Affinity Photo for iPadを買ったので試してみた結果、、、
“ついに、iPad ProでAffinity Photoが使えるようになったよ!!”
どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
かなり長い間待ち望んでいた「Affinity Photo」のiPad版がリリースされました。
公式サイトを見ると、こちらのアプリはiPad ProとApple Pencilを用いて使用することを想定しているようですが、iPad Air 2、iPad 2017以降、iPad Pro9.7・10.5・12.9に対応していると謳われていました。
今まで自宅のMacbook Proで行っていた一眼レフカメラのRAWデータをiPad Proだけで本格的な写真編集ができるようになったのはとても大きな進歩だと感じました。
基本的にタッチ操作を中心にUI設計されていますので、直感的に写真データを編集することができます。
アプリ紹介
Affinity Photo for iPadを立ち上げると、写真編集の新規作成を行うか、各種チュートリアルを閲覧することができます。
新規作成ボタンを押した際に、どこから編集元のデータを引っ張るか選択することができます。
通常のPNG形式やJPEG形式だけでなく、僕が愛用している一眼レフカメラ「Canon EOS 8000D」で生成可能な拡張子CS2のRAWデータも読み込むことができました。
Affinity Photo for iPadにRAWデータを読み込む方法を色々と思案した結果、iCloud Driveにフォルダを作って、CS2ファイルを保存しておくことで、「クラウドから読み込む」を使ってRAW現像を行うことができることに気づきました。
iCloud Driveの中に「編集用RAW」というフォルダを作って、先日足を運んだ多摩動物公園で撮った写真を、iPad Proを使ってRAW現像してみました。
拡張子CR2の写真データを選択すると、Affinity Photo for iPadで読み込みが開始されます。
上の画面は、RAWデータを選択して編集する際の画面。
右下にあるはてなボタンを押すと、各ボタンの機能が一覧で表示されて便利です。
Mac版のAffinity PhotoとUIは似ていますので、すでに使ったことがある人はそれほど困ることはないでしょう。
なお、現像ボタンは画面の一番下にあります。
RAWデータを一通りいじって、現像した後の画面。
現像後は一般的なJPEG画像等を選択した場合の編集画面に切り替わります。
今回はオーバーレイグラデーションツールを使って写真の右上を明るく、左下を暗くするように調整しました。
こうして並べて見ると、Affinity Photo for iPadを使ったRAW現像と一眼レフカメラからのJPEG撮って出しの違いが一目瞭然です。
画質を劣化することなく、見た通りの色味や印象的な部分を強調させること等ができる素晴らしいアプリです。
今後、Affinity Designer for iPadもリリースされたら、通勤時間中のLINEスタンプ制作も捗りそうな予感がします。