許す技術(コツ)-怒らない人がこっそり実践している4つの秘密テクニック-

“まあ、いっか!”

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どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。

イライラすることがあった時に、それをすぐに表に出してしまい、周りの人に迷惑をかけたことはありませんか?

 

一方で、周りから「○○さんって本当に人当たり良くて頼りになるよね」なんて噂話を聞くと、自分ももう少し心を広く持ちたいなんてこともあります。

 

今回は、「小さいことでイライラしないようにするにはどうしたらよいか」について考えていきましょう。

 

 

そもそも、何故「怒ってしまう」のか

あなたが「怒ってしまう」のはどのような時ですか?

 

・お願いしてたことを忘れられていたとき

・約束した時間に相手が来なかったとき

・自分の大切な物が壊されてしまったとき

・自分の意見が相手から批判されたとき

 

いずれも「自分が想定していなかった事態に直面したとき」に怒りの感情がわき上がるケースが多いもの。

 

このように考えてみると、人は誰もが「自分の思い通りに物事を進めたい」という欲求があるのでしょう。

 

しかし、多くの場合、自分の思い通りに物事が進むことは滅多にありません。

 

その際に自分の感情を怒りで満たさないようするにはどうしたらいいと思いますか?

 

「許す技術(コツ)」

僕は、本当の意味で人間性が現れるのは、問題に直面した時にどのような行動をとるのかだと信じています。

 

どんなに気に入らないことがあっても、笑って許せる人に対しては非常にその懐の深さに感動します。

 

そこで、つい怒ってしまいそうになった時に、相手を「許す技術(コツ)」をまとめてみました。

 

「過度に期待しない」

「きっとこうしてくれるだろう」

「お願いしたこと以上に準備できているだろう」

「俺の言うことに同意してくれるだろう」

 

自分の考えの通り、更に言えば“自分の考え以上に”物事は滞りなく進むものと始めから期待してはいけません。

 

人にお願いした時は、楽観的な結果よりも、むしろ「万が一の事態」を事前に想定しておくのです。

 

こちらが一方的に期待していたパフォーマンスに削ぐわない場合に、頭ごなしに叱ったり怒ったりすると、その相手よりも結果的にあなた自身が周りから“残念な人”というレッテルを貼られてしまう可能性があることを忘れないようにしましょう。

 

「まあ、いっか」と口に出して言う

どんなにイライラしていたとしても、騙されたと思って

 

“まあ、いっか”

 

と口に出してみてください。

 

「そんなんで怒りが収まるなら、苦労しないよ」と思う人もいるでしょう。

 

ただ、思った以上にこの単純な方法が効果を発揮するのです。

 

心の中のモヤモヤを一度口から出してみることで、胸の中で支えていた嫌な気持ちが嘘のように軽くなったりします。

 

実践するには費用も負担も一切かかりません。

 

ただ一言口から言葉をひねり出すだけなのです。

 

 「怒る」のは明日にする

“だから言う通りにしろって言っただろう!”

“こんな単純なミスをするなんて、いつになったら一人前になるんだ!”

 

頭に血が上ってしまうと、つい口から出てくる罵詈雑言。

 

頭で考えるより先に、脊髄反射の如く口から飛び出す辛辣な言葉の数々。

 

家に帰って「ちょっとイイスギたかもしれない…」と後悔しても後の祭り。

 

それならいっそ、「怒るのを明日にすればいい」のです。

 

どんな風に注意を促すか、本人を目の前にしない状態で考えてみます。

 

こうすることで、カーッと頭に血が上っていた状態から、冷静な頭で思考を巡らす状態に戻すことができるようになるます。

 

人は頭ごなしに怒られるよりも、「なぜその行為が問題であったか」について「論理的」かつ「冷静」に説明された方が納得もし易いもの。

 

そうすることで、あなたは「怒る人」から「諭す人」に早変わりするでしょう。

 

「相手の視点」に立って言葉を選ぶ

忘れがちであるが、「怒る」という行為については基本的に「その対象」が存在することになります。

 

物に対して怒ってもむなしいだけだからか、人間が怒るのは多くの場合自分以外の人間に対してになりがちです。

 

そこで、1つお伺いします。

 

“あなたは怒られることが好きですか?”

 

ほとんどの人は“怒られるのは嫌いです”と答えるでしょう。

 

そう、ほとんどの人は「怒られる」のは「嫌い」なのだ。とても当たり前のことだが、とても大事な考え方なのです。

 

大人になるにつれて忘れていく「相手の立場になって考える」という視点。

 

自分がこれから相手に投げかける言葉を、もし自分が受け取ったらどのように感じるのかしっかりと考えてから言葉を紡ぐことができるようになれば、それこそが本当の意味での大人と言えるのではないでしょうか。

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