気に入った色が決まるまでバケツツールでどんどん塗り替えてみてもいいでしょう。
やはり着色していくと線画だけでは表現できないキャラクターの動きや雰囲気がより鮮明になりますね。
キャラクターの着色が完了したら、同じように背景にも色を塗っていきます。
遅筆過ぎて、背景に手を出す頃にはちょっと疲れてしまっていたので、バケツツール+エアブラシでふんわりとした雰囲気にとどめておいたのは内緒の話。
完成版はこちら
下書きを外した線画の主線とカラーすべてのレイヤーをオンと完成版のイラストが表示されます。
本当に細かい部分に目を向ければまだまだ修正する箇所もあります。
が、とりあえず「楽しんでグリグリとイラストを描いて、着色まで仕上げる」という感じを掴んでもらえると嬉しいです。
イラストのテイストは、個人差があって、アニメ調・漫画調・劇画調など様々な描き方がありますが、何よりも「自分が楽しく描いていられる」ようなイラストを描ければ良いのだと思います。
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[…] 前回描いた「チュッパチャップス大好き少年」がなんとなく印象に残っていたので、飴を武器にして戦ったらきっとこんな感じかなあ…というイメージで描いてみました。 […]