【パズドラ】3.11に発表された新モンスター『創書の白幻魔・イルム』の数値が震災を煽っていると物議を醸し大炎上-越えちゃいけないラインってどこからだっけ?-
“越えちゃいけないラインは見極めようよ”
どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
2011年3月11日14時46分。
突然発生した東日本大震災により、震源地である東北地方を始め、関東地方を含む多くの地域に被害がもたらされました。
あれから、4年もの月日が流れ、震災の傷跡にも負けずに復興に向けて頑張る人たち。
一方、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社が配信するスマホアプリゲーム『パズル&ドラゴンズ(通称:パズドラ)』では、とても不謹慎なステータス数値の新モンスターが発表され、物議を醸しました。
『創書の白幻魔・イルム』
HP:3275
攻撃:1759
回復:311
普段なら、ただの「新しく発表されたちょっと強いモンスター」で済むでしょう。
発表された日が東日本大震災が発生した日と同じ3.11であることで、ある数値との一致が容易に推測されてしまったのです。
HPの3275は、東日本大震災の際に石巻市で亡くなられた人の数である『3275人』とピッタリ一致。
また、攻撃の1759は、東京電力が福島第1原子力発電所事故の賠償資金として原子力損害賠償支援機構から受けた追加交付の『1759億円』とも完全に一致。
そして、回復の311は言わずもがな、東日本大震災の発生した『3月11日』と同じ数字です。
【ソース】
これらの数字が東日本大震災に関連する数字と一致するだけで、その真意はどのようなものかは推測の域を出ません。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社が韓国の企業であること、そして韓国が親日ではないということから、復興を願う意図が込められているとは想像し難いのも事実です。
なお、一昨年および昨年においても同日に発表された新モンスターが地獄の長である『サタン降臨』、そして地震の神『ガイア降臨』・津波を連想させる『クラーケン究極化』と、まるで芋づる方式に出るわ出るわ。
わざわざ3.11に狙って発表しなくてもいいようなモンスター達を、あえて3.11に発表するのにはきっと相応の意味が込められているのだろうが、それはきっと前向きな意味ではないでしょう。
『ゲーム』という括りを越えてまで、東日本大震災に関する数値や地震・津波・災害の隠喩である新モンスターの発表を行うのは、被災地の方や関連する全ての人の気持ちを考えると、正直に言って好ましいことではないように思います。
超えて良いラインと、超えてはいけないラインはきちんと見極めた上での行動をしないと多くの人から疑義が生じることを忘れないようにして欲しいところです。