【どうぶつの森】ちょっと前だけど未だに根強い人気「とびだせ どうぶつの森」をプレイし始めたーたきぬに化かされ、借金地獄の村長と珍妙な森の生物たちー
“まったりゆったり過ごせるスローライフ”
2012年に発売されてから未だに根強い人気を誇る3DSソフト「とびだせ どうぶつの森」。興味はあったのに、中々プレイする時間がなかったので悶々としていたのだけど、雨が降り続く最近になって外に出かける代わりにまったりゆったりスローライフを楽しめるゲームと聞いて早速買ってきた。
なないろ村のたいよう村長誕生
村の名前を「なないろ」、村長の名前を「たいよう」にしてプレイ開始。駅に着くと同時に“新しい村長が来た!”と得体の知れない動物たちに囃し立てられ、村長に仕立て上げられる。見てほしい、このご尊顔である。これが借金地獄への入り口であることを彼はまだ知らなかった。
たぬきに化かされ、お金を無心される
村長となれば、当然村に拠点を構える必要がある。そこで、たぬきハウジングのオーナーであるたぬきちからマイホーム建設の提案をされ、甘い誘惑に流され承諾する。村長割引など一切なく、頭金の支払い、そして多額のローンの支払いを要求されるようになる。
たいよう村長、おうちのローンを支払い終える
完成したおうち(約6畳1Rキッチンバストイレなし)のローン39800ベルを支払い終える。この多額のローンを支払うために、毎日せっせと木を揺らしてはもぎ取ったフルーツを売り、虫あみを振り回しては高額な虫を売り、村の地面を掘り起こしては化石を売る。1ベルでも多く金策を続けて、ようやっとこさ払い終わったおうちのローン。ドヤ顔でたぬきちに報告しにいった。
「増築、したいでしょ?」たぬきち悪魔の囁き
ドヤ顔でたいよう村長を化かしたたぬきちにローンの支払いを終えたことを報告しに行くと、奇妙なほどの笑顔と丁寧な言葉使いで出迎えてくれたたぬきち。なんだ、こいつ思ったよりイイヤツなのだろうか。そう思ったのが運のツキ。次にヤツが口を開いた時に出た言葉が、、、
“村長、家、狭くないですか?”
うん、正直とても狭い。今時6畳1間でキッチンバストイレなしとか少々辛い。
そう考えていると、またしてもたぬきちが口を開いた。
“増築、できまっせ?”
こうして無限の住宅ローン地獄が始まるのである。増築してはローンを支払い、増築してはローンを支払い、延々と続く借金地獄である。そうか、村に足を踏み入れた時の村人の喜びようはこれが目的だったのかと今になって気付かされた。
かぶきち、イイこと言う
村人に声をかけて、村長としての信頼を高めていくことが大切。そう聞いて、早速色んな住民の家を訪問しては声をかける。そんな中、かぶきちという猫っぽい珍妙な生物がとてもイイことを言っていた。
“新しい チャレンジ!
新しい 出会い!
オレ達には シゲキが必要だぜぃ!”
うん、仰る通り。シゲキって色んな人と出会ったり、新しいことにチャレンジする中で得られるのだと思う。だけど、かぶきちの顔、シゲキ強すぎて村長怖い。顔が怖い。
サプライズの誕生日パーティが開かれる
たぬきちによる借金地獄に苦しみながらも何とか日々を過ごしていると、誕生日にサプライズの誕生日パーティを村の住民たちが開いてくれた。トキオ、モンこ、ためこの3人からの祝福。うん、たぬきちはいない。やはり金にならない慈善事業には興味がないということだろう。わかってはいたが、ちょっとだけ寂しい気もする。
南の島で高額の虫だけを狙ってお金を荒稼ぎ
こうして突如始まった借金ライフは、イメージしていたスローライフとはどこか違ったものとなってしまったが、のんびりと楽しめている。主にあのたぬきが一番の強敵だが、しずえという犬の秘書も公共事業や条例の制定と言っては高額の費用をふっかけてくる。しかも、その費用は村長のポケットマネーからでも構わないと言う。いやいや、給料ももらってないのに、ポケットマネーて…そういう理由から、夜な夜な南の島を訪れては、高額のカブトムシやクワガタだけを狙って金策をする日々を過ごしている。