時間は有限で、情熱は日に日に衰えるということを忘れがちだったー“忙しくしてる自分”を言い訳にするのは止める時期かもしれないねー
“忙しいから、やりたいことができない!!”
このエントリに辿り着いたあなたは、自分のやりたかったことができないまま、周りの言うように、周りの思うように何気なく人生を歩いて、気づいたら今の状況になっていたのではないだろうか。
つい、口から漏れる【言い訳】といえば
「やりたいことはあったけど、家庭環境が悪くて挑戦できなかった」
「夢はあったけど、今は仕事が忙しくてとても手が回らない」
「飽き性だから、せっかく色んなことを始めてみても、すぐに挫折しちゃう」
「先に失敗することを考えてしまって、失敗するくらいならやらないほうがいいって思うから現状で満足」
「自分がやりたいことよりも、人がやりたいことを優先する方が気楽」
他にも様々な理由をつけて挑戦することを先送りにしたり、諦めたりしがちだ。「いつか時間ができたら」とか、「退職したら」とか、すごく漠然としていて、すごく後の目標を定めて、自分の本心を包み隠す。本音では、「このままではいけない」と考えているにも関わらず、仕事や学校、家族関係の雑務で忙殺され、それを言い訳にするのは良いことなのか今一度考えよう。
羨望は何も生まず、答えは誰も教えてくれない
方や、テレビや本で成功者の体験談を聞いては「そんなのは運が良かっただけだろう」なんて揶揄しながら自分とは違うどこか別の世界の話として一蹴してしまう。
だけど、成功するには行動を起こさなければいけないし、夢を実現するにはきっかけを掴まなければいけない。もちろん、失敗するのが怖かったり、どういう風に行動すれば正解かを教えてくれる人もいない。
小学校、中学校、高等学校までの学校教育では、「答え」を教えてくれる人がいて、「正解を選ぶこと」が【正解】であった。でも、大学に進み、社会に出ると世界は一変する。求められる「答え」は誰も教えてくれることが無くなり、「何が正解か」なんて誰にもわからない。それでも生きるためには一歩ずつ前に進むしかない。
進む道を模索する中で、迷いが生じた時に判断の基準となるものこそが、「自分自身の本心」なのではないだろうか。
行動が伴わなければ、結果はついてこない
僕自身も、学生時代は「何かしなくちゃいけない」なんて考えながらも、「何をしていいかわからない」という典型的なこのタイプに陥っていた。周りに流されて大学に進み、周りに流されて就職し、周りに流されて仕事を続けている。けれども、心の中の見えないどこかでずっと引っかかるものを感じている。
「このまま何も考えずに与えられた仕事だけをこなしていけば生きていくのは楽かもしれないなあ」なんて考えながらも、「無意味に積み重ねていく毎日」に嫌気がさすこともある。
そうした時、必要なのは「一歩を踏み出す勇気」と「周りの目を気にしない心」なんだと思う。たまに、【年に本を100冊読む人は、年収1000万】なんていうわかりやすい表現が多用されるのを見かけることがあるけれど、行動を起こさなければ1円も稼げない。行動によって起こる反応が必ずしも良いことばかりではない時もある。一歩を踏み出すのは怖くて、後戻りができないことも多くても、続けることで必ず応援してくれる人は現れる。それまでの間、じっくりと腰を据えて続けることができるかどうかが最も重要な点になる。
「忙しい」という一見正論な間違い
【忙しいからやりたいことができない】は一見正論ではあるが、忙しいながらにも、工夫をして時間を作ることはできる。本当にできない理由は、「一日、また一日と自分のやりたいことに対する情熱を失っているから」だ。
本気で行動を起こしたいと考えるのであれば、ここで改めて、時間は有限で、人生は短くて、うじうじしている間に他の人が先に行動を開始し、結果を出しつつあるということを認識する必要がある。
時間も、人も、情熱すらも待ってはくれない。
やりたいことがあるのなら、今、この時、この瞬間から動き始めないと結果はついてこないし、更には辛い時にも諦めないで継続することを心がけるようにしよう。