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映画「ドラえもんのび太の新・日本誕生」を観てきたから感想をまとめてみたよー今作は大人も子供も楽しめる素敵な内容でしたー | たいようのライフログ

映画「ドラえもんのび太の新・日本誕生」を観てきたから感想をまとめてみたよー今作は大人も子供も楽しめる素敵な内容でしたー

“ドラえもん映画史上、名作中の名作がリメイクされて帰ってきた!”

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3月5日(土)より、「ドラえもんのび太の日本誕生」のリメイク版「ドラえもんのび太の新・日本誕生」が全国で公開開始されました。今回はお休みのタイミングとぴったり重なっていましたので、公開初日に観てくることができました。そこで、早速今回の映画の感想をまとめてみたいと思います。

 

【公式トレーラー】

 

【チェック】

幅広い世代に親しまれている『ドラえもん』シリーズ36作目。1989年に公開された人気作『ドラえもん のび太の日本誕生』をリメイクした。それぞれの理由で家出することにしたのび太やドラえもんたちが、7万年前の日本を舞台に大冒険を繰り広げる。監督・脚本は、『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』を手掛けた八鍬新之介が務め、往年の名作を新たに生まれ変わらせた。

 

【ストーリー】

学校や家で怒られる日常にうんざりしたのび太は家出を決意するが、誰かの所有地ではない土地はどこにもないことを知る。一方ドラえもん、しずか、ジャイアン、スネ夫も思うところがあり家出を決心したものの、行くあてもなく途方に暮れていた。それならばと太古の日本へ行こうと思い立った彼らは……。

 

シネマトゥデイ 映画「ドラえもんのび太の新・日本誕生」

 

【評価】★★★★★(星5つ)

 

原作映画「ドラえもんのび太の日本誕生」の公開年は1989年。それから27年もの歳月を経て、ついにリメイク版として製作されました。元からドラえもんファンの中でも評価の高い作品として根強い人気があった本作をリメイクするという話を聞いてから、《一体どんな感じに仕上がるのだろう》と不安と期待が入り混じりながら公開を待っていましたが、見事に良い意味で予想を裏切る傑作に仕上がっていました。

 

現代のアニメ技術と原作ドラえもんの魅力を見事に融合

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現代のアニメ技術は、一見するだけで、数十年前のものとは明らかにレベルが異なることがわかります。昔ながらのアニメは、平面的な表現が中心の人形劇のような印象です。その分、重厚なストーリーでアニメファンを魅了していたのですが、最近のアニメは様々なアングルや動作の緩急、人間の動作をアニメキャラに反映させられる技術などがふんだんに盛り込まれていて、キャラクターの動き等「見ているだけでも楽しい」と感じることができるようになりました。

昔ながらのドラえもんは、ストーリーに深みがあって、アニメでも漫画でも映画でも、まさに藤子不二雄先生の言うSF(少し不思議)な世界を体験することができていたように思います。

今作ではそういったSF(少し不思議)な世界の体験を素晴らしいアニメ技術によってより新しい表現で観ることができるようになった良い映画だったとはっきり言えそうです。

 

原作「ドラえもんのび太の日本誕生」との違い

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なお、リメイク版とはいえ、完全に原作と同じように製作されているわけではありませんでした。細かい違いを挙げればキリはないのですが、

・ツチダマが1体ではない

・タイムパトロールがのび太を助けに来ない

・ドラミちゃんが出てくる

 

大きな点で言えばこんなところでしょうか。物語の核心に関する大きな変更点ではないので、気にならないと言えば気になりませんが、原作を何度も何度もテープが擦り切れるほど見ていた僕のような年齢層の方には少しだけ違和感を覚えるかもしれません。

ツチダマが複数いることはそれほど気になるポイントではなかったのですが、タイムパトロールがマンモスに扮して雪山で倒れていたのび太を救うエピソードがカットになり、その代わりにドラミちゃんがキーマンとなって事件解決の糸口を紡ぐ役目になっていました。

 

 子どもは笑い、大人は涙する

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新ドラえもんは、大人目線だと少しギャグが寒いというか、わざとらしさがやや前面に押し出されているような印象を受けてしまい、最近ではアニメ版のドラえもんを見る機会が減っていましたが、この映画のギャグはテンポも質もアニメ版の比にはならないほど完成度が高かったです。とはいえ、比較対象がアニメ版のドラえもんであることはご愛嬌ですが。

ですが、この映画を観ている子どもたちの表情には笑顔が溢れ、場内は笑い声や次の展開にハラハラドキドキしている様子が見て取れました。一方で、大人は途中のククルと両親の再開やラストの別れシーンになると、心が大きく揺さぶられるほどの感動を受けてしまいます。

子ども目線、大人目線、それぞれ違った見方ができるという意味でも、今回は公開初日に映画館へ観に行って本当に良かったと本気で言えるくらい楽しめたように思います。

 

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