【断捨離実践】僕が実際にがっつり捨てたモノを紹介しますー「いつか使うかもしれない」は、大抵「一生使わない」で終わるみたいー
“断捨離しなくちゃ”
気づくともモノで溢れかえるお家の中。「片付けなくちゃ」とは思っていても、なかなか重い腰があがりません。とはいえ、いずれは片付けないと部屋の中はあっと言う間にモノの住処に変わっていきます。
先日僕も胃を決して、再び断捨離を実践して、たくさんのモノを捨てました。1日かけて捨てたモノの量としては、45Lのゴミ袋6袋分ほどとなりました。
断捨離をする時は、未だに胸が苦しくなる時もありますが、「いままでありがとう」という思いでばっさりと捨てるようにしています。
今回は、実際に捨てて困らなかったモノをまとめて紹介したいと思います。
使わなくなったガジェット及び付属品類
・10年前のコンパクトデジタルカメラ
・機種変更をして押入れに眠っていた携帯電話
・使い道のない電池類
・捨てるガジェット付属していた大量のケーブル類
・パソコンにインストールするためのドライバCD
そもそも、使わなくなったガジェット類はずっと持っていたところで「今後、日の目をみること」はまずあり得ません。例えば、10年前に発売されたSONYのサイバーショット(400万画素)も、今やiPhone6(800万画素)に置き換えられています。その上、当然ながら機種変更した後の携帯電話は、使い道どころかまともに電源を入れることすらありませんでした。電池類も、「捨てるのはなんとなく勿体無い」と脳裏を過ったり、ケーブル類もドライバCD類も「いずれ、何かに使えるかも」と考えがちです。
ですが、これらは全て「スペースを圧迫するただのゴミ」に過ぎないことに気づきました。何せ、新居に引っ越してから約2年以上触ったことすらないのですから。
化粧箱全般
・パソコンの箱
・デジカメの箱
・Apple製品の箱
・その他の家電全般の箱
電子機器類なんかに特に多い「化粧箱」。「捨てたら売る時に値下がりしちゃうかもしれない」なんて考えてしまうことありますよね。少なくとも僕自身がそうでした。
デジカメ、iPhone、iPad mini、MacBook、トースター、ジューサー、ゲーム類の化粧箱を後生大事に保管していて、「いつ売ることになっても大丈夫」という状態に満足感を得ていたのだと思います。
しかし、ここ数年で一度も「売る時」はやってきたことはありませんでした。
そうなると、この「化粧箱」は押入れや部屋のスペースを圧迫するだけの不要なモノにしか見えなくなります。いらないモノはさっさと捨てて、部屋や押入れのスペースを有効活用しましょう。
そもそも、購入したモノは使われ、その役目を果たすところまでが重要なのであって、「いずれ売るかもしれない時のため」に邪魔な「化粧箱」を残しながら恐る恐る使うのもなんだか寂しい気がします。
「いつか売る時」というのはほぼ確実にやってきません。化粧箱は、安心して捨てましょう。
漫画・雑誌・週刊誌・読み終わった書籍類
・途中で集めるのをやめたコミック
・毎週定期的に購入している雑誌や週刊誌
・読み終わった書籍
読まなくなった漫画・雑誌・週刊誌・読み終わった書籍などもスペースを圧迫するモノの代表格です。
特に週刊誌などの雑誌は、毎週・毎月定期的に部屋の中を来訪しては、好き勝手な場所に散り散りになっていきます。ただ、これも冷静に考えたら、読み終わった漫画・雑誌・週刊誌を繰り返し読むようなことはないことに気づくことができます。大抵の場合、一度読んだら二度目を開くことは滅多にないはずです。
二度目を開きたくなるほどの漫画・雑誌・週刊誌・読み終わった書籍は、厳選した上で手元にほんの’数冊残すことはアリですが、反対に一度読んだらさっさと捨ててしまいましょう。本当に好きな漫画であれば、コミック化した時に買い直すこともできますし、そもそもKindleで購入して、電子データで残すことも可能です。
雑誌や週刊誌などのお気に入りの記事があるなら、手持ちのスマホで写真を撮り、Evertenoなどのクラウドフォルダに保存しておけば、気軽にそれを閲覧することもできますので、保存スペースが厳しい方は積極的に電子化を進めてほしいと思います。
お土産でもらった小物・キーホルダー類
・ご当地系キーホルダー
・ペナント
・ぬいぐるみ
・手ぬぐい、タオル
友達や家族が旅行から帰ってきた時にくれる小物・キーホルダー類。パッケージから開けることもなく、押入れや引き出しの奥にしまって早数年。自分が欲しくて買った物ではないものの、わざわざ買ってくれた友達や家族に申し訳なくて、なんとなく捨てることが難しいモノですよね。
しかも、その一つ一つは大抵大きくないため、テーブルの上や出窓あたりにちょこんと置いておくこともできてしまいます。ただ、それが10個、20個、30個と増えていけばどうなるか想像するのも嫌になりますね。
お土産の目的は、「あげた人がもらった人の“その場の反応を楽しむモノ”」であって、永遠に保存しておいてほしいと願って渡しているわけではないと考えるようにすると、捨てる時に心が痛むことも無くなります。
お土産は、受け取った瞬間に大いに喜び、旅の話を聞き、その瞬間を互いに楽しむことができれば、そのモノ自体の役割はほとんど終えているのです。
その瞬間がかけがえのない思い出になっていれば、それだけで十分価値を提供してくれたのだと考え、思い切って捨ててしまいましょう。また新しいお土産話を聞くために、常に新しいお土産や話を聞ける場所と心のスペースを確保したよっぽど有用だと言えます。
まだ着れる服類
・数年前に買った綺麗な服
・穴の空いた靴下
・ゴムがヨレヨレになった下着
・流行り物の服
まだ着れる服は、断捨離を実践する上で一番厄介であり、一番容易であるという表裏一体の性格を持ち合わせています。
“買った時、高かったからそのうち着たい”
“太って着れなくなったけど、いつか痩せたら着るつもり”
“いい服だから、せめて誰かにあげたい”
“デートの時によく着ていた勝負服だから捨てれない”
などなど、捨てないための言い訳を考えようとすると山ほど湧き上がってきます。ですが、それらはすべて幻想です。その「いつか」は絶対にやってきませんし、「その服を欲しい」と言ってくる誰かもやっては来ません。それに、服に思い出は宿ってなどいません。
その服を保存しておくことで得られるのは、一時の所有欲と無駄にしている部屋のスペースでしかないのです。
例えその服を買った時の値段がいくらであろうとも、着なくなったのであれば、その服の役目はすでに終わっているということなのです。欲しいと思ったのは、自分自身なのですから、他に「その服、欲しい」と言ってくれる人を探そうとするのも時間と労力の無駄です。そして、仮にその服に思い出が宿っているというのであれば、手元のスマホで写真を撮ってから、ゴミ袋に放り込みましょう。
まとめ
モノを捨てる作業を進めていくと、どれだけ多くのモノを所有していたのか、同時にどれだけ多くのモノを活用せずスペースを無駄にしていたのかということが見えてきます。床一面に広がる「まだ使えそうなモノ」のほとんどは、「結局一生使うことのないモノ」であることが多いです。
モノに思い出が詰まっていると感じて中々捨てる決断ができない場合は、服を捨てる時と同じように「写真に撮ってから捨てる」を実践してみると、不思議なことに案外あっさりと手放すことができたりします。
「モノを捨てる」ということは、今まで使っていたモノ・所有していたモノにきちんと向き合い、それらが役目を果たしたのかどうかを見極める大切な行為なのだと実感しました。
モノが多くて片付かないと悩んでいる方は、「まず捨てる」を念頭に、断捨離を実践してみてもいいかもしれません。